「無線データセンシングシステム」と「マルチゲートウェイ®」の 連携サービスを提供開始

神田通信機

 

 

神田通信機株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:神部 雅人、株式コード:1992)と株式会社ナカヨ(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長:谷本 佳己、株式コード:6715)は、2022年1月1日から「無線データセンシングシステム×マルチゲートウェイ」の連携サービスを提供開始しました。本サービスは、株式会社ナカヨが提供するIoTに必要なセンサー情報を遠隔から可視化する「無線データセンシングシステム」と神田通信機株式会社が提供するあらゆる設備と連動を可能とする「マルチゲートウェイ®」を組み合わせることにより、各種センサーで検知した内容をもとに、同時に複数設備の連動を可能にしたシステムです。

 

 一例として、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、世の中の在り方は大きく変化し、オフィスや飲食店、公共施設などの不特定多数の人が集まる場所においては、人が密集しないようにすること、定期的な換気を行うことが求められるようになりました。

 人手不足の中、部屋の換気作業や、それらが行われているかの確認作業を行う必要があり、こうした見えない負担を自動化することで工数を軽減し、IoT化を加速させ社会に貢献できるとの思いから、今回「無線データセンシングシステム×マルチゲートウェイ」の販売を行うことといたしました。

 

本システム概要

1.操作を自動化し、負担を減らす

 「無線データセンシングシステム×マルチゲートウェイ」では、これまで人が1ヶ所ずつ行っていた、空調の調整や換気といった作業を、管理者や担当者がその場にいなくても、室内のCO2濃度に基づき、自動で、最適なタイミングで操作を行うため、管理者や担当者の負担を軽減します。

 

2.快適な環境を作り出す

 「無線データセンシングシステム×マルチゲートウェイ」では、室内のCO2濃度調整のために換気を行った際の室温変化にも自動で対応することが出来ます。換気と同時に冷房/暖房の温度を調節し、室内の気温が極端に上下しないようコントロールすることが出来るため、快適な環境を自動で維持することが可能です。

3.省エネ・脱炭素社会への貢献

「無線データセンシングシステム×マルチゲートウェイ」では、自動で設備をコントロールするため、過剰な冷暖房や切り忘れを防ぐことが可能になり、さらに緩やかな温度調節を行うため、省エネ・CO2排出量削減に貢献します。

 

 

システムイメージ

構成図

 

運用イメージ

 

 

今後の展望

 「無線データセンシングシステム」は他にも水位、風量、漏液などの様々なセンサーを

活用したセンシングを可視化することが可能です。また、「マルチゲートウェイ®」も照明・空調・監視システム・セキュリティなど様々な設備と連動します。今後も「無線データセンシングシステム×マルチゲートウェイ」では、さらなるセンサー・設備連携を進め、様々な分野のIoT化、社会や環境への貢献を目指します。

 

 

無線データセンシングシステム

マルチゲートウェイ®

対応プロトコル

MQTT

MQTT

BACnet

Modbus

他、各種プロトコル

対応機器・設備

温度センサー

湿度センサー

風量センサー

電流センサー

漏液センサー

近接センサー

他、各種センサー

(アナログ出力1.5V、又は4-20mA)

照明設備

空調設備

電動ブラインド

サーマルカメラ

スマートロック

他、各種設備

※BACnet Module(インテリジェントビル用ネットワーク通信規格)

※Modbus Module(産業用電子機器を接続する規格)

※MQTT Module(TCP/IPネットワークで利用できる通信規格)

 

また本連携システムのイメージムービーをYouTubeにアップロードしております。

合わせてご覧いただけますようよろしくお願いいたします。

 

https://www.youtube.com/watch?v=SGQhuni7NPI

連絡先:

神田通信機株式会社 eビジネス推進部

電話:03-6758-7218(平日9:00~17:30)

Web:https://www.kandt.co.jp/contact/

 

株式会社ナカヨ IoT推進部

電話:03-6433-1544

Web:https://www.nyc.co.jp/otoiawase/index_otoiawase.html

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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