ＪＡ三井リース・ＪＡ三井リースアセット、IT資産の処分業務支援サービス「CIRCULIT」がサービスを開始

～新規事業創出プログラム「Real Challenge to BX」から事業化～

JA三井リース

2025/12/4 15:12

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2025年12月4日

各位

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＪＡ三井リース株式会社

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＪＡ三井リースアセット株式会社

IT資産の処分業務支援サービス「CIRCULIT」がサービスを開始～新規事業創出プログラム「Real Challenge to BX」から事業化～

　ＪＡ三井リース株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長執行役員：新分敬人、以下｢ＪＡ三井リース｣）の100%⼦会社であるＪＡ三井リースアセット株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：高沼秀明、以下「ＪＡ三井リースアセット」）は、IT資産の処分業務を支援するクラウドサービス「CIRCULIT（サーキュリット）」を開始しましたので、下記の通りお知らせいたします。

記

１．背景・目的

　IT資産の処分においては、情報漏えい防止や環境負荷低減の観点から、法令やコンプライアンスに準拠することが求められています。近年、情報漏えいリスクの増大や法的責任の強化により、データ消去の確実性が求められる一方、環境規制やESG対応の強化により、資産の再利用・リサイクルの重要性も増しています。

CIRCULITは、こうした課題に対応するため、IT資産の処分業務を体系的かつ効率的に行えるクラウドサービスとして開発しました。DX化により煩雑な処分プロセスを簡素化し、生産性向上を実現します。また、ＪＡ三井リースアセットの再利用とリサイクル機能を活用し、IT資産の再利用を促進することで、サーキュラーエコノミーの実現に貢献します。

なお、CIRCULITは、ＪＡ三井リースグループが実施する新たなビジネス創出への挑戦を後押しする社内公募型プログラム「Real Challenge to BX」から事業化されたものです。（プレスリリース）

ＪＡ三井リースグループでは、中期経営計画「Sustainable Evolution 2028」において、サステナビリティ経営の深化とDX戦略の加速を重点施策としています。ＪＡ三井リースアセットは、リース満了業務を担い、3R（Reduce, Reuse, Recycle）による資源循環の促進に取り組んでいます。特にPCなどの情報機器については、自社センター「M-tech CENTER」で「R2（電子機器の持続可能な再利用とリサイクル）ver3（R2v3）」認証を取得し、IT資産の再利用とリサイクルを実施しています。（プレスリリース）

今後、ＪＡ三井リースグループが有する知見やネットワークを活用し、本サービスを展開してまいります。

2．CIRCULITの概要

CIRCULITは、IT資産の処分業務を効率化するクラウドサービスです。見積依頼から資産買取・データ消去・契約締結までを一気通貫でサポートし、業務フローを「見える化」することで、誰でも簡単に処分業務を進められます。(CIRCULIT のご紹介資料（PDF）)

＜特長＞

Webで簡単見積依頼：物件リストと条件を登録するだけ

進捗管理とTo Do表示：次の作業が一目でわかる

チャット機能：お客様と迅速なコミュニケーション

高セキュリティ・環境配慮：国際規格「R2v3」準拠、データ消去証明書発行（有償）

＜CIRCULITイメージ＞

CIRCULITでは、IT資産処分に必要な一連の業務をオンラインで効率化

見積依頼から契約書の確認・ダウンロードまでをシステム上で管理し、進捗状況を可視化

契約書の共有・管理をオンラインで行うことで、業務のスピードと透明性を向上