Medical Microinstrumentsが医療業界のベテランMark Toland氏をCEOに任命

MMI SpA

AsiaNet 87571 (0105)

 

 

【カルチ(イタリア)2021年1月12日PR Newswire=共同通信JBN】

*Toland氏は、Andrew Cleeland氏(MMIの取締役会長)と共にロボット支援顕微鏡手術分野を開拓

 

顕微鏡手術を受ける患者の臨床転帰の改善を専門とするロボットメーカーMedical Microinstruments(MMI)SpA(https://www.mmimicro.com/ )は12日、Mark Toland氏を最高経営責任者(CEO)に採用したと発表した。同氏は、医療機器業界で25年以上の経験を持ち、直近では、シーメンスヘルスケア(Siemens Healthineers)が2019年に11億ドルで買収した血管ロボットメーカーCorindusの社長兼CEOを務めた。MMIのSymani Surgical System(R)が2019年にCEマークを取得、2020年に初のヒトに対する使用事例が成功裏に完了したのを受け、Toland氏は同社の戦略的方向を開発段階から広範な商業化へと転換していく。

 

Toland氏は「治療パラダイムを手作業主導モデルからロボット技術、データ統合、AIを活用して患者転帰を改善するモデルに進化させようという大きなニーズが医療全体にある。Symani Surgical Systemは、非常に複雑な治療で患者転帰に大きな影響を与える可能性のある顕微鏡手術にかつてないレベルの精度を提供する。当社がその潜在力に気付く力になり、MMIの才気にあふれ、伸び盛りの面々と協力していけるのは楽しみだ」と語った。

 

Symani Surgical Systemはイタリアのフィレンツェで初めてヒトの外科手術4例に使用され、成功裏に完了した。症例は、腫瘍治療後の咽頭再建1例と外傷後の下肢の複雑な再建3例で、世界最小の手先手術機器NanoWrist(R)の手振れ軽減とモーションスケーリング(7-20倍)の複合メリットを実証した。同システムは、人間の手の届かない場所に7つの自由度と器用さを提供、米国と欧州で年間計100万を超える治療が行われている遊離皮弁再建、再移植、先天性奇形、末梢神経修復、リンパ手術の質を向上させる。

 

MMIのAndrew Cleeland取締役会長は「医療機器業界、特にロボット分野でのToland氏の豊富な経験は、MMIの持続的成長と顕微鏡手術に対する影響に極めて重要な役割を果たすだろう。われわれは、非常に複雑な治療の再現性を向上させ、新たな治療を可能にする最先端技術で世界中の外科医を支えていけると期待している」と語った。

 

Toland氏は2016年にCorindusに入社、冠状動脈、末梢神経、脳内血管の症例向けの唯一の認可システムで、同社を血管ロボティクスの業界リーダーに変えた。Toland氏のリーダーシップの下、同社は世界初の遠隔操作による心臓手術や、5G技術を利用した大陸間前臨床試験など、自動化とテレロボティクスの先端機能をつくり上げた。11億ドルでのシーメンスヘルスケアのCorindus買収は、2019年で5番目に大きな医療技術の買収だった。Corindus入社前の同氏は、Boston Scientificの上級副社長として同社のグローバルソリューション事業を構築、約40億ドルの収益を上げた米国の商業チームの心臓血管事業のあらゆる側面を主導した。

 

▽MMIについて

Medical Microinstruments S.p.A.(MMI)は、外科医が顕微鏡手術でより良い成果を出せるようにするロボットシステムの開発を通じて外科手術のパフォーマンス向上を図るべく、イタリアのピサ近郊で2015年に設立された。Symani Surgical Systemは、世界最小の手先マイクロ機器や手振れ軽減、モーションスケーリング技術など、独自のイノベーションを組み込んでいる。こうした強力な機能の組み合わせが、より多くの外科医が超微小外科領域を拡大しつつ、顕微鏡手術を成功させることを可能にしている。

 

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1308712/MMI_SpA_Logo.jpg

 

www.matternow.com

 

ソース:MMI SpA

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中