バーチャルリアリティーを使ったリハビリゲーム

リハビリにゲーム要素を取り入れ、リハビリそのものを楽しく行おうという取り組みです

WindyLab

リハビリは飽きや苦痛を伴うものですが、リハビリにゲーム要素を取り入れ、楽しみながらリハビリを行うことで、機能回復を図ることを目的とします。

特に、コロナ禍の中、快復にはリハビリは必要不可欠ですが、感染防止の観点から、患者に接触しないでリハビリが行えないか要望されています。また、リハビリ患者が増えるペースに比べ、セラピストは不足していてその隔たりを埋めるゲーム機器が要望されています。さらに、リハビリゲームは患者に応じて個々にプログラムを提供することができ、データは保存出来るのでリハビリの進捗状況に応じて柔軟な対応が可能となります。ゲームにこのような仕組みが求められています。

VRゴールキーパーは、ゴールキーパーが素手でボールを止めて、止めた数を競います。ボールを正確に認識して、止めることで、動体視力の素早い反応の向上につながり、動かした手の位置の分布から有効視野の範囲がわかります。その結果、視覚を鍛え、転倒を防止し、バランス能力等の身体機能を高めます。

ゲームに必要なのはゴーグルのみで、簡単に準備でき、座って行うので転倒などの危険がなく安全に使用できます。また、コントローラーを使わないハンドトラッキング操作のVRのシステムです。セラピストがいなくても自宅で家族と自主練習もできます。ゴーグル内の様子は、スマホで見ることができるので、離れた場所でも状況確認ができます。

 価格は、ゴーグル1台、50,000円(この中にゲームソフトを入れます。送料別)、月500円/1台で使用できます。老人保健施設、通所系デイケア、デイサービス等リハビリに重点を置いている施設や健康に年を取りたいという世代への「VRフィットネス」への提供も考えています。

 VRゴールキーパーは、公益財団法人テクノエイド協会福祉用具に登録されました(TAISコード 02004-000001)

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