創業から115年の老舗クリーニング店が仕掛ける『お洗濯サブスク』とは

ミッションは子育て、仕事、家事に追われる世帯を『お洗濯』で助けること。

2022/1/19 10:00

　株式会社不二ドライ（栃木県宇都宮市、代表取締役社長：岡崎善胤、以下フジドライ）は、家庭洗濯の家事負担を軽減し、社会生活を支援することを解決課題とした洗濯代行サービス【PONPON LAUNDRY】（以下ポンポンランドリー）のサービスを開始しました。（公式サイト：https://ponponlaundry.com/）フジドライは1907年創業のクリーニング店で、2022年を迎え創業から115年が経過しました。

<ポンポンランドリーロゴ>

　ポンポンランドリーはサブスク料金で「洗濯」「乾燥」「たたみ」を全てプロにおまかせできる家事代行サービスです。店舗に洗濯物を持ち込み、最短当日（現在2店舗限定：たいらや宝木店、桜通り松原店）で洗濯物が仕上がります。

現在、ポンポンランドリーの洗濯を3回体験できるお試しセットを、通常価格から76%OFFの1,980円で販売中です。

（お試しセット購入：https://ponponlaundry.com/selectonlinestore）

お試しセット専用バッグ(幅64cm 高さ46cm 底幅18cm)

お試しセットの洗濯量 1回分約5kg
（Tシャツ8枚、シャツ4枚、キャミソール/インナー4枚、綿パンツ2枚、スウェットパンツ2枚、バスタオル3枚、フェイスタオル3枚、下着数枚、靴下数足）

・ポンポンランドリーの開発の背景

　女性の社会進出という言葉が叫ばれるようになってから久しいですが、実際に社会的に女性が活躍する機会も順調に増えてきております。しかし、一方で、政府発表のデータ（※1）によると、家事の８割以上を女性が行う家庭が60%以上という状況です。女性の社会進出が進み、『仕事』も『家事』も『育児』も現状のまま女性に負荷がかかったまま進んでしまえば、ますます女性の置かれる生活環境は悪化してしまうと感じ、私たちはポンポンランドリーのサービス開発を開始しました。

　洗濯は洗濯機の自動化などにより認識しづらくなっていますが、まとまった時間が必要な家事です。「洗浄」、「乾燥」、「たたみ」それぞれの工程が自動化されておりますが、全てをボタン一つで簡単にできる家事には、まだなり得ていないのが現状です。

　フジドライで家庭洗濯時間の実験（待つ時間などは含まず）をしたところ、４人家族の洗濯工程１回で平均約43分、１ヶ月毎日洗濯することで約27時間もの時間を消費しています。身近なところで洗濯を任せられることを知ることで新たな時間的選択肢を提供することができ、我々の培ってきた技術/リソースで女性の社会進出に貢献することが可能です。

また、『お洗濯』を代行することで社会問題の緩和につながる場所は、社会の中に数多く存在しています。水面下でサービス開始をしている配送型のサービスの本格展開に合わせ、順次以下の課題への取り組みを開始する予定です。

・足腰の不自由な高齢者の洗濯サポート・見守りサポート

・ヤングケアラーの時間的課題解決

足腰の不自由な高齢者のイメージヤングケアラーのイメージ

これらの社会問題については、地域・行政との連携を図り取り組んでゆく予定です。

・ポンポンランドリーの洗濯代行について

　ポンポンランドリーは、サブスクリプション型の洗濯代行サービスです。日々の洗濯物量に合わせたバッグプランをご契約いただき、対象店舗へ洗濯物をポンと預けるだけで『洗濯』、『乾燥』、『たたみ』の作業を何回でもおまかせできるサービスとなります。

　おまかせできる洗濯物は『基本的にいつもご家庭で洗濯をしていたもの』としております。私服、パジャマ、タオル、下着などの日常衣類はもちろん、寝具類、インテリア用品など大きくて干すのが面倒なものでも専用バッグに入る大きさであればお預けいただけます。ただし、ジャケットやニットなど、クリーニングが必要なお品物や手洗いによる丁寧なケアが必要なものは別途クリーニングをご利用いただく場合があります。

　配送形態のサービスにつきましては、宇都宮市を中心とした店舗付近のエリアのみ試験展開中となり、週２回の集配で基本料金に加え、配送料といたしまして税込5000円をいただいております。