大連・長山群島の渡り鳥生息地が世界自然遺産に登録

Publicity Department of the CPC Dalian Municipal Committee

大連・長山群島の渡り鳥生息地が世界自然遺産に登録

 

Asianet 201687(0129)

 

【大連(中国)2026年7月30日新華社=共同通信JBN】2026年7月27日、韓国・釜山で開催された第48回国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で、遼寧省大連市の長山群島の渡り鳥生息地(Migratory Bird Habitat of the Changshan Islands)が世界自然遺産に登録されました。 Publicity Department of the CPC Dalian Municipal Committee(中国共産党大連市委員会宣伝部)によると、これは2024年の蛇島・老鉄山(Snake Island-Laotie Mountain)の登録に続く、大連にとって世界遺産推薦の拡大としての2つ目の登録となります。また、遼寧省は中国黄海・渤海湾沿岸に広がる渡り鳥保護区シリーズにおいて、全国で初めて3つの構成資産を持つ省になりました。

 

中国共産党大連市委員会宣伝部によると、長山群島は黄海北部、遼東半島の東に位置しており、その中核地域は大連市長海県の管轄下にあります。このほど新たに指定された遺産区域の総面積は4962.62ヘクタールで、Guanglu IslandのFantuozi、Gexian IslandのToutuozi、Dahaozi IslandのWushi、そしてBashao Islandの南側岩礁帯という4つの主要区域で構成されています。東アジア・オーストラリア地域フライウエーの重要な中継地として、長山群島は季節ごとの移動で海を渡る数百万羽の渡り鳥にとって重要なエネルギー補給地および生息地となっています。同群島には、カラシラサギ(Egretta eulophotes)の世界最大の繁殖個体群が生息しており、「カラシラサギの古里」として広く知られています。

 

今回の登録は、中国黄海・渤海湾沿岸に広がる渡り鳥保護区シリーズの完全性を高めるものです。長山群島は、蛇島・老鉄山ならびに丹東の鴨緑江河口とともに、陸と海を結ぶ相互に連結した生態回廊を形成しています。また、この登録により、中国北部の島々での渡り鳥の繁殖に関する定点観測における長年の空白を埋めることができ、島を拠点とする世界中の渡り鳥の生息地を体系的に保全するための、測定可能で再現性のある中国モデルが提示されることになります。

 

中国共産党大連市委員会宣伝部は、 長山群島の渡り鳥生息地が世界自然遺産に登録されたことで、同地域の海釣り産業に世界水準の生態学的価値が付加されたと指摘しました。暖流と寒流が交わる海域に位置する長山群島には、栽培漁業の豊富な資源があります。現地当局は、鳥類の繁殖期における漁獲行為を厳格に規制し、生態系を最優先事項としました。生態系保護の取り組みとレジャーとしての釣りを融合させるため、当局は海釣り大会、地元の海産物料理、島での民泊を組み合わせた、連携型産業チェーンの構築を進めています。世界的な生態系保護への評価に基づき、長山群島は生態系に配慮したバードウォッチングと上質な海釣りの統合的な発展を促進し、ヒトと自然が調和して共存する島しょ産業の新たな道を切り拓こうとしています。

 

ソース:Publicity Department of the CPC Dalian Municipal Committee

 

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