BASFと三洋化成、ポリウレタン ディスパージョン(PUD)の協業に向けた 覚書に調印

三洋化成工業

2021年9月27日

BASF

三洋化成工業株式会社

■ 先進的なPUD創出のための共同開発と技術の活用

■ 新しいPUDソリューションを通じて、顧客のサステナビリティ目標の達成をサポート

■ 世界中のPUDユーザーへのアクセスを強化

 

BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)と三洋化成工業株式会社 (本社:京都府、以下三洋化成)は、PUD開発の戦略的協業に関する覚書に調印しました。両社は、サステナビリティへの貢献が高い革新的な製品を共同で開発・生産することを目指し ます。新たに開発された技術や製品は、両社のグローバル生産拠点を通じて、世界市場へアクセスできるようになります。

 

「PUD市場の需要は拡大しており、ユーザーは製品の性能向上を求めています。また、地域の規制を遵守し、企業の責任目標を達成するための持続可能なソリューションを 期待しています。この協業により、両社は新技術の市場投入時間を短縮し、水系塗料 システムへの転換に拍車がかがります」とBASFアジア太平洋地域担当レジン& 添加剤事業本部 バイスプレジデントのシルヴァン・ヒュグナードは述べています。

 

BASFジャパン 執行役員副社長の窪田浩三は、「日本では革新的なソリューションを開発し、それを海外市場に展開してきた長い歴史があります。水系塗料システムへの転換は世界的なトレンドです。今回の連携により、お客様はトップクラスのPUDに世界中で アクセスできるようになります」と述べています。

 

三洋化成の常務執行役員 事業企画本部長の原田正大は、「BASFのようなグローバル企業の市場アクセスや製造拠点を活用できることは、三洋化成のPUD事業にとって重要な節目となります」と述べています。

この覚書により、BASFと三洋化成の戦略的協業が実現し、共同開発が強化され、両社はPUDの生産ネットワークを活用することができます。この連携により、バリューチェーン全体で、カーボンフットプリントを低減しながら、柔軟性と信頼性をお客様に提供します。

 

 

BASF のディスパージョン&ピグメント事業本部について

BASF のディスパージョン&ピグメント事業本部は、高品質の幅広い顔料、樹脂、添加剤およびポリマーデ ィスパージョンの開発、生産、販売を世界各地で行っています。これらの材料は、コーティング、建設、接着 剤、印刷・包装、電子および紙を含む多くの産業のフォーミュレーションに使用されます。ディスパージョン &ピグメント事業本部は、包括的な製品ポートフォリオと業界に関する広範な知識を生かして、革新的か つ持続可能なソリューションをお客様に提供し、フォーミュレーションの促進に貢献しています。ディスパー ジョン&ピグメント事業本部のさらに詳しい情報は、http://www.dispersions-pigments.basf.com をご覧く ださい。

 

■BASFについて

BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の 3 つを同時に果たしています。また、全世界で110,000 人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2020 年の BASF の売上高は590 億ユーロでした。BASF 株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。BASF の詳しい情報は、http://www.basf.com をご覧ください。

 

■三洋化成について

三洋化成工業株式会社は、1949年に京都に創業した機能化学品の製造販売業者です。石鹸や繊維用薬剤を皮切りに、市場のニーズに合わせて製品のポートフォリオを多様化させてきました。現在では国内外で3000種類以上の製品を取り扱っています。当社の製品は、自動車から電子機器、化粧品や医療機器に至るまで、さまざまな業種で活躍しています。当社は、より安全で環境にやさしく、人々の生活と社会をよりよくする製品を開発し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。https://www.sanyo-chemical.co.jp/

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