簡単に交換・廃棄で感染リスクを軽減 「アキレス医療用 陰・陽圧エアーテント NP-45」専用 『ディスポーザブル内幕』 9月2日(月)より発売開始

　アキレス株式会社（本社：東京都新宿区、社長：日景一郎）は、液体防御性能の世界的な基準で最高レベル※1のバリア性能を備え、汚れやウイルスが付着しても簡単に交換・廃棄が可能な『ディスポーザブル内幕』（「アキレス医療用 陰・陽圧エアーテント NP-45」専用）を9月2日（月）より発売します。

　新型コロナウイルス感染症の拡大以降、PCR検査場等として使用したテント類の除菌・洗浄の需要が医療現場で高まっています。テントの洗浄は当社を含めて多くの事業者が対応していますが、その間はテントが使えないため頻繁には行えず、汚れたままで使用せざるを得ないケースも生じます。また、テント自体の交換には多額な費用を要します。これらの課題を解消し今後に備えるため、高度な液体防御性能を備え、簡単に交換・廃棄が可能なテント内幕を、医療用テントの分野でいち早く開発しました。

　『ディスポーザブル内幕』は、全国各地で多くの自治体･医療機関で採用されている「アキレス医療用 陰・陽圧エアーテント NP-45」専用のテント内幕です※2。軽量で撥水性（はっすいせい）に優れるフィルム付き不織布を採用し、液体防御性能の世界的基準であるAAMI（エイミー）レベル※1で最高のレベル4相当のバリア性能を実現しました。感染の原因となる飛沫（ひまつ）、体液、血液の浸透を高い水準で防御し、感染リスクを軽減します※3。軽量で、面ファスナー方式により約14分で簡単に取り付け可能（2人での作業を推奨）。汚れが付着した時や一定期間使用後に簡単に交換し、医療廃棄物として使い捨てができます。陰圧・陽圧の両方に対応し、陰圧空間で使用しても内幕がめくれたり、剥がれたりする心配がないなど、医療現場の実情に即した感染症対策用テント内幕です。

写真：『ディスポーザブル内幕』（「アキレス医療用 陰・陽圧エアーテント NP-45」入り口側）

※1 後記の参考資料「AAMI（エイミー）レベルについて」を参照ください。

※2 購入済みの「アキレス医療用 陰・陽圧エアーテント NP-45」に取り付け可能です（別売りの台座テープが必要）。

※3 人工血液バリア性、ウイルスバリア性のデータは第三者テスト機関で測定しています。

　近年、感染症の流行が続く中で、衛生環境を担保し感染リスクを軽減しながら院外テントでのPCR検査を継続したいという現場の要望に応えるため、医療環境において衛生管理の基本となる「使い捨て＝ディスポーザブル」の視点で開発したテント内幕です。

　当社は今後も医療現場からのフィードバックに耳を傾け、感染症対策用エアーテントの開発に注力し、医療および介護・福祉の現場に貢献していきます。

『ディスポーザブル内幕』の製品概要

アキレス株式会社 〒169‐8885　東京都新宿区北新宿2-21-1　新宿フロントタワー  https://www.achilles.jp  

＜参考資料＞

AAMI（エイミー）レベルについて

AAMI（エイミー）レベルとは、米国医療機器振興協会（Association for the Advancement of Medical Instrumentation）が定める、医療用のガウンやドレープ等の液体防御性能（衝撃耐水性や耐水度、人工血液バリア性、ウイルスバリア性）を4段階で示した世界的な基準です。数字が高くなるほどバリア性能が高くなります。手術をはじめ簡単な処置や診察、受付など用途に応じて必要なレベルの商品を選定し、使い分けられています。

「アキレス医療用 陰・陽圧エアーテント NP-45」について

感染症対策用の陰・陽圧式エアーテントです。二重天幕による高い気密性により、エアーテント内部の気圧を陰圧、陽圧にコントロールできます。陰圧を保つことによりウイルスの拡散を防止。陽圧を保つことにより外部からのウイルスの進入を防ぎ、クリーンルームとしても使用可能です。エアコンと0.3ミクロン浮遊物の除去率99.97％の空気清浄機を標準装備。多くの自治体、医療機関に採用されています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■陰圧で使用時の空気の流れ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１）赤色矢印：汚染した空気を空気清浄機に吸収

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２）水色矢印：汚染を除去し綺麗な空気をテント外に放出

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３）青色矢印：エアコンを使用すればテント内の温度コントロールが可能

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  以上