企業の地震防災DXを推進する新サービス「VissQ-Geonavi連携サービス」を提供開始!

建物の用途に応じた地震被害把握システムの構築が可能に!

白山工業

白山工業株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:吉田稔 https://www.hakusan.co.jp/)は、建物の用途に応じた地震被害把握システムの構築が可能となる「VissQ-Geonavi」サービスを開発、2月7日より提供開始※1しました。

当社が2011年より販売する「VissQ※2」は、地震発生時の建物の安全性を評価し、施設管理者が建物の継続使用・事業継続・帰宅困難者の受け入れなどを判断できるシステムですが、建物条件や初期費用の面で希望するすべての建物に導入することが難しいという課題がありました。

今回の新サービスにより、「VissQ」の被災度判定結果を「IoT地震観測サービス」のクラウドサービス「Geonavi」上で表示できるようになります。また、IoT地震観測サービスと組み合わせることで、建物の用途に応じた地震被害把握が可能となり、企業の地震防災DXを一層推進します。

本サービスは、対象のVissQシリーズ※3を導入済、もしくはこれから導入されるユーザーであれば、追加でIoT地震観測サービスを申し込むことで、ご利用いただけます。

本社ビルにVissQ、支店や関連施設にはIoT地震観測サービスなど、

自由に組み合わせることで建物の用途に応じた地震被害把握システムが構築できます。

 

 

両サービスの被害情報を一元管理

 

 被災度判定レポートの表示(VissQ)

 

※1 当社の提供する計測地震防災システムVissQ、IoT地震観測サービスの新機能として提供

※2 Visual Sensor System for Quakesの略称。読み:ビスキュー

※3 利用には、VissQ Webサービスの申し込みが必要

 

 

背景・経緯

当社が2011年より販売するVissQは、建物に設置された地震計で観測された加速度データとあらかじめ設定した建物情報と組み合わせることで、地震発生時の建物の安全性を評価するシステムですが、建物条件や初期費用の面で、希望するすべての建物に導入することが難しいという課題がありました。また、VissQのユーザーが、IoT地震観測サービスと組み合わせて利用する場合には、別々のプラットフォームでの運用となっていました。

今回の新サービスにより、VissQとIoT地震観測サービスという異なるサービスの被害状況を一元管理できるようになるため、建物の用途に応じた地震被害把握が可能になります。

 

■ VissQについて

各階に設置された地震計の加速度記録とあらかじめ設定した建物情報を組み合わせることで、建物全フロアの最大加速度と最大層間変形角を算出し、建物の健全性を評価。施設管理者や利用者に対して、建物の継続使用・事業継続・帰宅困難者の受け入れなどの判断ができるようサポートするシステムとして、全国の高層ビルを中心に400棟以上の施設に導入(2024年2月現在)。大手デベロッパーを中心に高層オフィスビルの標準設備として普及しています。

 

■ IoT地震観測サービスについて

通信機能搭載の地震計で加速度記録をクラウドプラットフォームGeonaviにアップロード。MAPやリストでの震度表示に加えて、共有のためのメール通知機能までトータルシステムを提供。「広域・多拠点の被害状況を一元管理」「迅速な初動対応に役立つ」サービスとして、2020年のサービス開始以来、製造業・物流施設・インフラ施設を中心に地震計1,000台以上を設置。幅広い業界で活用されています。

 

提供価格

初期設定費用:50,000円

サービス利用料:30,000円/年

※VissQ WEBサービス、IoT地震観測サービスの導入が必須

 

Webページ

・ 地震防災ソリューション

 https://www.hakusan.co.jp/solution/bosai/

・ VissQ

 https://www.hakusan.co.jp/solution/bosai/vissq.html

・ IoT地震観測サービス

 https://www.hakusan.co.jp/solution/bosai/IoT_quake_monitor.html

 

 

■ 白山工業株式会社

当社は、長年に渡り(国研)防災科学技術研究所が運営する地震観測網や大学が運営する火山観測システムへ機器やシステムを供給しています。2011年に提供開始した建物の構造の被害を推定する被災度判定支援システム「VissQシリーズ」は400棟以上の導入実績を誇り、多くのお客様にご利用いただいています。2020年にはLTE通信内蔵の小型地震計とクラウドサービスで構成される「IoT地震観測サービス」の提供を開始。2023年時点で1,000台以上の地震計を出荷し、製造業・物流施設・インフラ施設を中心に幅広い業界で活用されています。

白山工業は、パートナーの皆様との連携を深めながら、先端技術と地震計測技術の融合により、世界の地震防災に貢献します。“HAKUSANの「技術」で、たくさん の「安心」を”これが当社のミッションです。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

システムイメージ

両サービスの被害情報を一元管理

被災度判定レポートの表示(VissQ)

白山工業

VissQイメージ

IoT地震観測サービスイメージ

VissQ-Geonavi連携サービス

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