渡り鳥の国際空港で湿地の力を実感-「湿地の力」のマイクロドキュメンタリーを開始

江蘇省人民政府新聞弁公室

 

江蘇の文化:湿地の力

 

AsiaNet 93763 (3246)

 

【南京2021年12月17日新華社=共同通信JBN】江蘇省人民政府新聞弁公室(Information Office of Jiangsu Provincial People's Government)と塩城市人民政府が制作するマイクロドキュメンタリーシリーズ「江蘇の文化(Jiangsu Culture)」の第5章である「湿地の力(The Power of Wetlands)」が始まった。今回のマイクロドキュメントは広大な干潟とタンチョウや野生のトナカイ(ピーター・ラビットのシカ)など「湿地の妖精」の生活に焦点を当て、塩城の自然と「中国のテンプレート」のユニークな美しさをレンズを通して紹介している。

 

中国の江蘇州の黄海沿岸には「渡り鳥の国際空港」がある、何10万羽もの冬の渡り鳥が毎年、この干潟に離着陸して、エネルギーを補給する。ここは、東アジアとオーストラリアの渡り鳥の渡りに重要なハブとして「バードウオッチャー」の天国になった。

 

中国の黄海・渤海湾沿いの渡り鳥保護区(フェーズI)は塩城に位置する。中国で初めて世界自然遺産に指定されたこの沿岸湿地は、毎冬に東アジアとオーストラリアの間を移動する20万-30万羽の渡り鳥にとって欠かせない羽休めの場になっている。広大な浜辺には毎日、海風と潮が交代で吹き付けたり、押し寄せたりする。582キロに及ぶ海岸線には他には見られない放射線状の砂の尾根群が形づくられ、この地域は国際的に重要な23種の鳥類の生息地となっており、国際自然保護連合(IUCN)レッドリストの絶滅危惧種1種、絶滅危惧種5種、危急種5種を含む17種の生存を支えている。これらの鳥のおかげで湿地は世界的な注目を集めるようになった。1種の「鳥の楽園」である湿地は、中国と世界自然遺産の間の最も緊密な関係の1つを代表し、2019年に世界遺産リスト登録が承認された。これは、中国で初めて、世界でも2番目の潮間帯の世界遺産であり、沿岸湿地型の世界遺産のギャップを埋めている。

 

塩城湿地・世界自然遺産保護センターのWu Qijian氏は、塩城黄海湿地は西大西洋で最大の沿岸湿地だと語った。塩城の世界遺産登録申請にはこれらの湿地をより良く保護する意図もあった。国際社会から学ぶべき貴重な教訓がある。

 

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ソース:Information Office of Jiangsu Provincial People's Government

 

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