書家・海老原露巌、「書と茶の湯」共鳴のInstagramライブ 12月6日配信、茶道会館とコラボで

書家と茶人が文化つなぐ、「ビヨンド・コロナ」の時代精神を表現

海老原露巌

Press Release

2020年11月26日

海老原露巌事務所

 

書家・海老原露巌、茶道会館とコラボで12月6日配信 「書と茶の湯」共鳴のInstagramライブ 書家と茶人が文化つなぐ、「ビヨンド・コロナ」の時代精神を表現

 

(茶道会館の茶室にかかる海老原露巌の乾隆帝墨による書「牛」=左=と、海老原露巌の近影)

 

 書家・海老原露巌の個人事務所である海老原露巌事務所(神奈川県大磯町)は26日、裏千家茶道教授である茶人・北見宗幸氏との公開コラボレーションイベントを2020年12月6日にSNS「インスタグラム(Instagram)」を通じて配信することを決定したのでお知らせいたします。

 

 茶道会館(東京都新宿区高田馬場3-39-17)の茶室を舞台に繰り広げるライブ配信イベントは「ビヨンド・コロナ(コロナ禍を越えて)」をテーマに、世界各地で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症で「大変だった令和2年(2020年)を乗り越えて、負けずに上を向いて進んでいこう」という時代の精神を、書家と茶人の目線から表現しようとする画期的な試みとなります。

 

◼️茶席」に流れる精神を、海老原露巌がその場で「書」にして表現

 茶の湯と書は切り離せない関係にあります。茶室の床の間にかける掛け軸「茶掛」には書や東洋の絵が使われますが、茶の湯をもてなす亭主にとって、また招かれる客にとっても、茶席でみんなの心をひとつにするために必要とされ、もてなしの心を端的にあらわすものとして大切に考えられてきました。それゆえ、茶の湯で使う道具の中でも最も重要で格式の高いものとされています。

 

 茶の湯では、その茶掛に書かれた文字を中心にして茶席の場をつくり上げていくのが通常です。今回の書家・茶人のコラボイベントでは茶席の亭主である北見宗幸氏が構成した、茶席の中に流れる“精神”を、書家・海老原露巌が汲みとって茶席の開かれた場で茶掛用の「書」として言葉にしていくという全く新しい試みを披露します。コロナがもたらした大きな変化が画した「新しい時代」を、茶の湯という日本が古くから積み重ねてきた伝統文化で構築し直すことを目指した新しい挑戦です。

 

◼️2つのInstagramアカウントでライブ配信

 ライブ配信は12月6日午後2時から約30分間に渡り、写真・動画のSNS「インスタグラム(Instagram)」内にある海老原露巌のアカウント(@rogenebihara)のほか、茶道会館のアカウント (@sadoukaikan)の2アカウントを通じて実施します。

 

 海老原露巌のアカウントからは書を描く姿を、茶道会館のアカウントからはお点前の姿をそれぞれライブ配信し、そこでしたためた書を床の間の茶掛としてしつらえ、北見宗幸氏が点てた茶に対して海老原露巌が「礼」をするまでを2つのアカウントからご覧いただけます。

 

 どなたでも無料でライブ配信を視聴できますので、ぜひご参加ください。

 

 

書家・海老原露巌について

(海老原露巌・近影=撮影:ベンジャミン・リー)

 書家。墨アーティスト。1961年栃木県生まれ。4歳より書を学び。10代で書道団体に入るが、後に独自の道を歩むことを決意。国内では各地で個展を開くほか、映画、舞台作品、TV番組、書籍などの題字制作も多数手がける。

 海外活動では、2011年(平成23年)に中国蘇州・張家港市の招待による鑑真和上記念式典に出席して現地で書パフォーマンスを披露。同年に西安市大興善寺で書文化交流を行い、作品を収蔵。西安大宗皇帝綾の昭陵でも昭陵博物館館長と共に書会を行うなど、中国の書家らとも交流が深い。

 2012年度(平成24年度)に文化庁の文化交流使。作品はヴァティカン市国ローマ法王庁やカナダのケベック州立文明美術館、在フランス日本大使館などにも収蔵されるなど国際的な評価も高い。

 古墨の蒐集家・愛好家でもあり、中国の清朝第六代皇帝時代の「乾隆帝墨」や日本の古墨を利用して最もふさわしい色を探し出す墨アーティストとして多くの作品を生み出す。

 

茶道会館と北見宗幸氏について

 茶道会館は1950年(昭和25年)に美術建築家の北見米造(北見宗国)の手により、「戦後の荒廃のなかで心の落ち着きを見出すため、茶道を広く普及しよう」という思いから建立された。

(東京都新宿区高田馬場3丁目にある茶道会館)

 約2千坪の敷地にある建物は裏千家第14代淡々斎宗匠の指導を仰いだ数寄屋造りで、大広間、小間、立礼席など、それぞれ違った20もの茶席が一棟のなかに総合的に作られた平屋建てとなっている。緑も多く、都会の喧騒から離れて静かな空間はおちついた時間を楽しむことができる。

 茶道教室は月3回実施。月曜日から木曜日に開催され、振り替えは自由。洋服でも受講でき、先生と生徒1対1で教われる。弟子は300人ほどで、年齢は6歳〜90歳と幅広い。

 

海老原露巌とコラボレーションする茶人・北見宗幸氏のコメント

「海老原露巌先生と私は茶道や書道だけでなく芸術や生活を含めた文化全般でつながっています。日本文化という『道』を絶やさずにつなげていくという思いを込めて、今回の試みに共鳴しました」

 北見 宗幸(きたみ・そうこう) 一般社団法人茶道文化振興会理事長。裏千家茶道教授。企業・学校などでも講師を務め、やわらかな感性をもつ茶人として、テレビやCMでも幅広く活躍中。著書に『北見宗幸DVD茶道教室』『北見宗幸DVD茶道教室―濃茶』『茶道ハンドブック』など。雑誌『和楽』(小学館)、『淡交』(淡交社)などにも連載を持つ。

 

 

海老原露巌の最近の活動について

 

和歌山県観光課のキャンペーンポスターの題字を揮毫

 和歌山県の観光キャンペーン「蘇りの地、わかやま」のポスターで使われた「和」の書を揮毫。関西地区では2020年11月下旬まで、JRの数カ所の駅で掲載中。関東地区でも今後の展開を予定。

(和歌山県観光課「蘇りの地、わかやま」観光キャンペーンポスター)

 

◆日本芸術文化戦略機構(JACSO)設立記念公演で書パフォーマンスを披露

(乾隆帝墨で「寿」を書く海老原露巌=左=と、大書した「大道」を前に能を披露する辰巳満次郎氏)

 一般社団法人・日本芸術文化戦略機構(略称:JACSO)が2020年10月6日に「宝生能楽堂」(東京都文京区本郷)で開催した設立記念公演で、書パフォーマンスを実施しました。乾隆帝墨を用いた「寿」や、大書作品として「大道」を書き、完成した大書の前ではシテ方宝生流の能楽師で重要無形文化財総合指定保持者の辰巳満次郎氏(JACSO理事長)が舞を披露しました。

 

以上

 

 

[海老原露巌に関するお問い合わせ]

海老原露巌事務所(神奈川県中郡大磯町大磯1263―301)

担当:海老原 路子(えびはら・みちこ)

メール:michiko@hiks.jp

携帯電話:080-4179-9615

 

 

[このプレスリリースに関するお問合せ先]

エル・ステュディオインターナショナル(PR会社)

担当:さかより のりこ

メール:l_studio_international@yahoo.co.jp

携 帯:090-8110-9564

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

茶道会館の茶室にかかる海老原露巌の乾隆帝墨による書「牛」

海老原露巌の近影

海老原露巌・近影(撮影:ベンジャミン・リー)

茶道会館(東京都新宿区高田馬場3丁目)

茶人・北見宗幸氏の近影

和歌山県観光課「蘇りの地、わかやま」観光キャンペーンポスター

乾隆帝墨で「寿」を書く海老原露巌

海老原露巌の大書「大道」の前で舞うに能楽師・辰巳満次郎氏

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  • 名称 有限会社海老原露巌事務所
  • 所在地 神奈川県
  • 業種 芸術・エンタテイメント
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