国際高等専門学校3年の柿田紗蘭さんの作品「4匹目の羊」が「第5回U-20日彫展～集まれ！未来の彫刻家～」で、最高位の「U-20日彫賞」を受賞しました。

柿田さんの「4匹目の羊」は、2023年4月19日（水）から5月2日（火）まで東京都美術館（東京都台東区上野公園8-36）で開催中の「第52回日本彫刻会展覧会」（主催：公益社団法人 日本彫刻会）にて同時開催されている「第5回U-20日彫展～集まれ！未来の彫刻家～」で会場展示されています。

また作品は、日彫展終了後に北陸と東海地区で行われる地方巡回展でも会場展示されます。

■第52回 日彫北陸展

【会期】2023年6月23日（金）～6月27日（火）
【会場】石川県立美術館

■第52回 日彫東海展

【会期】2023年7月25日（火）～7月30日（日）

【会場】愛知県美術館8階ギャラリー

「第5回U-20日彫展～集まれ！未来の彫刻家～」は20歳以下の次世代を担う彫刻家を育成するために公益社団法人 日本彫刻会が開催している展覧会です。webから写真で応募された作品のうち、受賞作品は実際に会場展示され、入選作品は写真パネルでの展示となります。

今年3月に入選作品77作品が決定され、柿田さんは賞候補者10名に選ばれました。

そして4月に行われた最終審査で、最高位の「U-20日彫賞」受賞3点のうちの1点に選ばれました。（U-20日彫賞3点、U-20優秀賞7点）

U-20日彫賞を受賞した柿田 紗蘭さんの作品「4匹目の羊」

柿田さんのコメントは以下の通りです。

「毎年粘土彫刻を制作し、今年も何か作りたいという思いから、制作しました。

制作途中から様々な人に見ていただきながら、完成を迎えることができました。

半年かけてゆっくり制作した為、考え事をしてそうで実はしてないかもしれない表情豊かな羊へと成長した気がします。ぐるっと回ってみても付いてくる目が見どころです。是非色んな角度からご覧ください」