「白山手取川流域 SDGs認定制度」を創設。

地域デザイン・ビジネス創出手法を学ぶ「地域デザイン・SDGs ビジネスセミナー」を開催

金沢工業大学

SDGsの最新情報を共有し、コロナ禍におけるビジネスコミュニティ創造へ

「白山手取川流域 SDGs認定制度」を創設。

地域デザイン・ビジネス創出手法を学ぶ「地域デザイン・SDGs ビジネスセミナー」を開催

 

この度、金沢工業大学は、SDGsに関する民間認定機関であるBeyond SDGs Japanと共同で、白山市による白山市SDGs未来都市計画の実現に向け、白山手取川流域におけるSDGsアクションを後押しする制度として、「白山手取川流域 SDGs認定制度」を創設します。また、地域の可能性を生かした地域デザイン・ビジネス創出手法を学びたい人を対象とした「地域デザイン・SDGsビジネスセミナー」を開催します。

 

金沢工業大学では、2018年の第1回「ジャパンSDGsアワード」SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞受賞後、SDGsのカリキュラムへの導入、各教育機関へのSDGs教育支援の提供などを行い、SDGs達成に向けた様々な組織との連携を加速させています。

*SDGsとは国連加盟193国が達成を目指す持続可能な開発目標のことです。

 

白山手取川流域 SDGs認定制度について

現在、様々な地域でSDGsに関する取り組みが進んでおり、特に取り組みが進んでいる長野県、沖縄県、岡山県真庭市等では、SDGsに関する認定制度の運用が始まっております。新型コロナウイルスが感染拡大する中で、こうした認定制度に参加する企業・団体のネットワークが事業や取り組みを継続していくために、またコロナ禍において新たに発生したニーズに対する新たな事業・活動の創造に有効な役割を果たしたことで、各地での認定制度がより一層注目されるようになりました。

 

内閣府地方創生推進事務局においても、地方創生SDGs金融調査・研究会にて、「地方公共団体のための地方創生SDGs登録・認証等制度ガイドライン2020年度 【第一版】(案)」の作成・提示をしており、今後ガイドラインを有効活用することで、様々な地域での認定制度設立が想定されます。地域によっては、今後の自治体による入札等の調達に関する加点要素とすることや、金融機関からの資金調達において優遇される等の動きにつながっていくことが想定されています。

 

こうした背景を踏まえ、白山市を中心とした白山手取川流域においても、SDGs認定制度を創設することとなりました。本制度は、SDGsに関して表面的な知識だけではなく、本質的な理解をしたうえで活動していきたい人たちの背中を押すとともに、ネットワーク化を図るための制度です。人間が勝手に決めた区域ではなく、白山手取川流域圏という自然によって定められた地域に注目し、その地域を愛し、活性化のために貢献することで、結果として自らも発展し、豊かさを享受することができる人・企業を増やしていくことを目指します。この目的達成のために、SDGsの最前線の情報やネットワークへのアクセス、同志となる人や企業によって形成されたコミュニティへの参加機会を提供するとともに、実践する人・企業の活動を評価し、その証として認定を行うことで、活動の更なる発展を支援します。

 

認定は、SDGs先進企業経営者、アジアの女性社会起業家ネットワーク代表、元国連職員、SDGsビジネススクール代表、学識者が理事を務める民間非営利の認定組織Beyond SDGs Japanが行い、金沢工業大学は様々なパートナーとともに運営支援を担当します。

「白山手取川流域 SDGs認定制度」の枠組み

 

本制度は、4つのステップに分かれており、ステップ2以上の条件を満たした企業を含む団体・個人を認定していきます。この制度の創設にあたり、ステップ1のSDGsメンバーに向けたメールニュースと、「地域デザイン・SDGsビジネスセミナー」を合わせて立ち上げます。ステップ2のSDGs研修修了者認定は、本ビジネスセミナー全4回をすべて受講した方が申請をすることで、認定を受けることが出来ます。また、ステップ1のSDGsメンバーには本ビジネスセミナーを一度でも受講されると自動的に参加することとなります。詳細はビジネスセミナー内で紹介していきますので、是非興味・関心のある方は申し込みください。

 

地域デザイン・SDGsビジネスセミナーについて

地域デザイン・SDGsビジネスセミナーは、地域の可能性を生かした地域デザイン・ビジネス創出手法を学びたい人を対象とするセミナーです。新型コロナウイルス感染拡大によって、私たちの暮らし方や空間、人々のニーズが大きく変わっています。そして、欧州を中心に、with/after コロナに向けて、SDGs を重視した生活やそれを支えるビジネスにヒト・モノ・カネといった資源が集まる動きが加速しています。

 

地域デザイン・SDGsビジネスセミナーでは、新たな時代に必要な持続可能な地域づくりを学ぶとともに、そこから生じる持続可能な生活や新たな消費者のニーズ、地域の可能性を生かしたSDGsビジネスについて学びます。 地域デザインについては、ハーバード大学大学院デザインスクールや東京大学大学院等の知見を活かした手法を学ぶとともに、生活・ビジネスの基盤となる持続可能な地域の在り方について、日本の地方はもちろんのこと、世界の変化を踏まえたディスカッションを行うために、シンガポール、カナダ、オランダ、日本の最前線で活躍する若手デザイナーをゲストに招きます。 大きく変化しつつある世界の動向に目を向けることで、今後地域で起こりうる変化を先読みし、新たなビジネスチャンスに気付くことができるオンラインセミナーです。地域デザインに参画することで、変化によって生じるビジネスチャンスを真っ先に掴むために、是非ご参加ください。

 

【開催概要】

 

第1回 12月14日(月) 19:00~20:30 SDGsビジネスと地域デザイン

講師:平本督太郎(金沢工業大学)、三島由樹(株式会社フォルク)

 

第2回 12月22日(火) 19:00~21:00 環境に配慮した地域デザイン

講師:遠藤賢也(シンガポール国立大学)

 

第3回 1月8日(金) 19:00~21:00 地域を知るためのリサーチとデザイン

講師:吉田葵(AOI Landscape Design)

 

第4回 1月29日(金) 19:00~21:00 地域コミュニティとデザイン

講師:河野明日香(Public Work)

 

参加費: 無料

 

実施形態: オンライン(アドレス等の詳細は申込者に連絡いたします)

 

対象者: 白山市に住む方々のみならず、白山手取川流域に今後関わりたい人、SDGsに関心のある方等など、どなたでもご参加いただけます。なお、SDGs研修修了者認定を希望する方は全4回の参加が必要ですが、認定問わず1回からでも参加は可能です。

 

申し込み方法等の詳細は、添付のチラシをご覧ください。

 

金沢工業大学では、今後もSDGs教育推進大学として、教育・地域経営・ビジネスの3つを重点領域としハブ機能を高めていくことで、日本中・世界中にSDGs教育を広め、SDGsの達成に貢献していきます。

 

SDGsの達成に向けた金沢工業大学の取り組み

その他、金沢工業大学のSDGsに関する取り組みについては、SDGs推進センターのウェブサイトをご覧ください。

 

金沢工業大 SDGs推進センター ウェブサイト:

http://www.kanazawa-it.ac.jp/SDGs/

 

SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連に加盟する世界193か国が合意した17の目標、169のターゲットのことです。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、様々なステークホルダーのパートナーシップが必要となります。

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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