ヤマウの低炭素型コンクリート製品が国土交通省の現場で採用

ヤマウ

報道関係各位

2024年4月11日

株式会社ヤマウ


ヤマウの低炭素型コンクリート製品が国土交通省の現場で採用 リサイクル材(産業副産物)である高炉スラグ微粉末をセメントの代替材として置換し

CO2排出量を70%程度削減

 

 

株式会社ヤマウ(本社福岡市、代表取締役社長 有田 徹也)は高炉スラグ微粉末をセメントの代替材として70%置換した低炭素型コンクリートCNEcon(シーエヌイーコン)を使用した製品を製造・出荷しました。

CNEconはセメントを100%使用した場合に比べCO2排出量を約70%(183㎏/㎥)削減できます。

 

採用現場概要

低炭素型コンクリートCNEconを使用したコンクリート製品ケスタⅠ型が国土交通省九州地方整備局 大隅河川国道事務所の発注した現場に採用されました。



施主:国土交通省九州地方整備局大隅河川国道事務所

現場:肝属川田崎下流地区堤防浸透対策工事

場所:鹿児島県鹿屋市田崎町

製品:ケスタⅠ型(環境保全覆土ブロック) 1506.8㎡

工事内容:河川土工、法覆護岸工、植生工

施工業者:国基建設株式会社

製造:株式会社ヤマウ 高崎工場

工期:令和5年2月17日~令和6年3月15日

CO2削減効果:33.6t

 

低炭素型コンクリートCNEconについて

 CNEcon(シーエヌイーコン)は、Carbon Neutral Ecology concreteの頭文字をとったもので、リサイクル材(産業廃棄物)である高炉スラグ微粉末をセメントの代替材として55~70%置換した低炭素型コンクリートです。

高炉スラグ微粉末をセメント代替材として置換することによって、セメントを100%使用した場合に比べCO2排出量を最大で70%程度削減でき、脱炭素化に大きく貢献することが可能です。

 また、国土交通省の建設現場における脱炭素化に向けた取り組みである「低炭素型コンクリートブロック活用工事」に適応したコンクリートになります。

 

高炉スラグ微粉末について

 高炉スラグは、製鉄所の高炉で鉄鉱石から銑鉄を製造する際に分離される副産物です。高温溶融状態の高炉スラグを水で急冷却処理したのちに粉砕したものが高炉スラグ微粉末です。

 一般的なセメント材料であるポルトランドセメントを製造する際、焼成過程でセメント1tあたり700㎏強のCO2が発生しますが、高炉スラグ微粉末は高炉スラグを粉砕するだけでセメント同様に硬化する性質があり、置換率に比例してCO2排出量を削減できます。

 

株式会社ヤマウの取り組む脱炭素活動について

  株式会社ヤマウは、全国主要コンクリートメーカー50社が集結した「aNET ZERO」へ参画し、2040年までのNET ZEROを目指し、チャレンジをスタートしました。

 また、環境省が展開するデコ活「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」に賛同し、2023年10月に「デコ活宣言」しています。

 

株式会社ヤマウ ホームページ:

https://www.yamau.co.jp/

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

ケスタⅠ型 施工写真

覆土後現場写真

NET ZERO ロゴ

ヤマウHP

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