Windpower MonthlyがSANY Renewable EnergyのSI-230100を2023年陸上風力タービンのトップ10に選出

SANY Group

 

【上海2024年2月6日PR Newswire=共同通信JBN】風力発電業界の世界的な主要メディアであるWindpower Monthlyは、SANY Renewable EnergyのSI-230100風力タービンを2023年の陸上風力タービンのトップ10に選び、5.6MW以上の陸上風力タービン部門の金賞を授与しました。

 

SANY's 131-meter SY1310A onshore wind turbine blade

 

今回の受賞により、SANY Renewable Energyは3年連続で世界最高級の評価を受けました。これは、同モデルの卓越した品質と性能、市場での競争優位性、技術革新で同社の主導的地位を証明するものです。

 

SI-230100風力タービンは、発電性能と信頼性の面で数々の画期的な進歩を遂げています。風車の直径は230メートルで、標準的なサッカー場6面分の総面積があり、優れた風をつかんで発電する優れた能力を備えています。ダブルボックス・トランス実装技術も採用し、負荷制御を効果的に最適化します。

 

さらに、軽量設計であることから輸送コストが抑えられ、引き渡し効率が大きく向上します。Huadian Energy Companyは2023年11月、SI-230100を使った黒竜江省寧安のFengshuishan風力発電プロジェクトの落札に成功しました。同プロジェクトは10MW容量の風力タービンを一括導入する中国初の陸上風力発電です。

 

一方、内モンゴル自治区バヤンノールにあるSANY Renewable Energyのゼロカーボン・インテリジェント工業団地では、1月21日に131メートルの陸上風力タービンブレードSY1310AがSANY Renewable Energyの組立ラインを離れました。SY1310Aは、世界最長の陸上風力タービンブレードの記録を樹立しました。

 

ブレードの長さが増すと、剛性と強度に対する要求も高くなります。このブレードは厚く鈍角な後縁を持つ高機能翼型、最適化された翼型レイアウト、全体的な厚みの増加といった複数の高度な技術革新を採用しています。また、インテリジェントな製造を実現して精度を向上するために、自律的なグラスファイバースリーブ切断プレキルト、大型複合ブレード用の長距離オンライン注入技術など、いくつかの新しい製造プロセスが組み合わされています。

 

超ロングブレードの剛性と安定性が大幅に改善された一方で、同じクラスの他の製品と比べて軽量化も図られています。SANY Renewable Energyは、過酷な気象条件下での信頼性を確保するために落雷対策ソリューションをカスタマイズしました。SY1310Aブレードは、北京で開催されたChina Wind Power 2023展示会で発表され、その時点で世界最大の風力タービンだった15MW風力タービンユニットに適用されます。このユニットは、構造を簡素化し故障部位を減らすため、ギアボックスを軸座に直結したフロントエンド統合駆動方式を採用しています。同時に、信頼性向上のため、ダブルTRB主軸受設計と4点支持構造を採用しています。ブレードと発電機の両方はSANY Renewable Energyが独自設計したもので、最適性能の発揮に向けた相乗効果の高い設計になっています。

 

SANY Renewable EnergyのZhou Fugui会長は「業界のリーダーとして、SANY Renewable Energyは技術革新でさらなるブレークスルーを達成し続け、高品質の製品とサービスによってお客様に大きな価値を創出し、インテリジェント製造によってグリーンな未来の先頭に立っていきます」と述べました。

 

SANY Renewable Energyは「高度化、拡大、リーチ、軽量化、インテリジェンス」に焦点を当てた発展戦略を堅持し、優れた革新の力を常に高めてトップティアの製品とソリューションを提供しています。同社の取り組みは風力発電所の進歩を支え、費用効果の高いエネルギーを確保し、顧客の投資を保護し、中国の風力発電部門の質の高い発展に貢献しています。この取り組みは国家の「デュアルカーボン」目標の追求と一致しています。

 

 

 

PR Newswire Asia Ltd.

 

 

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