「綿」の常識を覆す技術「TZ:Technology Z」から新技術  「TZ SX加工」を開発

KBツヅキ

2012年9月11日

KBツヅキ株式会社

「綿」の常識を覆す技術「TZ:Technology Z」から新技術

 「TZ SX加工」を開発

「洗濯による性能劣化」(硬化/白化/強度低下等)いわゆる脆化を抑制します。

ex. タオル等は洗濯100回後も洗濯前の「やわらかさ」に近いレベルを維持できます。

織物、あみもの組織、糸番手等によって変わります。

総合繊維メーカーのKBツヅキ株式会社(本社: 愛知県名古屋市/代表取締役社長: 武内貞継 http://www.tsuzukibo.co.jp/)は、「綿(コットン)の最大の欠点のひとつである「洗濯による性能劣化」(硬化/白化/強度低下等)いわゆる脆化を抑制することに成功しました。

この結果、洗濯後の硬化、引き裂き強度の低下等が大幅に抑制されます。

この新技術は、当社オリジナルの「TZ酸性酵素法」をベースに開発した加工法です。

「TZ酸性酵素法」(特開2012-026053)は、繊維の製造工程で一般的に使用されている苛性ソーダや塩素系の漂白剤を使用せず、天然の酵素と酸を中心とした「精練・漂白」を行う独自の技術です。

この技術によりKBツヅキは、これまで不可能とされてきた様々な綿による高機能(防炎、遮蔽、消臭・抗菌加工等)の洗濯耐久性(100回)をクリアーしてきました。

「TZ SX加工」は、その「TZ酸性酵素法」を基盤に誕生した最新技術です。

■TZ SX加工を施したタオルで洗濯後の風合いを比較

TZSX加工 家庭洗濯前・・・    パイルに膨らみあり

TZSX加工 家庭洗濯100回後・・・パイルに膨らみあり

未加工 家庭洗濯100回後・・・  パイルに膨らみ少ない

■脆化以外の特長

① 高い安全性

  KBツヅキの基本方針である高い安全性は当然維持されます。

【 安全性(KBツヅキの安全六原則) 】

1. ホルマリンフリー(ベビーからシニアまで安心・安全)

2. 非APEO(環境ホルモン含有物質を使っていません)

3. カチオン系薬剤不使用

4. pH7.5未満(世界基準である「エコテックス規格100」に適合)

5. ハロゲン化物質(塩素/臭素等)不使用

6. 発がん性アミン類を生成する可能性があるアゾ系染料※不使用

※ヨーロッパでは既にほとんど使用されていない

② 引き裂き強度の強化と低下抑制

③高い吸水性の維持

   ex タオル;バイレック法でタテ・ヨコ100㎜以上(通常60㎜前後)

  

④ 脱水性の強化(上表)

   洗濯脱水後の水分率が低くなるため、乾燥時間を短縮できます。

⑤ 綿を主体にした各種素材に対応

   綿100%以外でも、綿ウール、綿シルク、綿再生繊維など、綿混紡製品にも適用できます。

以上

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

TZ SX加工を施したタオルで洗濯後の風合いを比較

耐久性に関する模式図

40/1 180本綿布(ブロード)で実験(例)

安全性 KBツヅキの安全六原則

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中