Yili Groupが国連の生物多様性条約会議で生物多様性保全の取り組みを発表
YiliがCOP15第2部に出席
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【モントリオール(カナダ)2022年12月20日新華社=共同通信JBN】私たちの地球は現在、生物多様性の喪失、気候変動、環境汚染という3重かつ同時発生の惑星危機を経験している。その深刻度は、グローバルコミュニティーからの差し迫った情報だけで十分だろう。これらの緊急の状況を考慮し、国連生物多様性条約(CBD)第15回締約国会議(COP15)が2022年12月、カナダのモントリオールで再開された。議題のトップはポスト2020世界的生物多様性枠組みの目標設定だった。
Yili Group(伊利集団)のLiu Chunxi社長は、会議で同社の幅広い生物多様性保全の取り組みを共有した。その結果、Yiliは「New Deal for People and Nature(人々と自然のためのニューディール)」、すなわち「Case Book on Business Actions in Biodiversity in China(中国の生物多様性におけるビジネス行動に関する事例集)」に含まれる唯一の酪農企業となった。
▽生物多様性保全の「Yiliモデル」
「Biological Diversity's Business and Biodiversity Pledge(生物多様性条約のビジネスと生物多様性の誓約)」に署名した最初の中国企業として、Yiliは開示、管理、普及を特徴とする生物多様性保全の包括的なモデルを開拓してきた。同社は、5年連続で生物多様性保全に関する年次報告書を発行し、その経験と結果を人々と共有してきた。
Yiliの持続可能な開発委員会は、生物多様性と密接に関係する重要な属性を特定するため、生産および運用プロセスの全ての要素を調べた。同社はライフサイクル全体のアプローチにおける生物多様性保全のための6つの重点分野を特定した。すなわち、生息地保全、気候変動への対応、種の多様性の保全、持続可能な資源利用、環境管理、環境保護の提唱である。
さらに、Yiliはその専門知識を上流および下流のパートナーと共有してきた。1例として、グループは内モンゴル自治区のAr Horqin Banner(アルホルチン旗)で統合農業システムを推進した。その結果、中心となる草原地帯の植物のカバー率は、2008年の10%未満から95%以上に拡大し、かつて砂漠だった場所を事実上オアシスに変えた。
▽私たちの故郷:自然と共生する世界
生命の未来を守ることを目的とした「Yili Homeland Initiative(伊利の故郷イニシアチブ)」の下で、Yiliは草原保護、中国東北部の湿地保護、アジアゾウ生息地の保全で世界自然保護基金(WWF)やChina Green Foundation(中国緑化基金会)と協力している。このイニシアチブを通して、Yiliは内モンゴル自治区のアラシャン砂漠に10万本のサクサウールの木を植え、約4050 mu(約270ヘクタール)の面積を占める吉林省西部の向海湿地で5万123羽の水鳥を登録し、雲南省のアジアゾウ生息地で5万平方メートルを復元し、インドネシア・コモド国立公園のサンゴ礁の保全を支援した。
2021年のCOP15第1部で、YiliブランドのSatineが立ち上げられた。生物多様性保全をテーマにした限定デザインの商品で、生物多様性保全に対する一般の認識を高めようと動物、植物、森林、海、湿地、草原がデザインされている。
YiliはCOP15第2部で、中国初のNFT版生物多様性保全報告書を発表し、Yiliの生物多様性保全の行動と結果をメタバースにアップロードした。最先端技術を活用することで、Yiliは、次世代が私たちの故郷を守るための努力に関与するよう奨励することを目指している。
著名な生態学者で「生物多様性のゴッドファーザー」と言われるThomas Lovejoy博士はかつて「この惑星の生物多様性は本当に打撃を受けている。今がその全てに対処する最後のチャンスである」と語った。生物多様性を保護するためには、グローバルな共同努力が絶対に必要であり、Yiliは世界の乳製品ビジネスの代表的企業として、世界中のパートナーと手を取り合って生物多様性保全への貢献を強化するために全力を尽くす。
ソース:Yili Group
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画像説明:YiliがCOP15第2部に出席
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画像説明:Yiliがアジアゾウ生息地保全でChina Green Foundationと協力
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