親の「勉強しなさい」は、わずか16.7% 東進調査 2022年 東大現役合格者アンケート

東大合格者の共通点 親が自分の話によく耳を傾けてくれた

ナガセ

2022年3月31日

東進ハイスクール・東進衛星予備校(以下、東進)を運営する株式会社ナガセ(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長 永瀬昭幸)は、2022年東進東大現役合格祝勝会(オンライン実施)の参加者を対象にアンケート調査を実施し、384件の有効回答がありました。今回は、その中から東大現役合格者に共通する両親との関わりについての調査結果をお知らせします。

 

 

1.両親から「勉強しなさい」と言われた東大合格者は少数派

 

東進では、毎年、東大現役合格したばかりの生徒を対象にアンケートを実施しています。両親との関わりについて「はい」「いいえ」の2択の質問をしたところ、まず「勉強しなさい」とよく言われた東大合格者は2022年調査で16.7%と少数派でした。この結果は毎年ほぼ同じですが、2020年以降は減少傾向にあります。東大現役合格者の大多数は、自発的に勉強に取り組んでいたといえます。

 

[グラフ1]両親から「勉強しなさい」とよく言われた

 

 

2.東大合格者の両親は子どもの話をよく聞いていた

 

次に、「両親は自分の話によく耳を傾けてくれた」という質問に対しては、86.0%の東大現役合格者が「はい」と回答しています。話をよく聞いてあげることで、子どもはよく話すようになり、表現力や語彙力が高まることにつながります。東大現役合格者は幼少期から、両親とのコミュニケーションを通じて、信頼関係を築いていたということもうかがえます。

 

[グラフ2] 両親は自分の話によく耳を傾けてくれた

 

 

3.東大現役合格者の読書環境、7割以上が自宅に図鑑があった

 

グラフ3~5は、東大現役合格者の自宅での読書習慣について聞いたものです。約9割が「欲しい本は買ってくれた」と答えており、自分の興味のある分野の本を多く読んでいたことがうかがえます。また、「自宅に百科事典や図鑑があった」と答えた割合は73.3%と7割以上に上り、知的好奇心を刺激する環境で育ったといえます。さらに、69.9%と約7割が「両親が本の読み聞かせをしてくれた」と答えています。本の読み聞かせは、子どもが本を好きになる大きなきっかけになり、読書好きになる環境があったといえるでしょう。

 

[グラフ3] 欲しい本は買ってくれた

 

[グラフ4] 自宅に百科事典や図鑑があった


 

[グラフ5] 本の読み聞かせをしてくれた

 

東大現役合格者アンケートについて

2022年東京大学に現役合格し東進東大現役合格祝勝会に参加した生徒を対象にインターネット上で実施。有効回答数384件。東大合格に至るまでの学習について、習い事・読書経験、大学で取り組みたいことや将来の希望について調査・分析を行い、教育コンテンツの開発、改良改善等に活用しています。

 

 

2022年東進の現役合格実績(327日時点)

東大853名は昨年を37名上回り、日本一の現役合格実績記録を更新。東大現役合格者の38.0%が東進生です。また、旧七帝大+3および国公立医学部医学科、早慶、上理明青立法中、関関同立といった難関私大グループで東進史上最高記録を更新しました。東進の合格実績の基準は①現役生のみ、②講習生を含まない厳格なもので、3月31日を締切として確定します。

 

※東進の現役合格実績は、東進ネットワーク(東進ハイスクール・東進衛星予備校・早稲田塾)の現役生のみ、高3時在籍者のみの合同実績です。一人で複数合格した場合は、それぞれの合格者数に計上。

※「日本一」とは、東大現役合格実績をウェブサイト・パンフレット・チラシ等で公表している予備校の中で最大(2021年JDnet調べ)。

※「史上最高」とは、過去の東進の現役合格実績の中で最大。

 

【株式会社ナガセについて】

1976年創立。日本最大の民間教育ネットワークを展開するナガセは「独立自尊の社会・世界に貢献する人財」の育成に取り組んでいます。シェア NO.1の『予習シリーズ』と最新のAI学習で中学受験界をリードする「四谷大塚」、有名講師陣と最先端の志望校対策で東大現役合格実績日本一の「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」、早期先取り学習で難関大合格を実現する「東進ハイスクール中学部」「東進中学 NET」、総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)合格日本一の「早稲田塾」、幼児から英語で学ぶ力を育む「東進こども英語塾」、メガバンク等の多くの企業研修を担う「東進ビジネススクール」、優れた AI 人財の育成を目指す「東進デジタルユニバーシティ」、いつでもどこでもすべての小学生・中学生が最新にして最高の教育を受けられる「東進オンライン学校」など、幼・小・中・高・大・社会人一貫教育体系を構築しています。

また、東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依選手をはじめ歴代35名のオリンピアンを輩出する「イトマンスイミングスクール」は、これからも金メダル獲得と日本競泳界のさらなるレベルアップを目指します。

学力だけではなく心知体のバランスのとれた「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」ためにナガセの教育ネットワークは、これからも進化を続けます。

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