東芝:Arm(R) Cortex(R)-M4搭載システム制御向けスタンダードマイコン 「TXZ+(TM)ファミリー エントリークラス M4Hグループ」のエンジニアリングサンプル提供

Toshiba Electronic Devices & Storage Corporation

東芝:Arm® Cortex®-M4搭載システム制御向けスタンダードマイコン 「TXZ+™ファミリー エントリークラス M4Hグループ」のエンジニアリングサンプル提供開始について

 

~民生/産業用機器のシステム制御を幅広く支える、使いやすさを重視したマイコン~

 

川崎--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- 東芝デバイス&ストレージ株式会社は、エアコンや洗濯機などの民生用機器、複合機(MFP: Multifunction Printer)やファクトリーオートメーション(FA)関連機器などの産業用機器における小規模なシステム制御用途のニーズに対応するため、Arm® Cortex®‑M4(FPU機能[注1]搭載)コアを搭載したスタンダードマイコン[注2]「TXZ+™ファミリー エントリークラス M4Hグループ」を開発し、エンジニアリングサンプルの提供を開始しました。

 

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20260525246235/ja/

 

東芝:Arm® Cortex®‑M4(FPU機能搭載)コアを搭載したスタンダードマイコン「TXZ+™ファミリー エントリークラス M4Hグループ」

 

近年、民生/産業用機器の高機能化・多様化が進む中で、システム制御用マイコンには、リアルタイム性や安定性に加え、設計のしやすさ、長期運用を見据えた汎用性、そして派生製品の開発に柔軟に対応できる拡張性が求められています。そこで当社は、汎用性を重視した「TXZ+™ファミリー エントリークラス M4Hグループ」を開発しました。

 

新製品は、基本機能を厳選したエントリークラスでありながらArm® Cortex®‑M4(FPU機能搭載)コアを採用し、最大120MHzで動作します。これにより、民生/産業用機器に適した演算性能とリアルタイム性を確保し、制御ロジックや各種インターフェース処理、タイミング制御など、システム制御の中核を担う用途に対応します。

 

また、電源電圧2.7~5.5Vに対応するとともに、精度±1%の高速発振器を内蔵することで、設計自由度の向上と部品点数の削減に貢献します。5V系を必要とする民生用機器や産業用機器にも適用可能です。

 

周辺機能としては、12ビットADコンバーター、タイマー、UART[注3]、SPI[注4]、I2C[注5]、DMA[注6]など、システム制御に必要な機能を搭載しています。さらに、付加機能として、ブラシレスDCモーターの制御に対応する回路(A‑PMD)[注7]を内蔵しており、用途やシステム構成に応じた柔軟な活用が可能です。

 

エンジニアリングサンプルの提供に合わせて、評価・検討を支援する開発環境も提供しています。スターターキットやサンプルソフトウェア、CMSIS[注8]準拠のドライバーに加え、主要IDE[注9]向けの利用環境を提供し、初期評価からアプリケーション検討までを円滑に進められるようサポートします。

 

当社は今後も、これらの導入支援コンテンツについて、ドキュメントを含めて順次拡充し、ニーズに応じたマイコン製品のラインアップ拡充を進めていきます。

 

[注1]

FPU(Floating Point Unit):浮動小数点演算ユニット

[注2]

特定用途に特化せず、電源条件・周辺機能の汎用性を重視し、幅広いシステムの制御用途に適用可能なマイコン。

[注3]

UART (Universal Asynchronous Receiver/Transmitter):非同期シリアル通信用送受信回路。データを非同期で送受信するためのプロトコル。

[注4]

SPI (Serial Peripheral Interface):同期式シリアル通信。データを同期して送受信をするためのプロトコル。

[注5]

I2C (Inter‑Integrated Circuit):IC同士を短距離・低速で接続するためのシリアル通信規格。

[注6]

DMA (Direct Memory Access):CPUを介さずに、周辺回路とメモリー間でデータ転送を行う仕組みのこと。

[注7]

A-PMD (Advanced-Programmable Motor Driver):アドバンストプログラマブルモーター制御回路

[注8]

CMSIS (Common Microcontroller Software Interface Standard):Arm® Cortex®‑M マイコン向けのソフトウェア標準規格。

[注9]

IDE (Integrated Development Environment):ソフトウェア開発に必要な機能を一体化したツール。

応用機器

 

・家電・民生用機器のシステム制御部

・産業用機器、FA関連機器

・オフィス・商用機器

 

新製品の主な特長

 

・Arm® Cortex®-M4(FPU機能搭載)コア:最大120MHz動作

・電源電圧:2.7~5.5V

・内蔵メモリー
コードフラッシュメモリー容量:256KB
RAM容量:18KB

・機能安全対策回路を搭載

・実装面積や実装条件に応じて選択できる3種類のパッケージラインアップ

 

新製品の主な仕様

 

製品グループ M4Hグループ
品番 TMPM4H4FYUG TMPM4H2FYDUG TMPM4H1FYUG
CPUコア Arm® Cortex®-M4 - 浮動小数点演算ユニット(FPU)搭載
‒ メモリー保護ユニット(MPU)搭載
最大動作周波数 120MHz
内蔵発振器 発振周波数 10MHz(±1%)
内蔵メモリー コードフラッシュ 256KB(書き換え可能回数:10万回)
RAM 18KB、パリティー付き
I/Oポート 51ピン 37ピン 33ピン
外部割り込み 11要因、16ピン 10要因、12ピン 9要因、11ピン
DMAコントローラー(DMAC 32チャネル 27チャネル
タイマー機能 32ビットタイマーイベントカウンター(T32A 6チャネル (16ビットタイマー時:12チャネル)
通信機能 UART 4チャネル 3チャネル 3チャネル
I2C/EI2Cインターフェース(I2C/EI2C 1チャネル
TSPI 4チャネル 2チャネル
アナログ機能 12ビットADコンバーター ADC 1ユニット 12チャネル入力 1ユニット 10チャネル入力 1ユニット 9チャネル入力
モーター 制御回路 アドバンストプログラマブル モーター制御回路 A-PMD 1チャネル
その他機能 CRC計算回路 CRC 1チャネル CRC32、CRC16
システム機能 ウオッチドッグタイマー SIWDT 1チャネル
電圧検知回路 LVD 1チャネル
周波数検知回路 OFD 1チャネル
オンチップデバッグ機能 JTAG/SW TRACE (4bits) NBDIF JTAG/SW
電源電圧 2.7~5.5V、単一電源
パッケージ・ピン LQFP64 (10mm × 10mm、 0.5mmピッチ) LQFP48 (7mm × 7mm、 0.5mmピッチ) LQFP44 (10mm × 10mm、 0.8mmピッチ)

新製品の詳細については下記ページをご覧ください。
TMPM4H4FYUG
TMPM4H2FYDUG
TMPM4H1FYUG

 

当社のマイコン製品については下記ページをご覧ください。
マイクロコントローラー

 

*Arm、Cortexは、米国および/あるいはその他の国におけるArm Limited(またはその子会社)の登録商標です。

*TXZ+™は、東芝デバイス&ストレージ株式会社の商標です。

*その他の社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

 

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20260525246235/ja/

 

Contacts

お客様からの製品に関するお問い合わせ先
マイコン・デジタルデバイス営業推進部
Tel: 044-548-2233
お問い合わせ

 

報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
東芝デバイス&ストレージ株式会社
半導体広報・予測調査部
長沢
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp

 

Source: Toshiba Electronic Devices & Storage Corporation

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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