I know IBDプロジェクト、国内最大級のクリエイティブアワードにおいて「ACCシルバー」をPR部門で受賞

アッヴィ

2023年11月16日

アッヴィ合同会社

アッヴィI know IBD (アイノウ アイビーディー)プロジェクトについて、国内最大級のクリエイティブアワードにおいて「ACCシルバー」をPR部門で受賞

 

ー I know IBD プロジェクトは、炎症性腸疾患(IBD) 患者さんの日常生活での「見えない壁」の1 つである外出時のトイレの不安解消と社会全体におけるIBDの理解向上を目指し、2022 年 5 月に始動

ー IBD は主な症状である下痢や腹痛により、トイレの回数の増加や、食事の制限など患者さんの日常生活に様々な影響を及ぼすこともある指定難病1,2

ー IBD 患者さんに対して、施設・店舗内トイレの貸し出しや、本プロジェクトのステッカーを施設・店舗内に掲出し、IBD 患者さんへの支援・理解を可視化

ー 本プロジェクトの協力企業・協力店数は、全国47都道府県で115社2,492店舗を達成(2023年 10月末時点)

 

アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長 : ジェームス・フェリシアーノ)は、I know IBD プロジェクトについて、国内最大級のクリエイティブアワード「2023 63rd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において、「ACCシルバー」をPR部門で受賞したことをお知らせします。

 

本プロジェクトは、「見えない壁」ともいえる、社会が気づいていないIBD患者さんを取り巻く様々な課題解消に取り組み、さらにはIBDを正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体のIBDについての理解を高めることを目的としています。

 

IBD は、大腸や小腸など消化管に炎症が起こる疾患で、主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病があります。下痢や腹痛が主な症状であるために周りに疾患であると気付かれにくい特徴に加え、トイレの回数の増加や、食事の制限など患者さんの日常生活に様々な影響を及ぼすこともあります1,2

 

IBD の発症は、これから社会で活躍する世代である 10-20 代で多く報告されています3。国内のIBD推計患者数は約29万人4と、指定難病の中でもっとも患者数が多い疾患5で、国内患者数は年々増加傾向にあります5

 

IBD患者さんにとって、社会が気づいていない様々な「見えない壁」が存在する中で、患者さんの日常生活に影響するものの1つとして、外出時のトイレへの不安があります6。トイレを理由に外出に気後れしてしまう、活動範囲が限定的にならざるを得なくなってしまうなど、本プロジェクトでは、こうした患者さんの日常生活の「見えない壁」に対して、様々な企業・店舗の協力を得て解消に取り組んでまいりました。

 

本プロジェクトの趣旨に賛同いただいた協力企業・協力店では、IBD患者さんに対して、施設・店舗内トイレの貸し出しを行っています。また、本プロジェクトのステッカーを施設・店舗内に掲出し、IBD患者さんへの支援・理解の可視化につなげます。さらに、協力企業・協力店の従業員を対象に、IBDに関する教育資材の配布などを行い、社会全体でのIBDの理解向上を目指しています。

 

2022年5月にプロジェクトを発足して以来、アッヴィは幅広い業種からI know IBDプロジェクトの賛同を得て、協力企業・協力店拡大に取り組んできました。その結果、協力企業・協力店数は全国47都道府県において115社2,492店舗(2023年 10月末時点)となりました。

 

アッヴィはI know IBDプロジェクトを通じて、様々な企業・店舗の賛同を得て協力者の輪を広げていくことで、社会全体での疾患認知と理解を広げていきます。また、トイレの問題だけでなく、IBD患者さんを取り巻く見えない壁の課題を解消し、希望あふれる日常の実現を目指します。

 

ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSについて

あらゆる領域のクリエイティブを対象としたアワードです。国内で最も規模が大きく、権威のあるアワードのひとつとして知られており、63回目の開催となる本年は全9部門、応募総数2,448本の中から、各賞が選出されました。 PR部門においては、社会やコミュニティにおける新たな合意形成を目指し、クリエイティビティを発揮することで生活者の意識や態度を変容させることに挑戦したプロジェクトが表彰されました。

 

アッヴィについて

アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製とソリューションの提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、精神・神経疾患、アイケア、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、www.abbvie.com をご覧ください。LinkedInFacebookInstagramX(旧TwitterYouTubeでも情報を公開しています。

日本においては主に、免疫疾患、肝疾患、精神・神経疾患、がん、アイケアの領域、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスのポートフォリオで、製品の開発と提供に取り組んでいます。アッヴィの詳細については、www.abbvie.co.jpをご覧ください。FacebookYouTubeでも情報を公開しています。

 

参考資料

・プロジェクト特設サイト:https://www.iknowibd.com/prj

 

・プロジェクトロゴ

 

・ステッカー

 

 

1. A comprehensive review and update on ulcerative colitis,2019 Dec;65(12):100851. doi: 10.1016/j.disamonth.2019.02.004. Epub 2019 Mar 2.

2. The Facts about Inflammatory Bowel Diseases. Crohn’s & Colitis Foundation of America. 2014. Available at:https://www.crohnscolitisfoundation.org/sites/default/files/2019- 02/Updated%20IBD%20Factbook.pdf. (2023年11月8日アクセス)

3. 難病情報センター(https://www.nanbyou.or.jp/)(2023年11月8日アクセス)

4. 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究 総括 研究報告書(平成28 年度)

5. 厚生労働省衛生行政報告例(平成30年度末現在)より

6. アッヴィ合同会社プレスリリース(2021年5月11日発表)https://www.abbvie.co.jp/content/dam/abbvie- dotcom/jp/documents/press-release/2021_0511.pdf

 

 

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