名古屋市、中川運河の水上交通「クルーズ名古屋」 『イマーシブ・クルーズ』(観客参加型演劇)を実施
2023年9月29日
名古屋市住宅都市局都市整備部名港開発振興課
PRESS RELEASE
報道関係各位
名古屋市、中川運河の水上交通「クルーズ名古屋」
『イマーシブ・クルーズ』(観客参加型演劇)を実施
名古屋市では名古屋駅・ささしまライブから名古屋港まで、市内を縦断する中川運河において「クルーズ名古屋」を運航しており、クルーズ名古屋初の船内で観客を巻き込んだ演劇『イマーシブ・クルーズ』を実施します。
「見慣れた風景でも、そこにまつわる物語を知ることで、見え方は興味深いものに変化する」ことをテーマに、観光クルーズ船内で中川運河にまつわるストーリーに入り込んでもらうことで臨場感を持って物語に触れることによるドキドキ感・ワクワク感を感じてもらえるように企画しています。
閉鎖空間であるクルーズ船そのものが舞台装置となり、その船内は劇場へと変わります。ただ見るだけではなく、演者からの投げかけにより参加を求められるスタイルのストーリー展開で、観客は知らず知らずのうちにみずからも物語の中の出演者となり、船内で展開する事件の目撃者にもなっていきます。
○ストーリーについて
ある日、中川運河を航行するクルーズ船に、大きなトランクケースを持った訳アリ風の乗客が乗り込んでくる。たまたま乗り合わせた新聞記者・稗田(ひえだ)との会話から、中川運河周辺に残る『河童伝説』が明らかになるが、そこから訳アリ風乗客の話は思わぬ展開を見せていく...
船に乗り合わせた乗客同士の会話から始まるストーリーに、観客も「たまたま一緒に乗り合わせた乗客」として巻き込まれていきます。
作・演出は地元名古屋で2008年に「劇団アルクシアター」を旗揚げし、数々の演劇、ミュージカル作品を世に送り出してきた劇作家のやとみまたはち氏。中川運河周辺に今も残る伝説・伝承を元に今回、謎解き要素を交えたファンタジーミステリーを書き下ろしました。
出演者も「劇団アルクシアター」所属の役者を中心に、名古屋・東海地区で活動する地元実力派演劇人が登場します。
○クルーズ名古屋について
2017年に開設され今年で就航6年目となる「クルーズ名古屋」は、土日祝休日にささしまライブ~金城ふ頭間で運航されていますが、コロナ禍で乗客数が減少したものの今年度に入り再び人気を集めています。昨年度はPRのためにクルーズ船を舞台とした短編映画を制作・YouTube上で公開し、好評を博しました。今回の船内での没入型演劇『イマーシブ・クルーズ』もさらなる活性化策として企画されています。
○イマーシブ演劇とは?
2000年代にロンドンから始まり、以降ニューヨークを中心に注目を集めている体験型の演劇です。「舞台」と「客席」、「観る側」と「見せる側」の垣根を取り払い、観客と演者が同じ空間に存在する中でストーリーが進行することで、参加者は自分も物語の一部として演劇に参加しているような感覚となるため「没入型演劇」と呼ばれています。※「イマーシブ(immersive)」は、「没入感のある」「没入型の」という意味。
◯制作スタッフ
・やとみまたはち
劇作家・作曲家・舞台演出家・劇団アルクシアター主宰。
アルクシアター作品の他、他劇団の演劇やミュージカルの台本や作曲、演出のほか映画、TV番組、CMなどのテーマソングも手掛けています。各地のおもてなし隊のプロデュースも複数行っており、手掛けた作品が毎週どこかで上演。
・劇団アルクシアター
主宰・やとみまたはちが2008年に旗揚した劇団。これまでに20本の作品を上演。歌やダンスを取り入れたエンタメの手法を取りながら、命、歴史、戦争などをテーマにいかに現代を生きるかを問う作風が特徴。今回はありさ(劇団アルクシアター)、中友真矢(劇団アルクシアター)、珠杏、岩田和丈、菊正、山口雅也がダブルキャストで出演します。
○タイトル:クルーズ名古屋イマーシブシアター「中川運河 河童伝説」
製 作:名古屋市住宅都市局都市整備部名港開発振興課
作・演出:やとみまたはち
出 演:劇団アルクシアターほか
実施日:2023年10/7(土),14(土),11/5(日),25(土),12/23(土)
2024年1/8(月祝),14(日),2/11(日),12(月祝),25(日)
実施便:10月~12月は、ささしまライブ乗船場発16時20分の便(1月~2月は便未定)
※実施日程、実施便は天候等諸条件により休止になる場合があります。
この記事についての問合せ先 / 名古屋市住宅都市局都市整備部名港開発振興課
電話:052(972)3975
E-mail:a2784@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp
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- 名称 名古屋市
- 所在地 愛知県
- 業種 自治体
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