SNS、「10代が抱えやすい悩み」で51.7%、「自身の悩み」としては17.3%で乖離<プレマシード>
通信制高校の紹介サイト『Go通信制高校』を運営する株式会社プレマシード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩田 彰人)は、 10代の悩みを総合的に分析するため、2026年5月15日(金)~19日(火)に「10代の悩み・原因・解決策に関する実態調査」を実施しました。
本調査は15~19歳 (子世代)300名、40~59歳 (親世代)300名を対象に行い、10代が何に悩み、相談相手やどんなサポートを求めているか を調査しました(※1、2)。本調査の結果から、今の10代に必要な環境を考察してます。
Q1. 今は10代が悩みや不安を抱えやすい時代だと思いますか。親世代は自身の10代の頃と比較してお答えください。(単数回答/n=600)

この設問では、「とてもそう思う」と「ややそう思う」の合計(そう思う計)が78.2%になりました。10代も親世代も共に過半数が「不安を抱えやすい時代である」と認識しており、特に10代は87.7%が悩みや不安を抱えやすいと感じています。
Q2. 今の10代が抱えやすいと思う悩みを選んでください。 (複数回答/n=300)

回答率が最も高いのは「人間関係」で75.0%でした。次いで、「将来・進路」が59.0%、「学校生活」が57.0%と続いています。この回答からは、10代が自分たちの「目の前にある課題」に対して強い不安を抱いていることが分かります。
Q3. あなた自身が、これまでに特に悩んだこととして、あてはまるものを選んでください。(複数回答/n=300)

経験したことがある悩みは「人間関係」が59.0%、「将来・進路」が55.0%、「勉強・成績」が49.0%、「学校生活」が42.3%でした。自身の悩みとして「勉強・成績」が上位にきている点からも、目の前にある課題に不安を抱く傾向が見て取れます。また、Q2「10代が抱えやすいと思う悩み」では51.7%だった「SNS」が、この設問では17.3%に急減しました。10代から見ても「今の10代はSNSで悩みやすい」というイメージがあるようですが、実際に悩んでいる10代はそれほど多くないようです。
<プレマシード代表 岩田のコメント>
Q1~Q3では多くの10代が「目の前にある課題」に大きな不安を抱いていることが分かりました。学校生活や将来設計、何より友達やクラスメイトとの関係性に不安を覚え、悩んでいます。親世代も学生時代に同様の悩みを経験しているため、10代の不安や葛藤には世代を超えた共通理解があるようです。意外だったのは、Q3で「SNS」の回答率が低かったことです。ただ、直接的な悩みはなくともSNSを見て他者と比較して自己肯定感が下がったり、ネガティブな話題に触れて無用な心配をしたり、SNSは悩みの発端や深刻化につながる要因になっています。10代にもその認識があるため、自らは経験していなくても「SNSが悩みの種になりやすい」という当事者意識を持っているのでしょう。
Q4. あなたは、10代の悩みが「大人に理解されにくい」と感じますか。(単数回答/n=300)

この設問では、「とても感じる」が35.7%、「やや感じる」が47.3%、合計は83.0%になりました。
Q5. あなたは、10代が悩みを抱えたとき、周囲に相談しやすい環境があると思いますか。(単数回答/n=300)

この設問では、「とてもそう思う」が13.7%、「ややそう思う」が35.3%、合計は49.0%になりました。
<プレマシード代表 岩田のコメント>
Q1では「悩みそのものには世代を超えた共通理解がある」という結果が出ました。ところが、Q4で「ただし10代はそう感じていない」ということも分かってしまいました。10代は悩みや不安を抱えやすい世代です。しかし、その悩みや不安は昔から世代特有のものであることが多く、だからこそ「大人は分かっているつもりでも、10代はそう受け止めていない」という結果になるのでしょう。Q5でも相談しやすい環境の有無は半々でした。相談しやすい環境をもっとたくさん作ることで、10代の人間関係の問題、その問題に起因する不登校などの社会課題も解決につながるかもしれません。
Q6. 10代が悩みを抱えたとき、必要だと思うサポートについてあてはまるものを選んでください。(複数回答/n=300)

悩みへのサポートでは「学校以外にも安心して過ごせる居場所やコミュニティ」と「自分の存在を認めてもらえること(受け入れてもらえること)」の回答率が高く、共に45.3%でした。また、「相談相手を増やすこと」よりも「安心できる居場所や自己肯定感を支える環境」を求めています。
<プレマシード代表 岩田のコメント>
Q6では10代は悩みを吐露できる相手以上に「安心して過ごせる居場所」や「自分の存在を認めてもらえる環境」を求めていることが分かりました。相談はあくまで手段であり、悩みの多い時期には「ここに居ても良いと信じられること」が大切なのです。当社のインターン(通信制高校の現役生・卒業生)の多くは、学校選びの決め手に「キャンパスの雰囲気」を挙げていました。それも、自分が安心できる環境なのか見定めた結果だと、この回答から推察できます。
Q7. あなた自身は、現在どのくらい悩みや不安を感じていますか。 (単数回答/n=300)

この設問では、「とても強く感じている」が20.0%、「やや感じている」が41.0%、合計は61.0%になりました。
Q8. あなたは、自分の悩みを誰かに相談したことがありますか。(単数回答/n=300)

この設問では、「よくある」が13.0%、「ときどきある」が42.0%、合計は55.0%になりました。
Q9. あなたの悩みや不安に影響していると思うものを選んでください。(複数回答/n=300)

悩みや不安に影響しているものとしては「将来の進路」が44.3%、「勉強や受験」が40.0%、「学校生活」が39.7%、「自分の性格や考え方」が37.0%でした。Q2、Q3の「10代が抱えやすい悩み」の設問と同様に、ここでも進路・勉強・受験・学校生活といった目の前にある課題から不安が生じています。「SNSやインターネット」「他者の評価」よりも「自分の性格や考え方」が高いことから、外部環境より内面的な要因が
影響していると捉えています。
<プレマシード代表 岩田のコメント>
Q7で10代の60%以上が「現在悩みや不安を抱えている」と答えました。悩みや不安は進路・学業・学校生活といった目の前にある課題に起因していますが、だからと言って積極的に誰かに相談しているわけではありません。Q8とQ9から、単に相談窓口を設けるだけではなく、自分の存在を認めてもらえる居場所づくり、安心して自分の気持ちを話せる関係づくりが重要だと言えるでしょう。
結果について ― 代表取締役 岩田彰人

多くの10代が何かしらの悩みや不安を抱えていて、悩みは学校、家庭、SNSなどさまざまな場所で発生しています。同時に、10代は自分たちが置かれている環境全体に対しても当事者意識を持っています。
そんな10代にとって重要なのは、悩みを解決するための手段だけではなく、「ここに居ても良い」と信じられる環境があることです。以前は地域コミュニティがその役割を担っていましたが、時代の移り変わりと共にご近所付き合いは減り、「近所の人に褒められた」など小さな自己肯定感を積み上げる機会は減少しています。
こうした状況だからこそ、通信制高校やフリースクールといったサードプレイスの重要性が高まっています。10代に対して、大人は「個性を持て」「夢を持て」と話します。しかし、まずは自己を確立しなければオンリーワンを目指すことはできません。一人ひとりの存在を認め、安心できる環境を用意してあげることが大切なのです。
個性や多様性が求められる時代ですが、10代にとって多くの時間を過ごす学校の仕組み は多様な価値観や学びを受け入れられる環境になっていません。 今でも毎日学校に行くのは当たり前ですし、一律に5教科を学びます。体育祭・文化祭などの学校行事や部活動を精一杯頑張ることが 高校生の青春だと定義されています。
確かに、夢中になれるものを見つけて一生懸命に取り組む のは素晴らしいことです。でも、その対象や環境は何でも良いはずです。勉強でも運動でも夢中になれたらそれで良い。学外活動やアルバイトなど学校以外の場所で見つけたって良い。とはいえ生徒の興味・関心を学校が全て受け止めるのは難しいため、サードプレイスが求められているのです。
10代の悩み自体は世代を超えて共感されていますが、時代と共に悩みへの向き合い方や必要なサポートは変わっています。通信制高校やフリースクールに通う生徒が増えているのも、その悩みに寄り添うサードプレイスの一つだからではないでしょうか。
※1)調査結果は、小数点第二位を切り捨てた数値で表示しています。
※2)n=600の質問は10代と親世代、n=300の質問は10代だけの回答です。
調査概要
調査手法 : ネットリサーチ
対象者条件: 【性別】 男性、女性
【年齢】 15~19歳代(子世代)+40~59代(親世代)
【地域】 全国
割付 : 15~19歳 40~59歳 各300サンプル
調査期間 : 2026年 5月 15日 ~ 5月 19日
Go通信制高校

多様な角度から通信制高校やサポート校、技能連携校、高等専修学校を紹介するポータルサイトです。偏差値や知名度など単なるスペックの比較ではなく、10代の悩みややりたいことは個性としてとらえ、それを解決する学校の個性とのマッチングを目指します。
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10代の若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には世間との大きなギャップがあります。この問題を解決に導くため、みんなでもっと自由に語りあえるようになれば今よりもちょっとだけ良い世の中になる気がする、そんな思いでさまざまな立場からのリアルな声を届けていきます。
会社概要
商号 : 株式会社プレマシード
代表者 : 代表取締役 岩田 彰人
所在地 : 東京都渋谷区神宮前2丁目18−19 the Folks 3B/3F
企業URL: https://prmaceed.co.jp/
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社プレマシード
- 所在地 東京都
- 業種 情報サービス・コンテンツ
- URL https://prmaceed.co.jp/
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