中国西部の重慶巫山県が紅葉の季節を迎え、観光フェスティバルが開幕
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【重慶(中国)2020年11月19日新華社=共同通信JBN】中国西部の重慶巫山県で一面の紅葉を楽しむ時期が再び到来した。第14回China Chongqing Yangtze River Three Gorges(Wushan)International Red Leaves Festival(中国重慶長江三峡(巫山)国際紅葉祭)が11月20日、開幕した。フェスティバルの期間中、重慶の巫山県は13の紅葉ツアールートを開設し、20を超えるインタラクティブな体験アクティビティーを実施する。
巫山にはハグマノキやカエデなど約200種の紅葉樹があり、総面積は120万畝(ムー)を超え、そのうち15万畝以上は所々に集中している。紅葉を楽しめる時期は最長3カ月で、11月初旬から翌年1月まで続く。巫山県宣伝部によると、巫山は中秋にはさまざまな色彩が交じり合い、晩秋には赤色が優勢となり、初冬には燃えるような赤色に染まる。
中国で紅葉を楽しめる景勝地の中でも、巫山は最も特徴的な特色、最大の生育面積、最多品種、最も美しい景観、最長の鑑賞サイクル、最高の鑑賞価値、景観の最高の組み合わせと最も柔軟性の高いツアー選択肢を備えている点でユニークである。
重慶は中国内陸部の南西にあり、長江の上流に位置する。中央および西部地域で唯一の直轄市である。巫山県は重慶市の東部に位置し、三峡貯水池地域の中心部にあり、巫峡(Wuxia Gorge)の向かい側にある。同県は重慶北東部の玄関口として知られている。
巫山は、春秋戦国時代には楚国の巫郡だった。約2297年前の秦および漢王朝期に巫県となった。長江は204万年前に竜骨坡(Longgupo)で「巫山人(Wushan people)」を生み、5000年前に大渓(Daxi)文明を生み出した。古くから、詩人たちはこの地に触発されずにはいられなかった。李白、杜甫、白居易、劉禹錫、陸游、王安石など多くの偉大な文人が巫山を訪れ、6000首を超える詩を残し、それらは現在も鑑賞されている。
見事な文明に加え、巫山は美しい景色、長い渓谷、深い谷でも有名である。三峡の長さは700マイルで、巫峡が最長である。巫峡は長江沿いの最も素晴らしい景観ギャラリーで、渓谷、紅葉、景観、雲、村落、古代遺跡を統合している。渓谷と河川の景観を特徴とする三峡がある。探検、レジャー、ラフティングの観光を特徴とする小三峡がある。神女峰(Goddess Peak)に代表される景勝地のクラスターがある。
秋と冬には、巫山は雲、川、山、紅葉が特徴的となり、高い渓谷の広大な湖と山々を覆う紅葉が互いの輝きを増す壮大な景観を見せる。森林は緑豊かで、紅葉が生い茂り、幾層もの雲が山々を流れる巫山は、さながら地上の桃源郷である。
詳細はhttp://cqws.gov.cn/ を参照。
ソース:Wushan County Publicity Department
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