中国陝西省黄陵県で黄帝を祭る儀式を挙行

Shaanxi's Provincial Government

 

4日、中華民族の伝説の始祖である黄帝を祭る儀式で歌う子供たちと青年たち。

 

AsiaNet 88854 (0715)

 

【黄陵(中国)2021年4月6日新華社=共同通信JBN】中国の清明節の4日、中華民族の伝説的な始祖である黄帝を祭る盛大な儀式が陝西省黄陵県の黄帝陵で行われた。この拝礼の儀式は台湾でも同時に行われ、双方で生中継された。

 

中国国務院台湾事務弁公室、国務院僑務弁公室、帰国華僑連合会、陝西省政府が共同で開催した毎年恒例の行事には、黄帝が埋葬されたと信じられている黄陵に多数の訪問者が詰め掛けた。

 

Ju He(沮水河)沿いの橋山にある黄帝陵では、この公的な崇拝の儀式に参加する全ての関係部門の代表者が粛々と列を作った。儀仗兵の誘導で、行列は軒轅橋とLongwei Road(竜尾道)に沿って進み、ゆっくりと軒轅廟に入場し、Sacrificial Square(祭祀広場)の指定区域内で定位置に就いた。祭祀広場では中華民族の団結を象徴する56の竜旗が風にはためき、荘厳な雰囲気を醸し出した。

 

儀式は、民俗芸術パフォーマンスや植樹活動など黄帝と古代中国文化に関連する9つの連続するプログラムで構成された。今年のテーマは「Accumulating the power of the Chinese nation, and embarking on a new journey of national revitalization(中華民族の力を結集し、国家活性化の新たな旅に乗り出す)」だった。

 

趙一徳・陝西省長が朗誦した祭文では、第13次5ヵ年計画(2016-2020年)の完了、すべての点で適度に繁栄する社会の構築への前進などの歴史的功績が強調された。

 

軒轅氏としても知られる黄帝は、炎帝と共に中華民族の始祖として広く認められている。その後すべての中華民族は「炎黄子孫」(黄帝と炎帝の子孫)を自称してきた。

 

炎帝と蚩尤(しゆう)を討った黄帝は民族の長となった。約4600年前の黄帝の治世中には農作物生産、養蚕、漢字、医学などの大躍進がみられ、中華文明の発展促進に貢献した。

 

方光華・陝西省副省長は、黄帝に関する伝統文化を掘り下げることは現代の価値観をも伴い、中華民族が自国文化に対する誇りを高める助けとなり、民族精神を前進させると述べた。

 

ソース:Shaanxi's Provincial Government

 

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