China National Symphony Orchestra（中国国家交響楽団）が素晴らしい公演により海口の夜を飾りました。

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【海口（中国）2024年10月9日新華社＝共同通信JBN】中国南部・海南省の省都海口では、中国国慶節の祝日期間中に初めて開催されたHaikou Urban Art Week（海口都市アートウイーク）のさまざまな文化イベントに多くの観衆が集まり、およそ100万もの観光客が文化体験や芸術体験に没頭しました。

ミュージカルコンサート、書道・絵画展、ストリートアート・パフォーマンス、無形文化遺産のファッションショーなど、あらゆるものがウイークの期間中に開催されました。こうした芸術的な体験と並んで、ビーチスポーツ、SUP（スタンドアップパドルボード）カーニバル、バスケットボールのリーグ戦なども開かれ、中国や外国からの観光客に文化的かつ楽しみが入り混じった選択肢を提供しました。

「海口は音楽の街」。米国人のブロガーである Jong May Urbonyaさんは地元で開かれたコンサートや伝統的な海南オペラの公演に訪れ、海口の豊かな文化やゆったりしたライフスタイルにすっかり感銘を受けていました。Jong Mayさんは「機会があれば、また戻って来たいです」と言っています。

ロシアからやって来た Irinaさんは「とても素晴らしい絵画展に感動しました。これは中国の人たちの精神的な本質を表しています」と話していました。 Irinaさんは友人らと展示会を訪れ、中国の画家斉白石（Qi Baishi）の作品である「Shrimp and Crab（エビとカニ）」の掛け軸に魅了されていました。

海口市はカニエ・ウェスト（Kanye West）の世界ツアーのおかげで大変な観光の盛り上がりも経験しました。これには4万人ものファンが詰めかけ、その95％が海南島以外からでした。

Publicity Department of Haikou Municipal Party Committee（海口市委員会宣伝部）の責任者は「地元ならではの芸術祭の開催や、文化交流のためのプラットフォームの育成によって、海口は文化観光経済を推進しながら、芸術の街としてのアイデンティティーを発展させることを目指しています」と述べています。

海口は中国で最も南にある歴史的・文化的都市であり、現在、海南自由貿易港の中核部分の建設を着々と進めています。この数年、海口市は文化的な景観の強化、パフォーミングアート経済の推進、都市文化と芸術的空間のインフラ改善により、その都市の機能と質を強化してきました。

ソース：The Publicity Department of Haikou Municipal Party Committee