独自の特許成分で、毛髪補修の課題に挑む「ENNEO」

2022 年 12 月 29 日

株式会社ナボカルコスメティックス

 

 

独自の特許成分で、毛髪補修の課題に挑む「ENNEO」

 

 

 株式会社Nabocul Cosmetics(所在地:千代田区神田神保町3-10 Asakado Tower 6階、代表:田邊ジェニー、以下 当社)は2022年12月、毛髪の内部損傷を修復するブランド「ENNEO」を発表します。

 

 毛髪の損傷には、表面的なダメージと内部のダメージの2種類があります。内部のダメージは、表面的ダメージと比較すると非常に修復が困難です。例えば、日常生活での不適切なブラッシングや、高温のドライヤーを頻繁に使用することは、毛髪の内部構造に損傷を与える原因になります。

 また、紫外線や大気汚染等は、毛髪の内部に空洞を形成して、毛髪に不可逆的なダメージを与える可能性があります。日々のシャンプー前の毛髪は、このようなダメージが内部に蓄積された状態であり、シャンプーによって、さらに内部の栄養成分が失われ、化学結合が切れやすくなり、毛髪の内部構造は緩みがちになります。

 当社研究チームは、一般的に難しいと考えられているシャンプー前のタイミングに着目し、毛髪の内部補修にターゲットを定めた研究を重ねました。

 

 当社研究チームは、乳酸菌GUFHSL-69を用いてマツタケを発酵させた新規物質「CIMIVO」に、毛髪の内部損傷を修復する効果があることを発見しました。(特許成分CIMIVO、日本特許権第7026755)さらに、緑豆科植物から抽出した成分「SOUTY」(化学構造図1)を融合する事により相乗効果が期待できることを発見しました。

 

 

図1. SOUTY化学構造

 

 緑豆科植物から抽出した成分「SOUTY」の構造には複数の水酸基とカルボニル基が含まれており、これらの基はCIMIVOと化学結合を形成し、CIMIVOの毛髪補修効果を大幅に向上させる可能性が関連研究で判明しました。同時にSOUTY構造の官能基は、毛髪の損傷部分にある遊離スルフヒドリル基と結合して化学結合を形成するため、CIMIVOは毛髪内部に固定され、シャンプー時に流失しにくくなります。

 

 シャンプー前の毛髪修復に着目した、CIMIVOとSOUTYを配合したENNEOシリーズは2023年上期発売予定です。

 

 

<本件に関するメディアからのお問い合わせ先>

会社名:株式会社ナボカルコスメティックス

部署名:研究開発チーム

担当者名:矢代 卓也

メールアドレス:info@nabocul.co.jp

 

 

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