九州大学によりホリウチH-フコイダン・L-フコイダンによる癌細胞の増殖抑制効果を確認

FCC堀内



九州大学によりホリウチH-フコイダン・L-フコイダンによる癌細胞の増殖抑制効果を確認

 

2021年5月7日

株式会社FCC堀内

 

株式会社FCC(エフ・シーシー)堀内(代表取締役;堀内芳弘、所在地:福岡県久留米市)は、九州大学(農学研究院 環境農学部門 サスティナブル資源科学講座 清水邦義准教授)との共同研究により、同社が製造するホリウチ *H-フコイダン)、及びホリウチ *L-フコイダンを用いた、癌細胞増殖抑制効果について評価試験を実施した。

*H-フコイダンは高分子フコイダン、L-フコイダンは低分子化フコイダン



それぞれのフコイダンが、正常細胞と癌細胞の増殖に対し、どのような作用を及ぼすかを評価する為に、正常細胞は、ヒト正常大腸細胞 (CCD841)を用い、癌細胞については、ヒト結腸がん細胞 (CaCo-2)、ヒト乳腺がん細胞 (MCF-7)及びヒト胃がん細胞(MKN45)を用いて細胞増殖抑制に関する評価試験を実施した。



その結果、H-フコイダン、L-フコイダン共にヒト正常大腸細胞(CCD841)に対しては、活性・増殖を促進したのに対し(下グラフ①参照)、ヒト結腸がん癌細胞 (CaCo-2)とヒト乳腺がん 細胞(MCF-7)に対してはそれぞれ増殖抑制することを確認した(下グラフ②・③参照)。

 

CCD841 (ヒト大腸正常細胞)





 

                             【グラフ①】資料提供;九州大学

 

CaCo-2 (ヒト結腸がん細胞)

                           【グラフ②】資料提供;九州大学



MCF-7 (ヒト乳腺がん細胞)

                                                                                                           【グラフ③】資料提供;九州大学

 

これにより、H-フコイダン及びL-フコイダンは、正常細胞は賦活化し、癌細胞については、選択的に増殖を抑える抗癌活性が期待できると示唆され、非常に興味深い結果となった。

 

 

また、ヒト胃がん細胞(MKN45)に対し、培養細胞の播種とサンプル添加を同時に実施したところ、癌細胞の接着を抑制することが確認された。通常、癌細胞は転移する際、新たな場所に接着することで増殖するが、今回のデータから、癌細胞が転移して接着するのを防ぐ可能性が示唆された(下グラフ④参照)。



 

                             【グラフ④】資料提供;九州大学

 

                          

 

【メディア問合せ先】

株式会社FCC堀内 担当;諸藤英臣

メールアドレス:hide4779@yahoo.co.jp

電話番号:0942-44-0667

 

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