三省製薬 、2022年事業方針
「よりよい成分、よりよい化粧品4.1」のもと、 美容成分と化粧品づくりの価値をさらに磨いていきます。
三省製薬 2022年事業方針
コンセプト「よりよい成分、よりよい化粧品4.1」のもと、 美容成分と化粧品づくりの価値をさらに磨いていきます。
■ 当社の事業・ノウハウ・サービスの全ての販売品目化をさらに推進!
■ 新しい生活様式や社会環境の変化に対応した新ブランドを提案!
■ 時代・社会のニーズに対応する美容成分・化粧品開発を担う新たな社内体制の構築。
美容成分の開発・製造・販売と、オリジナル通販化粧品ブランド「デルメッド」を展開する三省(さんしょう)製薬株式会社(本社:福岡県大野城市 代表取締役社長:陣内宏行)では、「よりよい成分、よりよい化粧品4.1」というコンセプトのもと、2022年も美容成分と化粧品づくりの価値をさらに磨いていきます。
本年は以下の3つの取り組みを重点ポイントとして取り組んでいきます。
■化粧品づくりにかかわる当社の事業・ノウハウ・サービスの全ての販売品目化について、本年は営業体制も含め具体的な取り組みへとつなげていきます。
■ 新しい生活様式や社会環境の変化に対応した新ブランドを立ち上げます。
■ 時代・社会のニーズに、より対応する美容成分・化粧品開発を調査・検討する新たな社内体制を構築します。
事業別の方針は、下記の通りです。
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【 美容成分開発・商品開発 】
●当社の強みである研究開発機能をさらに磨く。
エコ、エシカル、サステナブル、ダイバーシティに配慮しながら、顧客の悩みに応える美容成分開発・商品開発を強化します。時代や社会のニーズを把握し、最前線の研究を調査し、どのような美容成分や化粧品を開発すべきか、検討を進める新たな社内体制を構築していきます。
特に美容成分では、シミ、シワ、育毛に効果のある成分について、効果と安全・安心の両立に向けたアプローチやメカニズム、成分の組み合わせや配合、処方などについて研究開発を進めていきます。
●昨年稼働開始した美容成分の新工場の効率的活用。
佐賀県鳥栖市に立地する佐賀工場の敷地内に完成した美容成分の新工場「佐賀工場B棟」が昨年より稼働しています。美容成分の生産品目は、当社が取り扱う全美容成分(約80種類)で、生産能力は約3倍となる見込みです。既存製品に加えて今後開発する新製品も含め、生産の効率化を進めていきます。
【 ブランド展開 】
●新ブランドの提案。
美容成分の開発から製剤、配合、処方、商品化まで、当社が一貫体制で手掛ける新ブランドの準備が進んでいます。コロナ禍を経験したことで、新しい生活様式や社会環境の変化に対応した新ブランドの提案です。
●昨年、一部をリニューアルした「デルメッド」の全商品を順次リニューアル。
昨年、エコ、エシカル、サステナブル、ダイバーシティの概念を踏まえ、ロゴマークと一部基幹商品(デルメッド プレミアム シリーズとデルメッド プレミアム クリーム No.1)の原料調達、配合成分、処方とパッケージをリニューアルしました。
22年には、「デルメッド」の他商品についても同様に、順次リニューアルを進めていきます。
●「デルメッド ショールーム」を通して、お客様との関係づくりの強化。
昨年7月、福岡市・天神エリアにオープンしたショールームは、商品を手に取ってブランドの世界観を体験いただける場として好評をいただいています。季節にあわせたフレッシュな果物を使って、注文ごとにジューサーで作る「コールドプレスジュース」は新規のお客様や男性のお客様の来店にもつながっています。
22年も引き続き、「お客様との新たな出会い、商品を体感していただく場として」、「お客様とのつながり、お客様同士のつながりを深める場として」、「イベントやワークショップなど情報発信の拠点として」の取り組みを強化し、ファン層の拡大を図っていきます。また、お客様のリアルな声を当社事業にフィードバックする活動も継続していきます。
また、1月12日より、大丸松坂屋が展開する初のショールーミングスペース「明日見世(asumise)」に「デルメッド」を出品しており、多くのお客様との新たな出会いにつながっています(大丸松坂屋・東京店の4Fにて4月5日まで開催)。今後も、このような形での出品やポップアップショップでの期間限定の展開を視野に入れ、認知拡大を図っていきます。
●竹の100%リサイクルに貢献する「yameKAGUYA」モデルの地方自治体への提案。
「yameKAGUYA」は、福岡県八女産の有機JAS認証・無農薬栽培の竹「モウソウチク」を原料として、当社が美容成分(竹幹表皮エキス)の開発から有効性試験、製品化まで一貫して手掛けた化粧品ブランドです。
八女市の行政課題の1つである放置竹林対策に貢献する取り組みでもあり、収益の一部は八女市に寄付しています。
22年は、この「yameKAGUYA」モデルを、「産業政策&SDGs」モデルとして、地方自治体に提案していく計画です。
【 B to B事業 】
●B to B事業における営業体制のさらなる強化。
当社は美容成分(化粧品原料)のB to B販売の他、OEM事業、ODM事業を手掛けています。近年は「薬事」関連の問い合わせが増えており、手応えを感じています。薬事関連の問い合わせへの対応は、当社への信頼にもつながっています。
また、化粧品の安全性試験、安定性試験、有効性試験など、開発から製品化まで、化粧品づくりに関わる全てのサービスを販売品目化しており、22年は攻めの営業を推進すべく、部署横断的に創意工夫を重ねていきます。
* OEM:当社が製造メーカーとして、他社ブランド製品の製造を受託する事業。
ODM:商品企画の段階から他社ブランド製品の製造までを受託する事業。
【 サステナビリティへの取り組み 】
●「SEED(サステナブル、エコ、エシカル、ダイバーシティ)」に配慮した製品づくりをさらに追求。
化粧品原料の調達から処方、容器に至るまで、当社が掲げる「SEED(サステナブル、エコ、エシカル、ダイバーシティ)」に配慮した製品づくりを拡大していきます。
化粧品原料は、SDGsに基づく観点から独自の厳しい基準を設定し、基準を満たす原料のみを活用していきます。プラスチック容器にはバイオマス樹脂やグリーンナノを採用し、原料となる植物のCO2吸収量と焼却時のCO2排出量が等しくなる「カーボンニュートラル」やCO2排出量の削減に貢献していきます。
さらに容器の箱には、適切に管理栽培された森林から作られた紙である「FSC認証」を取得した紙を採用していきます。(※これらについて、前述のように「デルメッド」の基幹商品についてはリニューアル実施済みです。今後は全商品に拡大していきます。)
●美容成分の原料となる薬用植物の生産量拡大と国産原料の拡充。
当社の美容成分の原料であるローズマリーやステビアなど薬用植物の一部は、福岡県粕屋郡の提携農園で栽培しています。今後、当社が原料とするローズマリーとステビアについては、すべてを「福岡県粕屋郡宇美町産」に切り替えられるよう、栽培面積の拡大を進めていきます。
さらに、その他の美容成分についても国産原料の拡充を図っていきます。
●その他、サステナビリティ活動のさらなる継続。
本社と佐賀工場においてガソリン、電気、ガス、廃棄物の量を計測し、CO2排出量に換算する取り組みを実施し、CO2削減に向けた取り組みを継続していきます。
また、昨年は福岡県の小学校に「デルメッド ハンドクリーン ローション」を提供しましたが、22年も当社の事業や機能が社会にどう役立てるかを常に検討し、柔軟な取り組みを進めていきたいと考えています。
【 人づくりへの取り組み 】
●当社の価値観を共有する人材育成に取り組む。
「いつまでも若々しく、美しくありたいという人類の根源的欲求に応え、社会に貢献する」という当社の 創業理念、「よりよい成分、よりよい化粧品4.1」というコンセプト、お客様を大切にする姿勢など、価値観を共有できる人材育成に取り組んでいきます。
三省製薬株式会社 会社概要
■社 名 三省製薬株式会社(Sansho Pharmaceutical Co.,Ltd.)
■創 業 1960年3月
■代表取締役社長 陣内 宏行
■資本金 8,767万円
■売上高 25億9,600万円(2021年3月期現在)
■事業所 本社
〒816-8550 福岡県大野城市大池2丁目26番7号
東京オフィス
〒107-6218 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー18F
ワークスタイリング内
佐賀工場(化粧品原料製造および化粧品製造業者としてCOSMOS認証取得工場)
〒841-0048 佐賀県鳥栖市藤木町5番1
■事業内容 化粧品原料の開発、製造、販売
医薬部外品・化粧品の開発、製造、販売(通信販売・OEM)
■社員数 120人(パート社員含む)
■URL https://www.sansho-pharma.com
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 三省製薬株式会社
- 所在地 福岡県
- 業種 化学
- URL https://www.sansho-pharma.com/