新規希少疾患治療薬のAI創薬に係る共同研究契約を大日本住友製薬株式会社と締結

レボルカ

2022年3月24日

株式会社レボルカ

 

 株式会社レボルカ(本社:東京都、代表取締役社長:片岡 之郎、以下、当社)は、このたび、大日本住友製薬株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:野村 博、以下、大日本住友製薬)と新規希少疾患薬の創製に関する共同研究契約を締結しました。

今回の契約により、当社のAIを利用したプラットフォーム技術であるAIを利用した進化分子工学(以下、aiProteinTM)を用い共同で疾患関連タンパク質の新規創製を行います。契約の概要は以下の通りです。

 

1.新規希少疾患治療薬の創製に係る共同研究契約

 本契約により、当社が保有するaiProteinTM技術を活用し、新規希少疾患治療薬候補タンパク質の創製を共同で行います。大日本住友製薬は、本共同研究成果に基づく事業化に必要な独占的なライセンスに係る優先交渉権を獲得します。なお、本契約によりaiProteinTM技術を適用する対象は両社で合意した特定のタンパク質に限定されています。

 

2.aiProteinTM技術について

 タンパク質は20種類のアミノ酸の組み合わせで構成され、極めて多様な機能を持ちます。近年、進化分子工学により試験管内でタンパク質を進化させ、これまで自然界になかったタンパク質を作り出せるようになりました。東北大学、産業技術総合研究所(以下、産総研)、東京大学の共同研究により進化分子工学を発展的にAI技術と組み合わせてタンパク質をデザインすることが可能になりました。

 この共同研究成果をもとに構築されたレボルカのプラットフォーム技術であるaiProteinTM技術は高度に最適化されたタンパク質を極めて短時間、低コストで創製でき、バイオ医薬品、食品・工業用酵素、その他タンパク質の製品開発に威力を発揮します。

 

3.株式会社レボルカについて

 RevolKaという名は、ラテン語の「進化(evolutio)」とアイヌ語の「育てる(reska)」から造った造語です。会社のロゴは、胎児が生育していく姿から、「育てる(reskaのR)」が「進化(evolutioのe)」を大事に育んでいることをイメージしたものです。私たちは、生命が機能分子として選択したタンパク質を、人工知能技術を道先案内として試験管内で進化を模倣する進化分子工学を用いて、自然界ではたどり着けなかったフロンティアへ「進化させ」、医薬を中心とする様々な分野が求める機能分子として「育てて」いきます。

 詳しくは、株式会社レボルカのホームページ(https://www.revolka.com/)をご覧ください。

 

4.大日本住友製薬株式会社について

 大日本住友製薬は、人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献することを企業理念としています。この理念を実現するため、また、日本はもちろん世界の方々に革新的で有用な医薬品をお届けするため、新薬の研究開発に全力を注いでいます。

 詳しくは、大日本住友製薬のホームページ(https://www.ds-pharma.co.jp/)をご覧ください。

 

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