表示灯の道案内ツール×AR技術が、長岡市の実証実験に採用

新潟県長岡市 「NaGaOKa オープンイノベーション」の実証実験に参画します

表示灯

2022年9月28日

 表示灯株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:德毛孝裕、以下「当社」)は、新潟県⾧岡市・総務部デジタル行政推進課が推進する⾧岡版イノベーション事業において、「悠久山公園WEB道案内ツール」にて⾧岡市の悠久山公園をフィールドとする実証実験プロジェクトに参画いたします。

 

 

 悠久山公園は長岡藩三代藩主・牧野忠辰による植樹に端を発し、現在も長岡市民から「お山」の愛称で親しまれている憩いの場です。公園内には、長岡の風雲児と謳われ、戊辰戦争において越後・長岡藩を率いて新政府軍に徹底抗戦したことで知られる河井継之助をはじめとした歴史的に著名な先人の石碑が点在していますが、公園内に石碑を解説するものは少なく、刻まれた碑文を読むことはこれまで容易でありませんでした。

 

 

 今回当社が悠久山公園内で行う実証実験は「スマートフォン等を活用した歴史を学ぶための環境整備」をコンセプトに、WEB道案内ツールおよびARツールによる情報提供・案内を行うものです。具体的には、ユーザーが自身のスマートフォンやタブレット等を使用しながら案内に沿って公園内を散策することで、「石碑巡りルート案内」と「(現代語訳を含む)ARによる石碑の解説」によって石碑の歴史的背景や、石碑に刻まれた人物紹介などをわかりやすく学ぶことが可能となります。

 アプリ等のダウンロードは不要で、QRコードを通じてインターネットにアクセスができるスマートフォン等をお持ちの方であれば、どなたでも無料でご利用いただけます。また、音声ガイダンスによる案内(日本語版・英語版に対応)も対応し、画面を注視しなくても音声・テキスト・画像による多面的なナビゲーションにより、散策を楽しみながら安全に情報を得ることも可能です。

※AR=オーグメンティッド・リアリティ。拡張現実。現実世界の情報にバーチャルな視覚情報を加えて現実環境を拡張する技術。

 

 

 

【「悠久山公園WEB道案内ツール」デモンストレーション画像(デザイン等は変更になる場合があります)

 

 

 

 

 

 

 実証実験は令和4年10月3日(月)から2か月程度「スマートフォン等を活用した歴史を学ぶ環境整備」として実施されます。長岡版イノベーション事業の目的達成と市の歴史的背景をわかりやすく学べる体感型ツールとしての活用が期待されており、実証実験の結果は悠久山公園の再整備計画のために使用されます。観光促進のほか、石碑環境の整備を通じた地域住民の石碑・市の歴史的背景への理解深耕、ひいては長岡市全体への興味関心を再興させ、未来へ継承していくことを目的としております。

 



926日実施 長岡市 磯田達伸市長による記者会見の様子】 写真素材提供:長岡市

 

 

 

新潟県岡市・総務部デジタル行政推進課が推進する「岡版イノベーション事業」とは

 

事業の目的

 「NaGaOKa オープンイノベーション」(以下、本事業)は、新潟県⾧岡市・総務部デジタル行政推進課が推進する「⾧岡版イノベーション事業」の取り組みの一つであり、⾧岡市が抱える地域課題や行政課題について、民間事業者からICT 等の技術を用いた解決アイデアを募集し、優秀な事業者を採択し、⾧岡市が支援しながら行われる製品・サービス等の実証実験等の実施により、地域の特性や実情に適した課題解決策を導入し、市民生活の向上及び行政事務の効率化、ひいては⾧岡版イノベーションを推進することを目的としています。

※⾧岡版イノベーション:「変化の波を的確にとらえ、従前にとらわれず市民生活の向上と産業の活性化を実現する。」という基本方針のもと、様々な事業に取り組むことを指します。

 

 

実証実験の概要

 利用者は、ユーザーのスマートフォンやタブレット端末等を使用し、悠久山公園のパンフレットや公園案内図等に表記されている専用QRコードを読み取り、インターネット上にアクセスすることでARサービス「悠久山公園WEB道案内ツール」提供画面に遷移して「石碑ルート案内」と「ARによる石碑の解説」を利用します。利用者は利用端末の画面を注視しなくても音声(日本語または英語)、テキスト、画像による多面的なナビゲーションを受けることができ、公園の散策を楽しみながら安全に園内情報や歴史的背景を知ることが可能になります。

※本サービスを利用した場合に発生する通信料金は利用者様の負担となります。

 

 

実証実験の対象

 悠久山公園内に点在する3ヶ所の石碑(河井継之助、小林虎三郎、三島億二郎)

 

 

実証実験の実施予定期間

 2022 年 10 月3日(月)~ 2ヶ月間程度

 

 

 

 

 

 当社では、創業以来55年にわたる制作・掲出の実績を持つリアル(現実社会)における公共性の高い周辺地図案内の技術を基盤とし、近年ではデジタルサイネージ、バーチャル空間における周辺地図案内サービスの提供を目指して技術開発に積極的に取り組んでおります。当社は今後もデジタルソリューション技術の向上を通じ、多様な利用者・来訪者から愛されるまちづくり、地域情報の発信を通じた地域の活性化と発展に貢献してまいります。

 

 

■表示灯株式会社 概要

1967年、愛知県名古屋市にて創立。いつの時代も「道を表し示す灯になりたい」、を企業ビジョンとし、創立以来55年間にわたり公共性の高い事業を展開。全国主要駅や自治体庁舎、病院などを中心に、地図広告・誘導サイン・デジタルサイネージの企画および設置運用、広告営業、デザイン・制作・施工までワンストップで提供する総合広告会社。2021年上場(22年4月より東証スタンダード市場、証券コード:7368)。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

「悠久山公園WEB道案内ツール」デモンストレーション画像(デザイン等は変更になる場合があります)

9月26日実施 長岡市 磯田達伸市長による記者会見の様子(写真素材提供:長岡市)

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