広い空間で快適生活 電気代も削減できる「モダン」な平屋

積水ハウス

2023年1月20日

積水ハウス株式会社

ウッドデッキで寛ぐNさまご一家

 

 

7年ぶりに「冬の節電」 燃料費の高騰で電気代値上げ

最近、「節電」という言葉をよく耳にするようになった方が多いのではないでしょうか。政府もこの冬、全国の家庭や企業を対象に7年ぶりに無理のない範囲での「冬の節電」を要請しました。節電要請は、電力の需要が高まる季節に深刻化する「電力不足」を回避することが目的ですが、電気の使用量を抑えることで高騰する電気代の節約にもつながります。新型コロナウイルスからの経済回復により、世界的に電力需要が増加する中、天然ガス・石炭などの火力発電用の燃料の供給が不足し、価格が高騰。それに追い打ちをかけるように、ロシアによるウクライナ侵攻でロシアからの燃料輸出が制限され価格はさらに上昇しました※1。日本は約7割を火力発電で賄っているため、燃料費の高騰の影響を受けています。

※1:資源エネルギー庁 「エネルギー白書2022について」

https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2022/whitepaper2022.pdf

 

その燃料費の高騰を背景に、電気代も値上がりしています。

もともと冬は、1年の中でも最も電気代が高い季節ですが、2021年以降、季節に関係なく家庭向けの電気料金は上昇し続けています。※2

 

※2:新電力ネットのデータを基に積水ハウスが作成: https://pps-net.org/unit

 

 

電気代が上昇する中、どうしたら電気を多く使う季節を快適に過ごせるでしょうか?

太陽光発電システムを設置した平屋を建築し、ゆったりと快適な生活を送りながら、電気代も削減している愛知県にお住いのNさんご一家をご紹介します。

 

広い空間と周囲の環境にも調和した「モダン」な平家

愛知県東部。農地の間に古くからの民家が建つのどかな環境に、ともに30代のNさまご夫妻の住まいがあります。ご夫妻は、以前、賃貸住宅に住んでいましたが、お子様が誕生し成長するにつれ、家づくりを考えるようになりました。

「以前住んでいた家はとても狭く、子どもが動き回るようになると、家族で家の中でくつろげなくなり、用事がなくてもどこかに出かけなくてはいけないことがストレスでした。連休の時などは、夫と『どうする??(笑)』と外出先を相談していました。」(妻・Mさま)

当初はマンションや土地を探していましたが決定には至らず、多くの展示場を見学し話を聞く中で、夫・Yさまの実家の横に土地があることから、そこに平屋を建築することにしました。様々な会社からの提案を受けた結果、ご夫妻の希望であったのびやかな広い空間と周囲の環境とも調和した平屋を実現することができました。

「平屋というと、どうしても古い昔ながらの家のイメージがあったので、自分の家はもう少しモダンできれいな建物にしたいと思っていました。ほかの会社の提案でも、部分的にいいなと思うことはありましたが、全体として納得できるものはありませんでした。それに対して積水ハウスは、“そう。これが建てたいと思っていた家!”という感じでした。」(夫・Yさま)

 

自然豊かな風景を最大限に活かした外観

 

開放的な広々LDKで家族がのびのびと生活

約30畳のLDKは、Nさまご夫妻が求めていたのびやかな広い空間」そのもの。

リビング、キッチン、畳コーナーがつながっていて、南側の大きな開口からは、自然光がたっぷり入ります。リビングにいながら、庭から畑・山へと広がる緑豊かな風景も楽しむことができます。さらに、LDK全体が吹き抜けからの勾配天井になっているほか、梁もないことから圧倒的な開放感をもたらしています。

「梁を無くせると聞いて、是非、お願いしました。梁が出ていると、その上にホコリが溜まり、掃除する場所が増えるので(笑)。広さも含めて、想像以上、期待以上で大満足です。」と、夫・Yさまは笑顔を弾ませます。

 

緑豊かな風景を楽しめる広いLDKで思い思いの時間を過ごすNさんご一家

 

キッチンの南面には、幅約4メートルのカウンターも設けています。

ここは、ご家族のお気に入りで、子どもたちは折り紙やお絵描き、ご夫妻は仕事場として活用しています。将来的には、子どもたちの勉強スペースにする予定だそうです。

「勉強する場所が寒い、暗いなど、そういうことを理由にして勉強をやりたくないと言われたくなかったので、カウンターは家の一番いい場所に作ろうと思っていました。ここなら、明るく暖かく居心地がいいし、私も目が届きます。」(妻・Mさま)

 

キッチン南面のカウンターで遊ぶ子どもたち

 

 

広々としたLDKでは、家事、仕事、遊び、勉強など、家族全員がそれぞれの過ごし方ができ、のびのびとした生活を送っています。

 

大空間でも省エネと創エネを工夫

快適な時間を過ごせる反面、どうしても気になるのが電気代。

しかし、Nさま一家は、逆に電気代を大幅に削減しています。その秘密は、太陽光発電と深い軒です。

まず大きな平屋の屋根を活かして、10キロワットの太陽光発電システムを設置。平均的な住宅における太陽光発電より容量が遥かに大きく、日々の電気使用を賄っています。夏は、リビングのエアコン1台とサーキュレーターのみの稼働で、日中の電気代は「ゼロ」。冬は、エアコンと床暖房を使うため、夏場よりは高いものの、太陽光発電を設置していない場合よりはるかに電気代を抑えられていると言います。

「せっかく大きな屋根の平屋を建てたので、太陽光発電の搭載を設計士さんに相談したところ、建物外観ともマッチした住宅用としては大容量の太陽光パネルを提案いただきました。一般の住宅にあまり多く太陽光発電システムを載せると補助金が出ないなど悩みましたが、長い目で見て電気の使用分を太陽光発電でカバーできるような試算結果だったため搭載することにしました。」(夫・Yさま)

「厳しい暑さや寒さを感じずに快適に過ごせていて、断熱性の高さを実感しています子どもたちは冬も裸足で生活しています。」(妻・Mさま)

そしてもう1点、深い軒にすることで夏は部屋に日陰をつくり、冬は陽ざしが部屋に入ってくることで、快適性が上がり、居心地の良さを生み出すと同時に、冷暖房器具の使用量を抑える効果もあり、結果として節電にもつながっています。

 

深い軒の出は夏は日陰を作り、冬は部屋に陽ざしを入れる効果も 

 

 

こうして、Nさまは木のぬくもりのある広々とした空間と、気密性・断熱性を両立した大開口の窓から外の自然環境や季節の変化も味わいながら、空間と快適性、そして電気代の削減を両立しているのです。

 

周囲に広がる豊かな自然と一体化

家づくりにあたり、Nさまご夫妻がもう一つ希望していたのが「周囲の環境との調和」。

自然に囲まれていることから、自然との一体感が生まれるよう、玄関アプローチにライトウェル(屋根開口)を設けました。前栽の緑が建物と調和し、ライトウェルからも枝先が覗いており、美しい佇まいをつくっています。

 

玄関アプローチと前栽にはライトウェルから光が注がれる

 

 

ウッドデッキからつながる庭には、あえて柵を設けず、元々田畑だった実家の土地とつながっています。庭づくりにあまり興味がなかった夫・Yさまですが、豊かな自然と一体化した庭に芝生と草木を植えてからは、庭の手入れが趣味になったと言います。

 

「植栽や芝生がこれだけあると手入れをしないと仕方がないので、芝生の手入れを皮切りに、いろいろ調べて勉強して、今では私の趣味になりました(笑)。土日のどちらかは庭の手入れをするのが習慣です。」(夫・Yさま)

 「夫は、庭に出たら長時間行方不明で、帰ってこない人になりました(笑)」(妻・Mさま)

 

リビングから続くウッドデッキの先には庭と豊かな自然が広がる

 

 

ウッドデッキは、家族そろって食事をする場にも。

休日には、キャンプ用のテーブルと椅子を並べて、朝食から一日中過ごしていることもあるそうです。

「ウッドデッキで家族と過ごしている時に幸せを感じます。自分が庭で作業をしながら、子どもたちが遊んでいる姿を見るのもいいですね。」(夫・Yさま)

 

休日は家族そろってウッドデッキで食事

 

 

皆さんも、Nさま一家のように、のびのびとした広い空間で快適に過ごしながら、太陽光発電などの創エネ設備により電気代も削減できる住まいを考えてみませんか。

 

積水ハウス「ファミリー スイート」

https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/lifestyle/familysuite/

積水ハウス シャーウッド

https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/products/shawood/

積水ハウスのZEH「グリーンファースト ゼロ」

https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/feature/sumai/environment/greenfirst_zero/

積水ハウス調査リリース「冬の電気代が月 5 千円以上高くなったと 4 割が回答! 寒さを凌ぐ節電術とは

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2023/20230112/

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