春の収穫期を迎えた中国・貴州省の都イン毛尖茶園
中国南西部貴州省の都イン市で摘まれる新茶葉
AsiaNet 0200066 (0683)
【都イン(中国)2024年3月22日新華社=共同通信JBN】都イン毛尖(Duyun Maojian)の茶葉は主に、中国南西部貴州省にある黔南プイ族ミャオ族自治州の都イン市で栽培されています。かつて宮廷への貢物として使われ、乾燥茶葉が釣り針に似ていることから、“釣り針茶”と名付けられています。
都イン毛尖茶の製造技術は2022年、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。昨年、地域のパブリックブランド「都イン毛尖」の価値は48億9000万元(約6億7678万米ドル)に達しました。
黔南プイ族ミャオ族自治州では茶産業が農家の収入増をもたらし、地方活性化を後押しする基幹産業になっています。2023年、自治州内の茶葉販売量は6万800トンに達し、販売額は119億元、輸出額は3191万元になりました。
都イン毛尖茶葉の中心生産地は低緯度、高地、少ない日照、雲の多さを誇っています。恵まれた生態環境と絶妙な製茶技術が質の高い都イン毛尖茶を育んでいます。茶葉は形がよく、独特の香りがあります。
都イン毛尖はブランド、品質、味を重視して、クリーンで上質の茶葉を生産しています。地域ブランド価値の観点から、都イン毛尖は中国茶の中で一級品に分類されています。
黔南プイ族ミャオ族自治州はデジタル茶園拠点の構築、都イン毛尖主産地の製品トレーサビリティーシステム確立、伝統農業から現代農業への茶産業向上、また、ブランドの市場シェア転換に集中します。その結果、都イン毛尖は一大産業になり、人々を豊かにします。
画像説明:中国南西部貴州省の都イン市で摘まれる新茶葉
ソース:Information Office of Autonomous Prefecture of Qiannan
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