山野楽器音楽教室のピアノリユースでSDGsへの取り組みピアノたちは続々新天地へ

Piano Stories 100 ～100台のピアノ物語～

山野楽器

2022/4/19 12:00

NEWS RELEASE

2022年4月19日

株式会社山野楽器

山野楽器音楽教室のピアノリユースでSDGsへの取り組みピアノたちは続々新天地へ「Piano Stories 100 ～100台のピアノ物語～」

株式会社山野楽器（本社：東京都中央区銀座、代表取締役社長山野政彦）はSDGsの取り組みの一つとして行っている「Piano Stories 100 ～100台のピアノ物語～」企画で、当選者の方々へ、ピアノのお届けを開始いたしました。

山野楽器は、楽器の3R（「Reduce（リデュース）」、「Reuse（リユース）」、「Recycle（リサイクル）」）を推進しています。
ピアノを受け取った方々のお喜びのご様子などを特設ページでもご紹介しております。

「Piano Stories 100～100台のピアノ物語」

昨年春、当社では、長年にわたり生徒さまのレッスンで使用されていたピアノを、まとめて入れ替えを実施いたしました。

その際、「役目を終えたとはいえ我が子同然のピアノたち。単に中古として処分や販売するのではなく、意義ある第二の人生を歩ませたい。このピアノたちを使って、人々を幸せにする良い方法はないか」と考え、本企画が始まりました。

昨年6月のBSフジ『小山薫堂東京会議』内のアイデアから、これらのピアノたちを、手書きの手紙で、ピアノにまつわるエピソードをお寄せくださった方に、無料でお譲りする企画が生まれました。

「Piano Stories100 ～100台のピアノ物語～」と題し、全国の方を対象に、2021年8月末まで手紙を募集。

400通におよぶ応募の中から、厳正な審査の結果、100名の方にピアノをお贈りすることが決まりました。

音楽教室使用のピアノ100台を調整し、お届け開始

100台のピアノたちは、それぞれ必要なメンテナンスを受け、全国各地の当選者の元へ旅立つ準備を整えました。

2022年3月、お届けがスタート。熊本県人吉市の、一昨年の水害でピアノを失った方へのグランドピアノをお届けしたのを皮切りに、宮城県石巻市「硯上の里おがつ」、神奈川県鎌倉市の地域の方々の活動拠点「西鎌みんなの家」などへピアノが到着。音楽教室での役割を終えたピアノたちが、新天地でそれぞれ第2の人生のスタートを切りました。
４月以降も全国各地、一部は海外の当選者も含め、ピアノのお届けが続きます。

お届けの様子などは、以下の特設ページで順次報告しております。

「Piano Stories 100～100台のピアノ物語～」特設ページ
https://www.yamano-music.co.jp/contents/piano100/

▼ていねいにメンテナンスされるピアノたち
100台のピアノをすべて再調整をし、新しい活躍に向けて準備をしました。メンテナンスに関する費用や送料(国内)はすべて山野楽器が負担。
音楽教室で使用されていたピアノはグランドピアノで約10～30年程度使用、アップライトピアノは約10～30年程度使用、電子ピアノは約7～20年程度使用したものです。使用感や傷はどうしても消えませんが、演奏に支障のないように調整をし、当選者の元へお届けしています。

▼お届けの様子一例

【株式会社山野楽器 (YAMANO MUSIC CO.,LTD) 】
銀座4丁目に本社を構える、1892年創業の総合音楽専門店。2022年４月、創業130周年を迎える。
ピアノやギター、管弦楽器などの楽器全般、楽譜やCD の小売・販売店のほか、テイラーギター、リッケンバッカーなどの国内総代理店を務める。首都圏を中心に、全国で50を超える音楽教室の運営も行っている。