市民の苦情への迅速な対応に関する2026年北京フォーラムが10月12日開幕へ、一連の研究成果も発表
AsiaNet 201870 (0180)
【北京2026年9月30日新華社=共同通信JBN】2026 Beijing Forum on Swift Response to Public Complaints(市民の苦情に対する迅速な対応に関する2026年北京フォーラム)は、中国社会科学院(CASS)、China Media Group(CMG、中央広播電視総台)、中国共産党(CPC)北京市委員会および北京市人民政府によって共催され、10月12日から13日までChina National Convention Center(中国国家会議センター)で開催されます。9月29日に行われた記者会見によると、同フォーラムでは一連の成果が発表される予定で、これには、市民の苦情に対する迅速な対応(Swift Response to Public Complaints、SRPC)改革に関する理論的研究成果、グローバルおよび全国の両方のレベルにおける都市ホットラインサービスとガバナンスの有効性に関する評価報告書、ならびに世界の都市ガバナンスの典型的な事例が含まれます。
北京市人民政府副秘書長兼党指導グループ書記、およびBeijing Municipal Administration of Government Services and Data Management(北京市政務サービス・データ管理局)局長である沈彬華(Shen Binhua)氏は、このフォーラムは「People's City, Better Future(人々の都市、より良い未来)」という中核的価値を中心に据え、「The Digital Intelligence Era and People's City(デジタルインテリジェンス時代と人々の都市)」を年次テーマに設定したと説明しました。同フォーラムに出席予定のゲストは3200人を上回る見込みで、これには70カ国以上からの240人を超える海外からの参加者が含まれます。
6つの並行フォーラムのテーマは「Refinement and Exquisiteness: Paradigms of Precision Governance and Urban Sustainability(洗練と精緻:精密なガバナンスと都市の持続可能性のパラダイム)」「Aspiration and Goodness: The Evolution of Good Governance and the Elevation of Urban Civilisation(志と善:優れたガバナンスの進化と都市文明の向上)」「Wisdom and Sharing: Digital Intelligence Empowerment and Urban Governance Modernization(知恵と共有:デジタル知能による強化と都市ガバナンスの近代化)」「Exchange and Integration: Collaborative Governance and Urban Openness and Inclusiveness(交流と統合:協調的ガバナンスと都市の開放性および包摂性)」「People-Centred Livelihood: People-Oriented and Demand-Driven New Forms of Urban Governance(人間中心の暮らし:人々を志向し、需要が主導する都市ガバナンスの新しい形態)」ならびに「Joint Consultation and Co-Governance: Multi-Stakeholder Participation and the Urban Governance Community(共同協議と共同統治:マルチステークホルダーの参加と都市ガバナンスのコミュニティー)」です。沈彬華氏は「これらのトピックは、北京のSRPC改革の実践に根ざしたものであると同時に、デジタル知能時代に世界中の都市が共通して直面するガバナンスの課題に対応しており、時代性と開放性を明確に反映している」と述べました。
フォーラムでは、SRPC改革に関する理論的研究成果をはじめ、グローバルおよび全国の両方のレベルにおける都市ホットラインサービスとガバナンスの有効性に関する評価報告書、ならびに世界の都市ガバナンスの典型事例など、一連の成果が発表されます。特筆すべきは、これが中国初となるSRPC改革に関する英語版専門書の出版であり、かつ一流国際学術誌との初のタイアップによる同改革に関する英語版特集号の発刊が実現する点です。これらの成果は、北京のSRPC改革を、経験の総括から理論的解明へ、そして、中国における実践から国際的な比較へと一層前進させ、世界の都市ガバナンスに向けて実践的経験と理論的裏付けを提供するものです。
中国社会科学院Institute for Capital Governance Studies(首都ガバナンス研究センター)院長で、同院学部委員を務めるZhang Yi氏は、「Theoretical Research Outcomes on the SRPC Reform(SRPC改革に関する理論的研究成果)」について、国内外の著名学者による主要な学術論文を網羅しており、中国語論文12本と英語論文9本が収められていると紹介しました。英語版の専門書「Why Is Urban Governance Like This? A Study Based on Beijing's Practice of the SRPC Reform(なぜ都市ガバナンスはこうなのか? 北京のSPRC改革実践に基づく研究)」は、12本の論文と4つのケーススタディーで構成されています。Zhang Yi氏は「これら一連の論文が、人工知能(AI)時代のメガシティーがホットラインのビッグデータを活用してガバナンスの現代化を推進する実践的経験を包括的に反映し、さらに洗練されたガバナンスと深い住民参加を特徴とする、再現可能で規模拡大が可能な『People's City(人々の都市)』ガバナンスモデルを抽出できることを期待している」と語りました。
また本フォーラムは、交流の場を都市ガバナンスの最前線へと広げています。参加者は「12345(ホットライン)」の現場を訪れ、ホットラインの業務プロセスや仕組みを現地で体感するほか、デジタル知能による強化といった実践と成果を目の当たりにすることになります。また、ホットラインの職場、AIコミュニティー、旧市街の保全地区など代表的なガバナンスの現場ではサロンが開催される予定で、海外からのゲスト、専門家および学者、現場の実務者、市民の代表が招かれて直接体験し、くつろいだ雰囲気の中で知見を交わします。さらに、都市ツアー・視察向けに、「Beijing Services(北京サービス)」「Urban Renewal(都市更新)」「Panoramic Central Axis(パノラマ中軸線)」「Cultural and Historical Continuity(歴史文化の継承)」「Technological Innovation(技術革新)」の5つのテーマが用意されています。
沈彬華氏は「これらの活動を通じて、会場内での議論や意見交換を都市ガバナンスの実際の場面での体験と結び付け、国内外のゲストにSRPC改革に対するより直感的な理解を深めてもらうとともに、北京の革新的な発展、そして開放性、包摂性を体感してもらうことができる」と述べました。
ソース:2026 Beijing Forum on Swift Response to Public Complaints
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