電通グループ、「2030サステナビリティ戦略」をアップデート

困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していく

電通グループ

電通グループ(ブランド:「dentsu」、本社:株式会社電通グループ、拠点:東京都港区、代表者:代表執行役 社長 グローバルCEO 五十嵐 博、以下「当社グループ」)は、この度、2021年に中期経営計画の柱の一つとして導入した「2030サステナビリティ戦略※1」をアップデートしました。当社グループを取り巻く事業環境やサステナビリティに関わる世の中の状況・認識の急速な変化に対して、One dentsuとしてより能動的に対応し、社会やステークホルダーに対する責任を果たしていくことが、今回の戦略アップデートの狙いです。同戦略に基づき、「困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していく」ことにより、当社グループ及び社会のサステナビリティの実現を目指します。

 

なお、新たにアップデートした「2030サステナビリティ戦略」では、「人」、「地球」、「イノベーション」の3つの重点領域にわたって、5つの取り組むべき重要課題を特定した上で、各重要課題に対して、目指すゴール、アクションプランとKPIを設定※2しました。2030サステナビリティ戦略の推進及び5つの重要課題に対する各種取り組みの進捗は、グループサステナビリティ委員会※3を通じて評価、管理していきます。

 

当社グループは、多様な視点を持つ人々とつながりながら、かつてないアイデアやソリューションを生み出し、社会や企業の持続的な発展を実現するために存在しています。「人起点の変革」の最前線に立ち、社会にポジティブな動力を生み出すことを通じて、人が生きる喜びに満ちた活力ある社会を実現するというビジョンを掲げ、新たな「2030サステナビリティ戦略」を推進することで、困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していきます。

 

【グローバル・チーフ・サステナビリティ・オフィサー 北風 祐子のコメント】

dentsuが真に顧客と社会の未来への成長に貢献するためには、非財務価値の創出に向けた取り組みが極めて重要です。dentsuのサステナビリティ戦略は、困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していくことです。ただ持続可能であればよいのではありません。未来の可能性を創っていくのです。そのために、まず、現在の制約にとらわれず、理想の未来を描きます。どうすればその未来が実現できるのか、これまでの延長線上で考えるのではなく、自由に発想します。そして、私たちが創業以来培ってきた「人間への洞察力」を活かして、人の考え方や行動に変革をもたらすことで、社会全体のサステナビリティ推進に貢献できると信じています。

 

さらには、自社の短期的利益だけでなく、社会の中長期の持続性を重視するという価値観を、ステークホルダーの皆さまと共有することが大切です。マーケティングコミュニケーションに携わるステークホルダーとともに、脱炭素社会の実現に向けた業界全体のあるべき姿を議論していくことを目指します。

 

社会的価値を生み出すためには、企業、政府、市民社会の協働が鍵となります。三者をつなぐ力。これはdentsuの最大の強みの一つです。私たちは、三者をつなぎ、グローバルに活躍する多様な人財の創意を活かすことで、以下の5つのインパクトが大きい領域において、未来の可能性につながる体系的な変革を起こし、牽引していきます。

・私たち自身のサステナビリティ・トランスフォーメーションを加速する

・業界の変革を推進する

・異業種間でパートナーシップを組む

・社会の持続可能な選択を促す

・社会の仕組みを変える提案をする

 

私たちは、「他者とともに、社会の未来を創る」という精神で、企業活動を通して、社会を変革していきます。

 

【2030サステナビリティ戦略の位置づけ】

 

※1 アップデートした「2030サステナビリティ戦略」の詳細はこちらをご参照下さい。

https://www.group.dentsu.com/jp/philosophy/sustainability-strategy-2030.html

 

※2 5つの取り組むべき重要課題(マテリアリティ)は、①企業情報とコンプライアンス/データセキュリティ、②DEI、③人的資本の開発、④気候変動へのアクション、⑤イノベーションに導くリーダーシップ、です。各課題に対するアクションプラン・KPIの詳細はこちらをご参照下さい。

https://www.group.dentsu.com/jp/philosophy/sustainability-strategy-2030.html

 

※3 電通グループが2023年1月からグループ・マネジメント・チームによるグローバル経営体制へと移行したことに伴い、グループ・マネージメントボードの直下に「グループサステナビリティ委員会」を設立しました。2024年1月からは、グローバル・チーフ・サステナビリティ・オフィサーである北風祐子が議長を務めています。2024年度の同委員会は、さまざまな専門性と地域性を持つ8名のメンバーで構成され、年4回の会議を通じて多様な視点からサステナビリティ経営推進のための目標の進捗を確認、評価しています。

 

【リリースに関する問い合わせ先】

株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス 小嶋、沢田

Email:group-cc@dentsu-group.com

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