工作機械見本市「メカトロテックジャパン 2023」 過去最高の492社が出展し、10月18日から名古屋で開催
2023年9月26日
株式会社ニュースダイジェスト社
愛知県機械工具商業協同組合
株式会社ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、代表取締役社長・樋口八郎)と愛知県機械工具商業協同組合(理事長・水谷隆彦)は10月18日(水)~21日(土)の4日間、工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2023」を開催します。会場は名古屋市港区のポートメッセなごやで、新設された新第1展示館を含む全展示館を利用しての開催となります。「FEEL IT!工作機械の迫力をさあ、会場で」をテーマに出展者数は過去最高の492社・団体(前回426社・団体)。そのうち64社(同50社)が初出展です。展示規模も過去最高となる2,103小間(同1,795小間)で開催となります。今年国内で開催される工作機械見本市としては最大規模となります。会場内に展示される工作機械及び鍛圧・板金機械は大小含めて285台の見込みです。また、1,069点の新製品(1年以内に発表されたもの)が展示される予定です。世界25カ国・地域から製品が一堂に会します(※展示規模や出展製品数、出展国・地域数はいずれも9月26日現在)。
毎回、世界最先端の技術の実演展示に挑戦するコンセプトゾーン(主催者企画展示)では、「驚きのスゴ技 加工のヒントがここに」をテーマに、門外不出の加工技術の一端を会場で披露します。
驚きのスゴ技を持つ企業の加工実演を通じて、技術ニーズに応えるためのヒントを提示するとともに、これからの加工の可能性に迫ります。また主催者企画のセミナーでは、トヨタ自動車や日産自動車、ボーイングジャパン、IHI、川崎重工業、ヤマハ発動機と各分野に精通した6人の講師が「自動車」
「航空機」「自動化」をテーマにものづくりの現状とこれからについて講演します。
【MECT2023概要】
●会場:ポートメッセなごや
●開催期間:2023年10月18日(水)~10月21日(土)の4日間
●開場時間:10:00~17:00 ※最終日21日(土)は16:00まで
●主催:株式会社ニュースダイジェスト社 共催:愛知県機械工具商業協同組合
●入場料:大人1,000円、10人以上の団体は1人500円※事前来場登録者、海外来場者、学生は無料
●出展対象製品:工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、のこ刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など
【コンセプトゾーン概要】
●テーマ:「驚きのスゴ技 加工のヒントがここに」
●開催場所:第3展示館内特設会場
●展示内容
加工実演A:大型セラミックス板を均一に平らに
協力:フルカワセラミックス/岡本工作機械製作所
ファインセラミックスは、昨今の半導体需要が拡大する中、スマートフォンなどの電子部品をはじめ、自動車や航空宇宙産業などあらゆる分野で加工需要が高まっている素材のひとつです。しかし、非常に加工が難しい素材と言われています。会場には普段は目にすることが少ない超大型サイズ(φ800)のファインセラミックス素材を持ち込み、「より均一に、より平らに」を実現する研削加工を披露します。
加工実演A
加工実演B:アクリルで実物大の昆虫を忠実に再現
協力:Jpキュービック/碌々産業
プラスチックの中でも、欠けやすく曇りやすいなどの特性から加工難易度が高いとされるアクリル。今回はブロック形状のアクリルから実物大の昆虫を削り出します。忠実に再現されたワークは息をのむほどの高い透明度や鏡面度を実現しており、バリもない加工技術は必見です。会場では加工実演したワークを触ることができる他、アクリルで加工した数種類の昆虫も披露します。
加工実演B
加工実演C:工具を工夫し、5軸加工を劇的に時短
協力:アルファーテクノロジー/安田工業 工具提供:オーエスジー
5軸加工が効果を発揮する部品は年々増加しています。しかし、部品が複雑な曲面形状になるほど、滑らかにするには長い加工時間がかかるとの声も多く聞かれます。今回、5軸マシニングセンタ(MC)でしか加工できない複雑形状のMECTオリジナル部品を設計。工具を工夫し、加工時間の劇的な短縮に成功した中小企業の技の一端を披露します。また、5軸MCに最適な機内計測や、粗加工の時間を大幅に短縮する新工法なども紹介します。
加工実演C
【コンセプトゾーンについて】
生産現場向けの最新技術を特設会場で実演展示することで、来場者に少しでも仕事のヒントをつかんでもらい、国内の製造業を活性化することが狙い。前回展では「未来を変える新時代の自動化」と題し、人とロボットがそれぞれの得意分野を補い合える製造現場を作り上げるためのヒントとなるような産業用ロボットや自動化システムを紹介した。
【セミナー概要】
●開催場所:交流センター3階会議ホール
●開催時間:10月18日(水)~20日(金)①13:00~14:00 ②14:20~15:20
●聴講料金:無料
●申し込み方法:公式ウェブサイト(https://mect-japan.com/2023)から受け付け
●定員:各セミナーとも 400 人(先着順)
●講演内容
10 月 18 日(水)テーマ「自動車」明日の自動車づくり
講演①:13:00~14:00
「マルチパスウェイを実現するモノづくりの進化」
トヨタ自動車 元町工場 工場長 宮部義久 氏
講演②:14:20~15:20
「変わらないものから生まれるモノづくりの進化と新領域への挑戦」
日産自動車 理事 横浜工場 工場長 和田民世 氏
10 月 19 日(木)テーマ「航空機」航空機産業の展望
講演①:13:00~14:00
「ボーイング・ジャパン・リサーチ・センターの紹介」
ボーイングジャパン ボーイングリサーチアンドテクノロジージャパン
シニアマネージャー 兼 ボーイングジャパンリサーチセンター
センター長 大沢裕史 氏
講演②:14:20~15:20
「航空の脱炭素化にむけた取り組み」
IHI 航空・宇宙・防衛事業領域 技術開発センター
副センター長 増田和裕 氏
10 月 20 日(金)テーマ「自動化」最新ロボットどう使う
講演①:13:00~14:00
「Kawasaki が描く、これからのロボティクス」
川崎重工業 精密機械・ロボットカンパニー
ロボットディビジョン 理事 真田知典 氏
講演②:14:20~15:20
「ヤマハ発動機が描く搬送自動化 ~μ to km~」
ヤマハ発動機 執行役員 ソリューション事業本部
ロボティクス事業部長 江頭綾子 氏
【会場速報について】
MECT2023公式サイト内に、MECTの見どころなどをいち早く発信する特設ページ「会場速報」を設けます。各社の新製品の紹介と、自動化やモノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)など最新技術に関する展示の内容だけではなく、来場者の関心を集める実演の様子や出展者の意気込み、展示会の雰囲気などの情報を随時配信します。10月16日(月)に公開予定です。
会場速報
【メカトロテックジャパンについて】
1987 年にスタートした、工作機械を中心とするFA技術専門展。西暦奇数年の秋に名古屋市のポートメッセなごやで開催される。奇数年のFA展としては、国内最大規模。通算18回目となった2021年展では、426社・団体(1,795小間)が出展し、68,929人が来場した。
【株式会社ニュースダイジェスト社について】
創業:1964(昭和39)年3月 設立:1968(昭和43)年5月
代表者:代表取締役社長 樋口 八郎(ひぐち・はちろう)
資本金:2,000万円
従業員:25名
本社:〒464-0075 名古屋市千種区内山3-5-3
ホームページ:https://www.news-pub.co.jp
概要:1964 年の創業以来、工作機械の専門誌《月刊生産財マーケティング》を中心に、FA 業界向けの図書を多数出版。2018 年には産業用ロボットに特化したウェブマガジン「robot digest」を創刊。2022年には産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN」を主催。
【愛知県機械工具商業協同組合について】
設立:1949(昭和24)年
代表者:理事長 水谷 隆彦(みずたに・たかひこ=ミズタニ機販株式会社 代表取締役社長)
組合員:222社 賛助会員:106社(2023 年9月現在)
所在地:〒456-0032 名古屋市熱田区三本松町16-8
ホームページ:http://www.aikiko.or.jp
概要:愛知県内に所在する機械工具(工作機械、産業用ロボット、自動化システム、周辺機器、工具、測定機器など)商社の協同組合。情報共有だけでなく、勉強会や若手経営者の育成と交流に力を入れる。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社ニュースダイジェスト社
- 所在地 愛知県
- 業種 新聞・放送・出版
- URL http://www.news-pub.co.jp/
過去に配信したプレスリリース
202社・団体、1096小間と中部最大の産業用ロボット専門展を初開催
2022/6/2