【第33回】『2025年度新入社員の理想の上司』を発表

産業能率大学

 

産業能率大学総合研究所(東京都世田谷区・以下、本学)では、2025年度に就職した新入社員を対象に毎年恒例の「新入社員の理想の上司」を調査しました。本学では、この「理想の上司」を1993年から調査しており、1998年からは男性上司と女性上司を分けて実施しています。

 

調査は、3月26日から4月10日までに、本年度入社した新入社員を対象に実施し、369人から回答を得ました。

 

2025年度のトップは、男性上司は大谷翔平さん、女性上司は水卜麻美さん

2025年度の新入社員の理想の男性上司の1位には、昨年、メジャーリーグ史上初となる「50本塁打・50盗塁」を達成し、大きな話題を呼んだロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平さんが、3年連続で選ばれました。また、理想の女性上司の1位には、2位に大差をつけたアナウンサーの水卜麻美さんが5年連続通算7度目のトップとなりました。ベスト10へのランキングは2015年の初登場以来、11年連続となります。

 

大谷さんを選んだ理由は「行動で示している」や「実力がある」、「優しそう」、などの回答が複数あり、メジャーリーグでの突出した活躍やその人間性が評価されています。一方、水卜さんは「優しそう」とする理由が多く見られ、「明るさ」や「頼りになる」といった点も評価されていました。

 

本年度、初めてベスト10入りしたのは、男性ではさかなクン(10位)、女性では佐藤栞里さん(昨年度16位⇒9位)でした。さかなクンはこれまで名前が挙がったことがなく、今回予想外のランクインとなりました。また、本年度ベスト10に復帰したのは、アンミカさん(2年ぶり/昨年度20位⇒2位)、吉田沙保里さん(6年ぶり/同50位⇒3位)、米倉涼子さん(5年ぶり/同30位⇒10位)、櫻井翔さん(4年ぶり/同35位⇒6位)、カズレーザーさん(5年ぶり/同63位⇒8位)、阿部寛さん(6年ぶり/同12位⇒10位)の6人でした。

 

理想の上司には「気にとめてくれて、細かく、優しくサポートしてくれる」存在を求める傾向

回答者に理想の上司像を尋ねたところ、最も多かったのは「細かくサポートしてくれる(62.9%)」、次いで「常に部下を気にとめてくれる(52.0%)」でした。また、理想の上司として挙げた人物の理由に関する自由記述を見ると、「優しいから」といった表現をキーワードとする回答が、男性上司は55件、女性上司は70件ありました。本年度の新入社員は、「気にとめてくれて、細かく、優しくサポートしてくれる」存在を理想の上司として求める傾向がうかがえます。

 


調査結果の全文を産業能率大学のホームページでダウンロードできます。

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