【FSC ®️ジャパンニュース】 横浜ゴムのタイ天然ゴム加工会社がCoC認証を取得
2023年9月14日
FSCジャパン
横浜ゴム(株)のタイの天然ゴム加工会社Y.T. Rubber Co., Ltd.(ワイ・ティー・ラバー、以下YTRC)は、2023年7月、国際的な森林認証組織であるFSCの加工・流通過程の管理の認証である「CoC(Chain of Custody)認証」を取得しました。 CoC認証は、FSCの認証林から収穫された認証材が消費者の手に届くまでの加工・流通過程を認証するもので、今回の認証取得によってYTRCにおいてFSCの認証林から採取したゴムを使用した天然ゴム製品を製造する際に、製品が完成するまでのすべての工程で不適格な原材料が混入しないように管理されていることが認証されます。
横浜ゴムは、持続可能な天然ゴムのためのプラットフォーム(GPSNR※)に創設メンバーとして参画するとともに、2021年9月には従来の「持続可能な天然ゴムの調達方針」を改定し、GPSNRの活動との連携を強めています。今回の認証取得は、同方針に掲げられた「トレーサビリティの向上」「環境への取り組み」を反映したものです。また、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでおり、その一環として天然ゴムをはじめとしたサステナブルな原料調達に向けた活動を推進しています。
※:GPSNR=Global Platform for Sustainable Natural Rubber
横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げています。
FSCジャパンでは、YTRC社のFSCのCoC認証の取得をはじめとする横浜ゴムのサステナブルな原料調達の推進を歓迎し、今後同社のような企業が増えていくことに期待をしています。
■FSCジャパン(特定非営利活動法人 日本森林管理協議会)
FSC(Forest Stewardship Council, 森林管理協議会)は、環境保全の面から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理の普及を目的に、環境団体、林業者、林産物取引企業、先住民族団体などを中心に、1994年に設立された独立した非営利団体です。現在世界の約1億6000万ヘクタールの森林と55,800ほどの組織がFSCの規格に基づき認証されています。FSCジャパンはFSC国際事務局から正式に承認された、日本の窓口となる組織です。日本国内におけるFSC森林認証の普及や、国内を対象とした規格の検討と作成を行っています。
■FSCマーク
FSCの定めた基準をもとに、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や
回収材等の責任をもって調達された原材料から生産された製品にFSCマークがつけられます。
FSCマークがついた製品を使うことで世界の森林保全につながります。
FSCジャパン公式HP:https://jp.fsc.org/jp-jp
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 NPO法人日本森林管理協議会
- 所在地 東京都
- 業種 各種団体
- URL https://jp.fsc.org/jp-ja
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