Algoluxが視界不良状況での強力な知覚でメルセデス・ベンツ主導のAI-SEEプロジェクトに選ばれる

Talkwalker

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【モントリオール2021年7月21日PR Newswire=共同通信JBN】

*3年間のプロジェクトは世界的なコンソーシアムを結成して量販車両のレベル4自動運転の実現に取り組む

 

世界で高い評価を受けるコンピュータービジョン・ソフトウエア企業のAlgoluxは、視界不良の条件で安全運転を確保することを目指すメルセデス・ベンツ(Mercedes Benz AG)が率いるAI-SEEプロジェクトへの参加企業に選ばれた。世界で最も革新的なAIスタートアップから成る2021 CB Insights AI 100 Listに指名され、2021 Tech.AD Europe AwardsでMost Outstanding Autonomous Vehicle Technology Innovationの受賞者に選ばれたAlgoluxは、今後3年間かけてOEMおよびサプライヤーレベルで20の世界クラスのパートナーと協力し、量販車両向けのレベル4自動運転を実現する。プロジェクトの目的は、視界不良の状況で車両の視界を向上させる人工知能によって支援を受ける新しい強力なセンサーシステムを開発することである。

 

全ての道路利用者の安全が実証されなければ、自動運転の構想は実現不可能である。自動運転車両は、道路利用者が常に信頼できる形で運転できて初めて市場導入が可能となる。これには、雪、豪雨、霧などのあらゆる気象・照度条件でも安全な移動を保証できる諸条件に適応可能な自動運転システムが不可欠である。多感覚応用のデータ統合アプローチを用いて取得したセンサーデータは、悪天候を知覚する必要性に合わせた高度なAIアルゴリズムによって統合され、シミュレートされる。この最新のセンシングシステムとHD(高解像度)ダイナミックマップは、24時間、365日のモードで悪天候の状況下でもローカリゼーション能力を可能にする。

 

AI-SEEプロジェクトがこの目標に合致することを支援するため、AlgoluxはディープラーニングAIアルゴリズム、個別のセンサータイプのデータ統合、長距離ステレオセンシング、レーダー信号処理などの分野における技術および領域専門の知見を提供する。高度運転システムの極めて重要な目標は、困難な天候状況での全ての道路利用者による正確な知覚である。既存のセンシングシステムは、重複情報の不足のために統合が機能できないケースで失敗する。例えば、1つの測定(雪でのLiDARの後方散乱が1例)で誤ったセンサー測定は他の測定(インテンシティーカメラ)では間違わない可能性がある。この問題を克服し、同時に好条件でのリダンダンシーを提供するため、Algoluxはシステムのコントロールセンターないしは「頭脳」を務めるスマート統合アプローチに依存しており、いかなる照度、天候状況でも使用可能な、より強力な知覚プラットフォームを実現する。

 

メルセデス・ベンツのコンソーシアムリードであるWerner Ritter博士は「Algoluxは、基盤となるハードウエアを当社のアプリケーションから切り離すために必要なエンドツーエンドのディープニューラルネットワークを熟知している世界でも数少ない1つである。これは、Algoluxのネットワークを悪天候でも確固たる知覚のために用いる深い知見と相まって、AI-SEEでの当社のアプリケーションドメインを直接サポートする」と語った。

 

AlgoluxのMatthias Schulze副社長(欧州・アジア担当)は「Algoluxが世界をリードするADASおよびAV専門家パートナーのグループの一員としてAI-SEEコンソーシアムに選ばれたことを誇りに思う。われわれは協力して低照度で悪天候の条件における知覚という安全性にとって不可欠な問題を解決し、将来のレベル4量販車両を実現できることを楽しみにしている」と語った。

 

このプロジェクトのイノベーションは、2030年までにレベル4オートメーションの市場導入を実現することで、欧州における競争力を大幅に強化するだけでなく、時間と開発コストも削減する。

 

このため、AI-SEEは、自動運転車両の世界競争におけるゲームチェンジャーとなり、最初に市場進出して安全な自動運転の道を開く可能性がある。

 

このプロジェクトは、EUREKA承認のPENTA EURIPIDES(2) ラベルの下でNational Research Council of Canada Industrial Research Assistance Program(NRC IRAP)、Austrian Research Promotion Agency(FFG)、Business Finland、ドイツ教育・研究省(BMBF)が共同出資する。

 

▽Algoluxについて

Algoluxは世界で高い評価を受けるコンピュータービジョン企業であり、あらゆる条件下における業界最強かつスケーラブルな知覚を提供し、クラウドベースのツールとAIソフトウエアを通じて既存カメラおよび新規デザインの両方に対応する。

 

世界で最も革新的な人工知能スタートアップの2021 CB Insights AI 100 Listに指名された同社は、ディープラーニング、コンピュータービジョン、コンピュテーショナルイメージングのインターセクションでの画期的な研究に基づいて創設された。同社のコンピュータービジョンおよびイメージ最適化ソリューションは、自動車ADAS(先進運転支援システム)、自動運転車両、フリート、自律移動ロボット、スマートシティー交通ビデオ分析のためのミッションクリティカルな安全性の問題に対処する。

 

Algoluxはモントリオールに本社を置き、パロアルト、ミュンヘンにオフィスを構えている。詳細はウェブサイトwww.algolux.com を参照。

 

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▽AI-SEEについて

AI-SEEは、PENTA EURIPIDES(2) から資金提供を受けたプロジェクトである。EURIPIDES(2) は、Smart Electronic Systems の分野における革新的で業界主導かつ前競争的な研究開発プロジェクト多数を推進するEUREKAクラスターの1つである。21の組織が人工知能(AI)によってサポートされる新しい強固なセンシングシステムを構築し、変わりやすい交通および天候条件での自動化された旅行の実現にコミットしてきた。

 

プロジェクト期間:2021年6月1日から36カ月間、総コストは2158万ユーロ。

 

国家機関(PENTA EURIPIDES(2))ラベル資金からの資金提供:966万ユーロ。

 

コーディネーター:メルセデス・ベンツ(Mercedes Benz AG)

 

▽問い合わせ先

Max Leblond

Marketing Manager

max.leblond@algolux.com

+1-514-589-3933

 

ソース:Talkwalker

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