過去最多の477社・団体が出展 今年、国内最大の工作機械見本市、10月23日から名古屋で開催
2019年9月25日
株式会社ニュースダイジェスト社
愛知県機械工具商業協同組合
過去最多の477社・団体が出展
今年、国内最大の工作機械見本市、10月23日から名古屋で開催
株式会社ニュースダイジェスト社(代表取締役社長・樋口八郎)は、主催する国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン2019(以下:MECT2019)を、10月23日(水)から4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催します。出展者数は過去最多となる477社・団体。うち全出展者の12.1%にあたる58社(前回77社)が初出展です。展示規模はリーマン・ショック前の2007年展の1,953小間に次ぐ1,941小間で、前回展の1,933小間を上回りました。これは、今年国内で開催される工作機械見本市としては、最大規模となります。会場内に展示される工作機械は大小含めて270台、鍛圧・板金機械は21台。また、1,426点の新製品(1年以内に発表されたもの)が展示される予定です(※いずれも9月18日までの集計)。海外からの参加は25カ国・地域を数えます。
毎回、世界最先端の技術の実演展示に挑戦する主催者コンセプトゾーン(企画展示)では、人手不足の深刻化や生産性向上への期待から大企業だけでなく中小企業からも関心が高まる「ロボット」にスポットを当て、中小企業に最適な産業用ロボットの活用法や高度化したシステムなどを会場内で紹介し、新たな生産現場の可能性に迫ります。また主催者企画のセミナーでは、トヨタ自動車、日産自動車、ボーイングらが、それぞれの分野から、ものづくりの今後について講演します。
本展の概要は以下の通り
【開催期間】2019年10月23日(水)~26日(土)10:00~17:00
※25日(金)は18:00まで、最終日26日(土)は16:00まで
【開催場所】ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
【主催】株式会社ニュースダイジェスト社
【共催】愛知県機械工具商業協同組合
【入場料】大人1人=1,000円、団体10人以上1人=500円
公式ウェブサイトからの事前登録者、海外来場者、学生は無料
【出展者数】477社・団体(うち58社が初出展)
【展示規模】1,941小間
【主な出展製品】工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、鋸刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など
【メカトロテックジャパンとは】
1987年にスタートした、工作機械を中心とするFA技術専門展。西暦奇数年の秋に名古屋市のポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される。奇数年のFA展としては、国内最大規模。通算16回目となった前回の2017年展では、457社・団体(1,933小間)が参加、92,305人が来場した。
【企画展示コンセプトゾーン】
◇テーマ:中小必見!!ロボットで現場が変わる
◇開催場所:ポートメッセなごや1号館内特設会場
◇実施期間:10月23日(水)~26日(土)
◇展示内容
A:ロボット切削で広がる可能性(協力:トライエンジニアリング、イワタツール、安川電機)
愛知県のシステムインテグレーター(Sler、エスアイアー)であるトライエンジニアリングとロボットメーカーの安川電機による世界初披露の国産高剛性ロボット「MOTOMAN(モートマン)-GG250」を使った切削加工システムを展示する。ロボット向けに開発した工具と組み合わせ、複数素材を多方向から加工。ロボットによる最新の切削加工技術を披露します。
B:軽くて小さいロボットはこう使う(協力:デンソーウェーブ)
設置面積約200㎠、重量わずか約4kgのデンソーウェーブ製協働ロボット(※1)「COBOTTA(コボッタ)」。コボッタによるネジ締めをはじめ、初披露となるラベル貼りや精密部品の組み付け、ロボット化が難しかったFPC(※2)の組み立てなど、軽くて小さいロボットならではの生産現場に適した具体的な活用例を複数提示します。
C:重筋作業を肩代わりする(協力:ファナック)
作業現場に数多く存在する筋力が必要な「重筋作業」。作業者負担を軽減する解決策の一つとして、協働ロボット最大の可搬質量35kgを誇るファナックが開発した「CR-35iA」を活用し、重さ20kgのロボットアームの組み立て工程を披露する。大きくて安全な協働ロボットの最適な使い方、魅力を紹介します。
D:小型部品を一緒に器用に組み立てる(協力:ABB) 体験可
高度な自動化を実現するABB製協働型双腕ロボット「YuMi(ユーミィ)」と共に、塗装機部品の組み立て作業を体験できるコーナーを設置。人との真の協働作業が可能となる双腕ロボットの魅力、活用法
を提示します。
※コンセプトゾーンとは
製造現場向けの最新技術を1号館特設会場で実演展示することで、来場者に少しでも仕事のヒントをつかんでもらい、国内の製造業を活性化することが狙い。前回展では「New Frontier宇宙 求められる加工技術」と題し、新市場「宇宙」の魅力やロケットや人工衛星を作るのに必要とされる加工技術を紹介した。
※協働ロボット=人と同じ空間で働くことを前提に開発された産業用ロボット。安全柵なしで使用できる。
※FPC=薄い絶縁材(プラスチックフィルム) を使い、曲げることができる構造のプリント配線基板
【セミナー】
◇開催場所:ポートメッセなごや 交流センター3階会議ホール
◇開催時間:10月23日(水)~25日(金)①13:00~14:00 ②14:20~15:20
◇聴講料金:無料 ※MECT会場への入場料1,000円は別途必要です
◇申し込み方法:公式ウェブサイト(mect-japan.com)セミナーページから受け付け
◇定員:各セミナーとも400人(先着順)
◇講演内容
10月23日(水) テーマ「自動車」 新時代のクルマづくり
講演①:13:00~14:00
「変革期を乗り切る取り組み」
トヨタ自動車 パワートレーンカンパニー ユニット系工場担当 三好・明知工場長 岡田政道 氏
講演②:14:20~15:20
「日産自動車 パワートレイン生産技術開発の取り組み」
日産自動車 アライアンス グローバルVP 常務執行役員 パワートレイン生産技術開発本部 本部長
村田和彦 氏
10月24日(木) テーマ「航空機」 航空機製造の最新トレンド
講演①:13:00~14:00
「ボーイングと日本のパートナーシップ、航空機産業を取り巻くビジネス環境と最新動向」
ボーイング リサーチ&テクノロジー ジャパン ディレクター 根岸英一 氏
講演②:14:20~15:20
「先進ものづくりシステム連携研究センター最新の取り組みと航空機用材料の加工における一工夫」
東京大学 生産技術研究所 教授 先進ものづくりシステム連携研究センター センター長 臼杵年 氏
10月25日(金) テーマ「ロボット」 広がるロボットの可能性
講演①:13:00~14:00
「Our Mission in Japan:ロボットの可能性を広げるユニークな活動および導入事例」
ABB ロボティクス&ディスクリート・オートメーション 事業本部 事業本部長 中島秀一郎氏
講演②:14:20~15:20
「2019年のFA・ロボットシステムインテグレータ協会の取り組みとロボット社会実装」
FA・ロボットシステムインテグレータ協会 会長 久保田和雄 氏
【会場速報】
MECT2019公式ホームページ(HP)内に、MECTの見どころなどをいち早く発信するコーナーを新設します。各社の自動化やモノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)など最新の提案、新製品の紹介をはじめ、来場者の関心を集める実演の様子や出展者の意気込みなど展示会の雰囲気が伝わる情報、ニュースを動画や写真を活用して随時配信します。
公式メディア3媒体(月刊生産財マーケティング、SEISANZAI Japan、robot digest)とも連動し、情報の発信や後追い記事を各媒体で掲載します
10月21日(月)に公開予定です。
【株式会社ニュースダイジェスト社】
代表者:代表取締役社長 樋口 八郎(ひぐち・はちろう)
本 社:〒464-0075 名古屋市千種区内山3-5-3
概 要:1964年の創業以来、《月刊生産財マーケティング》を中心に、FA業界向けの図書を多数出版。
【愛知県機械工具商業協同組合】
代表者:理事長 水谷 隆彦(みずたに・たかひこ=ミズタニ機販株式会社 代表取締役社長)
組合員:236社 賛助会員:107社(2019年4月1日現在)
所在地:〒456-0032 名古屋市熱田区三本松町16-8
概 要:愛知県内に所在する、機械工具(工作機械、周辺機器、工具、測定機器等)商社の協同組合。情報共有だけでなく、勉強会や若手経営者の育成・交流に力を入れている。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社ニュースダイジェスト社
- 所在地 愛知県
- 業種 新聞・放送・出版
- URL http://www.news-pub.co.jp/
過去に配信したプレスリリース
202社・団体、1096小間と中部最大の産業用ロボット専門展を初開催
2022/6/2