2月24日ホワイトタイガーの赤ちゃん命名式、 2月25日にネコ園長就任10周年記念式典を実施いたします。

2024/2/20 10:00

2月24日ホワイトタイガーの赤ちゃん命名式、 2月25日にネコ園長就任10周年記念式典を実施いたします。

2023年就任記念式典での様子ホワイトタイガーの双子の赤ちゃん

　宇都宮動物園（所在地：栃木県宇都宮市、代表　荒井賢治）は、2024年2月24日(土)にホワイトタイガーの赤ちゃんの命名式、翌25日(日)に宇都宮動物園の看板ネコ「さんた」のネコ園長就任10周年記念式典を実施いたします。

　ネコ園長「さんた」は2013年12月25日のクリスマスに、宇都宮動物園の前におかれた段ボール箱の中にメッセージと共に捨てられていました。通常ですと他の動物たちへの感染防止の為、保健所へ連れていかざるを得ないのですが、「この捨て猫には特別なものを感じる」という職員の懇願もあり、クリスマスにちなんだ「さんた」という名前をつけて園内で面倒をみることになりました。そして翌2014年2月2日、ネコの園長として就任しました。それから10年と月日が経ちましたが、変わらず多くの方々からネコ園長として愛され続けております。

　当日は飼育員による手作りケーキをさんたにプレゼントをするほか、毎年の式典で伝統になっております宇都宮動物園の繁盛祈願としてだるま開眼を行います。またさんたの機嫌次第となりますが、ご来園者の方々のためのフォトセッションも設けております。フォトセッションはあくまでさんたの機嫌と体調次第となりますことをご了承の上、是非ともご来園いただければ幸いです。

　また２月はネコの日のある月ということで、昨年10月に宇都宮動物園で誕生しました大型のネコ科であるホワイトタイガーの双子の命名式を、前日2月24日(土)に実施いたします。その様子も併せてご確認いただけましたら幸いです。

ホワイトタイガーの赤ちゃん　命名式　概要

　■名称：　ホワイトタイガーの赤ちゃん命名式

　■会場：　宇都宮動物園内　ホワイトタイガー舎前

　■日時：　2024年2月24日(土)　12:30～13:00（予定）

　■内容：　宇都宮動物園で誕生しましたホワイトタイガーの

　　　　　　双子の赤ちゃんたちの名前発表

　　　　　　※式典終了後約30分、荒井園長が質疑応答に対応予定

【ホワイトタイガーについて】

ホワイトタイガーはインド付近に暮らすベンガルトラという種類の白変種です。（アルビノとは異なります。）体毛は白色もしくはクリーム色、縞模様は個体によっては異なりますが、茶色やほとんど見えないものもいます。また目の色は多くの個体がアイスブルーです。野生のホワイトタイガーは1951年にインドで捕獲されたのを最後に発見されていません。現在では飼育下でしか目にすることができなく、全世界でも約250頭あまり、国内には30頭ほどしかいません。ベンガルトラを含む9亜種は、現在絶滅もしくは野生での絶滅が確認されている4亜種のほか、のこり5亜種も絶滅危惧種や近絶滅種に指定されております。

ホワイトタイガーの親子