有限会社明日香出版社（東京都文京区水道、代表取締役石野栄一）は、8月9日、新著『やっぱり！株は上がるぞ』（澤上篤人著、1,575円）を発売しました。

本著は、一般生活者のための長期株式投資を長年一貫して推奨するさわかみ投信会長が、これからの株式市場や経済の見通しについて書きあげたものです。低迷する現下の株式市場にも関わらず、「41年の投資運用人生において今ほど自信を持って言い切れるときはなかった」と断言。人口減少と高齢化、財政破たん懸念やユーロ危機など、山積される懸念を丁寧に取り上げる一方、「預貯金は安全」「国債のバブル化」がいずれ終わることを主張、株式が安全であり、魅力を持つ時期が近付いていることを、経済の長期見通しから示します。「上がらない理由がない」と言い切る、その理由を丁寧に解説します。

本書発行のいきさつは、著者である澤上氏と、これからの日本経済立て直しのためには「お金を持つ人が動かなければならないのに、動いていない現状」に対する問題意識を共有したところにありました。約1400兆円にのぼる国民の金融資産のうち、56%は預貯金に滞留しています。これまでは「安全」であったからこそ、低金利にもかかわらずデフレ下であることも手伝って預貯金に滞留してきた多くのお金。しかし経済活性化のためにはお金が経済の現場に出て動かなければいけない、そのためのきっかけになる書籍の発行が企図されることとなりました。今後は株式投資の魅力が大いに増していくこと、反面これまでは安全とされてきた預貯金ではいずれ泣きを見る事態に至ること、そうした著者の確信的な将来見通しを余すところなく示すことで、結果として預貯金に眠る金融資産が経済の現場に少しでも出てくることとなり、日本全体の経済活性化と一般生活者の財産づくり・資産防衛につながる一助となることを期待しています。　

企画の話から発行まで約２か月半というスピードで仕上げられた本書は、澤上氏が本当に書きたかったことだからこその「筆力」を大いに感じる１冊に仕上がっています。

商品紹介はこちら

『やっぱり！株は上がるぞ』　澤上篤人

定　価 1575円（税込）

初版発行 2012.8.9

ISBN 978-4-7569-1574-0

ページ 224

版　型 B6並製