◎記録的な訪問者と354の世界初公開製品  IAA国際商用車ショー閉幕

ドイツ自動車工業会(VDA)

◎記録的な訪問者と354の世界初公開製品  IAA国際商用車ショー閉幕

AsiaNet 50840

共同JBN 1260(12.10.1)

◎記録的な訪問者と354の世界初公開製品  IAA国際商用車ショー閉幕

【ベルリン、ハノーバー(ドイツ)2012年9月28日PRN=共同JBN】ドイツ自動車工業会(VDA)のマティアス・ウィスマン会長は第64回IAA国際商用車ショー(IAA Commercial Vehicles)の記者会見の冒頭で以下のように述べた。

皆さん、第64回IAA国際商用車ショーの最後の記者会見に出席していただき、心から歓迎する。まず結論から申し上げると、今回のIAAは最高だった。今回の展示会に出品されたバン、大型トラック、バスなどの商用車の新型車は、最高の数をとなった。「Commercial Vehicles - Driving the Future(商業車-未来を推進する)」はIAAのスローガンである。この目的を全面的にかなえるために、モビリティー、輸送、流通のための世界最大の見本市として業界全体のイノベーションへの意欲を示した。

354もの世界初公開の新製品が出展され、その3分の2以上は部品供給メーカーだったが、新記録を樹立した。展示者の数は46カ国1904となり、2010年よりも9%増加、展示スペースも11%増加して26万平方メートルとなった。IAAはIAA国際モーターショー(IAA Cars)とIAA国際商用車ショーとを分割開催して20年経過したが、このIAA国際商用車ショーの参加者数は2番目に多く、展示スペースも2番目の大きさだった。

特に喜ばしいのは、IAAへの訪問者数が急増したことである。IAAは今夕閉幕するが、26万人以上がこの重要な展示会を訪問したことになる。これは2010年と比較して約9%の伸びである。これは極めて素晴らしい結果であり、欧州の南西部の経済困難を鑑みれば、その結果はなおさら積極的に評価されるべきである。今回の展示会はわれわれの予想を大きく上回った。

一言で表現すると、今回のIAA国際商用車ショーは、より多くの世界初が登場し、より多くの展示者、スペース、訪問者があり、大成功である。

もちろん、IAAショーを魅力的なものにする多数の要因がある。だが一番光輝くのは、今回のIAAショーをこれほどまでに素晴らしく盛り上げた圧倒的な数の世界初公開車である。さらに、小型・大型トラック、バン、バス、トレーラー、車体のメーカー、ならびに部品メーカーの付加価値チェーン全体が集まる商用車業界を体験し、それを一望できるのは、このIAAショーだけである。こうしたことが重なり、展示者にとってIAAショーはすべての主要競争社と競い合う場所であり、1カ所に凝縮した形で自らのイノベーションが展示可能であり、そうすべきであるという経済的な必然が生じた。こうして、IAAショーが大きな関心を呼ぶことになり、訪問者の数も増大した。

われわれはこれまでIAAショーにとって最も重要な急増傾向について短く説明してきたが、それはまさしくその通りだった。個別の主要項目について簡単に説明したい。

Euro VIについて。商用車業界は現在のEuro VI基準の要件に応える準備ができている。その技術は利用可能な状態にあり、すべてのメーカーは各社ポートフォリオに大型のEuro VI商用車を保有している。だから従来の汚染物質排出は大幅に減少している。窒素酸化物は現行のEuro V基準に比べ80%であり、粒子状物質に関しては3分の2以上の削減となっている。業界がイノベーションを推進していることは、多数かつ多用な措置を講じることによって燃料消費量を堅持して二酸化炭素排出を一定レベルに保つか、排出をさらに削減するかのいずれも同時に可能であるという事実をもってすれば、明白なことである。

これを達成するために可能な限りすべての措置が講じられた。この点はこのIAAショーで見学できた。これはエアロダイナミックスだけでなく、特にSCR技術においてエンジンと排気処理全体にも適用されている。さらに、トランスミッションと補助ユニットの最適化によって、全体で二酸化炭素がはっきりと減少し、効率が増している。

第一次運送業者が最新のEuro VIを満たした新型トラックだけを購入するという原則をすでに決めたことをうれしく思う。このトレンドはまた、化粧品、デパートなどますます多くの運送業務に関わる顧客によって支持されており、環境に配慮した流通と二酸化炭素排出量に重きを置き、言い換えれば流通チェーン全体が二酸化炭素の削減、さらには二酸化炭素ゼロになることを望んでいる。

またバスに関しても、Euro VIはここハノーバー(のIAAショー)ではすでに「スタンダード」となっている。バスのトレンドは、効率性、快適さ、安全性の追求に一貫して向かっている。長距離定期コーチサービスの規制緩和は「最も社会的に有益な輸送形態」をもたらし、結果として多数の人々がモビリティーに対する要求を、極めて安価に実現することができる。ドライブトレーンに関しては、完全な電動とハイブリッド駆動が焦点である。

エアロダイナミクス(空気力学)は、ここIAAショーで大きな話題の一つだった。トラックのフロント、運転席とセミトレーラーの連結部分、トレーラーのサイドカバーとリアにおける設計が明らかに進歩した。トレーラーとボディーのメーカーは賢明な開発を順調に進めている。商用車タイヤのメーカーも転がり抵抗を低下させる重要な貢献をした。駆動抵抗と転がり抵抗は燃料消費の30から40%を占める。特に、燃料消費の改善はエアロダイナミクス向上の大きな可能性によって示される。

ベルリン、ドイツ各州、ブリュッセルの政治家に対して、この機会を捉え商用車の全長と重量に関する依然として厳格な規制により柔軟性を持たせるべきであることを提案した。屋外では、最大15%の二酸化炭素削減を実現する将来のセミトレーラー連結のあるべき形状を展示した。現状では、この規模での将来性は決して低価格競争力があるとは言えない。

既存のものに変わるドライブトレーン/電動モビリティーについて。今回のIAAショーをぐるりと回ってみれば、あらゆる目的に適したドライブトレーンが現時点で存在することは明白である。選択幅も以前に比べてより広範囲になっている。流通交通のための天然ガス・ドライブトレーンがある。車両サイズは大型トラックまである。このタイプのパワートレーンの優位性は、粒子状物質を一切排出しないことである。気体燃料によって清浄燃焼が実現されている。

ほとんど全部のメーカーがハイブリッド車両を発売している。それは地元流通向けの小型トラックから長距離トラックに及ぶ。これは7.5トン車両だけではない。ハイブリッド技術は40トン・トラックでも成果を生む。年間15万キロの距離をカバーするトラックでは、ほんの数パーセントだけの小さな削減でも大幅な二酸化炭素削減に寄与する。

多数のメーカーはまた、最大3.5トン、一部はさらに重量があるが、完全な電動流通車両を提供している。これらのバンは地元排出がゼロで運用でき、「ささやく」ほどに極めて静寂である。商用車取引の金融サービス・プロバイダーの商品、例えばリースパッケージはIAAショーでも専門スペシャリストの注目を浴びた。

効率を向上させるもう一つの例は、インテリジェントで予見的なトランスミッション・コントロールである。電子的なGPSコントロール・ユニットによって、車両は高速道路の地形を「認識」することができ、トラックは上り坂の前にスロットルを開き、緩やかな下り坂では惰性走行を利用する。ギアを変えたり、ハイブリッド駆動にしたりする運転方法はこれを実現するために最適化されている。これは、専門のトラック・テスターが実演したように最大4%の二酸化炭素削減と関連している。

IAAショーでは、トラック運転手の大部分が自らの仕事を楽しんでいるという最新の研究結果が提出された。研究はZFとハイルブロン大学が行った。運転手が極めて責任の重い輸送任務を遂行している際によりリラックスしてつながりを感じるようにするため、運転席は快適さと品質が一層向上している。IAAショーの訪問者は新モデルの運転席に乗り込めば本人自らが経験できる機会がある。

安全性について。効率と快適さとともに、当然ながら安全性は今回のIAAショーの主な焦点の一つである。トラック運転手である「ボス」をサポートする「アシスタント」の数は常に増えている。緊急ブレーキ・アシスタント、ESP、レーン変更警告、自動のインテリジェント・クルーズコントロールはほんの数例にすぎない。商用車メーカーは急速な進歩を遂げており、ESPに関するEU規格と運転者支援システムが2014年に施行されるより前に、最新モデルにこれらのインテリジェントなアシスタントを搭載している。当然ながら、これらが市場全体に浸透するには時間がかかる。しかし、ここハノーバーでは商用車の運転者支援システムへの要求が引き続き高まっていることがわかる。

部品供給メーカーによるイノベーションについて。展示会に参加した1000社以上の部品メーカーが提示した多数のイノベーションの数例に注目したい。私はエアコンプレッサー、冷却液ポンプ、オイルポンプなど「インテリジェントな補助コンシューマー」から生じる効率向上を強調したい。将来、これらのユニットは、生じるニーズに対応するために可変的かつ電子的にコントロールされ、最大3%の二酸化炭素削減を実現することになる。ほとんど全部のディーゼルトラックは現在、コモンレール・システムがある。コモンレールのプレッシャーは現在最大2500バーであるが、引き続き増加しており、次の目標は3000バーである。プレッシャーを高めることは燃焼を向上させ、排出を減らし低燃料消費を意味する。これによって、同じ出力を備えながら、より小型のエンジン容量、さらにはより低燃料消費の実現の見通しが開かれる。

戦略的課題としての軽量骨組みは展示会ホールで行われた一連の催しなど、特に多くの部品メーカーによる展示で見ることができる。一つの例として、軽量合成複合材でできたシャーシ・コンポーネントを挙げる。もう一つの例としては、エンジン効率を大幅向上させることができる排気からのエネルギー回収がある。プロトタイプはすでに運転されており、連続生産はほんの数年先になると期待されている。

ネットワーキング/テレマティックスについて。今回のIAAショーでの正真正銘の「成長トピックス」はネットワーキング、テレマティックス全体についてであり、われわれはこれについて多数が参加したcarIT会議で総合的に取り上げた。戦略的課題は、完全な流通チェーンが常にスマートフォン経由でオンライン利用可能とするために、発送係り、運送業者、顧客のネットワーク上でのつながりを最適化することにある。トレーラーメーカーは特に、テレマティックス分野で極めて積極的である。透明性を高めれば、収益の増大と効率向上につながる。

全長が長いトラックはすでに、今回のIAAショーにとってはうってつけの展示製品である。市場での試行が行われており、ますます多くの企業が参加している。初期の暫定結果は極めて良好である。車両は安全。無事故の運用を実証し、トンキロ当たりの燃料消費は大幅に少ない。実際的知識によって、われわれは常に指摘し、かつ今回のIAAでも指摘している優位性が確認された。

第64回IAAショーは、商用車がこれまで以上に技術トレンドを決めていることを示した。自動車産業は環境技術と効率性、代替的ドライブレーン、さらにはディーゼルエンジンの最適化のパイオニアである。われわれが探求すべき空気力学には膨大な潜在的可能性がある。

さらにIAAでは、規制がなくても二酸化炭素削減が商用車産業で極めて大事なトピックであることが明白になった。気候変動の軽減を基礎にした規制システムは、この明白な発展に照らしてみた場合、間違ったアプローチのようだ。

政治家たちは最適化のため、別のアプローチを推進した方がより目的にかなうかもしれない。これらのアプローチには、「規制に替わる規制緩和」の原則の下で、新しい革新的な車両の大きさ(例えば長距離トラック)が含まれる。効率性への総合的アプローチは、以下の諸点が含まれるべきである。ドライバーの挙動、最大限のフリート管理、代替燃料、インフラの改善、インテリジェントな交通管制。

商用車セクターにあるわれわれが市場力学を利用するなら、自動車メーカー間の競争そのものによって、二酸化炭素革新の進展が確実になるだろう。

IAAの質的ツアーをフォローするため以下にいくつかの主要データを示す。

外国からの展示者の数は8%伸びて1047となり、55%を占めた。外国からの展示者数で初めて中国(152)がトップになり、次いでトルコ(135)、イタリア(134)だった。チャイナデー、トルコデー、インドデーはまた市場の観点からして成功だった。

IAA国際商用車ショーは意思決定者たちの展示会である。来訪者中、専門家の占める割合は85%で、平日には最高92%を記録した。IAAショーはかつてないほど国際化して、来場した専門家の4分の1以上(27%)は外国からで、展示会2日目にはこの数字が46%になった。これらの専門家は世界中からやってきた。欧州(62%)からだけでなく、5人のビジターの内1人はアジア(21%)からだった。アジアからIAAを訪れた人の割合は2010年(10%)の倍以上に達した。11人のうち1人は中国のみから参加した(9%)。2番目はオランダ(7%)で、3番目はスウェーデン(7%)だった。

モーターショー来訪者のほぼ3分の1は、自動車産業に雇用されており、外国からの展示会来訪者では半数がそうだった。IAAモーターショー来訪者の5人に4人は、自動車購入、調達の決定に関わっている。

半数以上の来訪者(55%)による、ひとつの意見が特に注目される。それは、彼らが今後6カ月から1年以内に商用車セクターへの投資を計画していることである。IAA来訪者の3分の1(35%)は、IAAモーターショーを初めて見に来た。

さらに来訪者の3分の2はモーターショーに自動車で来ており、15%が鉄道を利用している。また、IAA来訪者の平均年齢は再び若返った。平均年齢の人は40歳間近であり、2010年のIAA来訪者の平均年齢は42歳だった。女性来訪者の割合は少し上がって12%になり、8人に1人が女性ということになる。多くの国際代表団がIAAを来訪しており、米国、中国、日本、インド、韓国、トルコ、ロシア、アルゼンチンからの代表団が含まれている。

VIPウォーキングツアーは45回行われ、2010年のIAAに比べ15%増加した。訪れた著名なゲストには、ペーター・ラムザウアー連邦運輸相、フィリップ・レスラー連邦経済相、ニーダーザクセン州のデビッド・マカリスター首相、ドイツ各州から多くの閣僚、ドイツ国会議員、各州議会議員が含まれていた。また米国のフィリップ・D・マーフィー大使、中国の史明徳大使、欧州委員会の上級スタッフ、多くの欧州議会議員もまた、IAAで情報を集めた。

IAAのウォーキングツアーの間、わたしは多くの商用車メーカー、トレーラーメーカー、車体メーカー、サプライヤーと話をした。彼らは強気だ。特にサプライヤーは来訪者数の増加からから恩恵を受けており、大変喜ばしいことである。IAAは国際的な性格と多くの場合、潜在的な顧客でもある商用車ビジネスの専門家である多くの来訪者がおり、明白に自信あるリアリズムとして性格付けされる建設的雰囲気を創りだしている。

VDAはさまざまなパートナーと協力して、IAAで30のスペシャリスト・イベントとシンポジウムを開催した。私としては、特に電気自動車会議とcarIT会議が大成功だったことを指摘したい。スペシャリスト・イベントには4300人の専門家が参加した。イベントは積載量確保や数々の受賞から金融サービス、テレマティックス、Hzardous Goods Day、長距離コーチサービス、そしてもちろんCO2削減にまで及んだ。

シンポジウム以外としては、特に野外サイトでの特別ショーがもう一つのアトラクションだった。軽量、重量商用車のテストドライブには1100人以上が参加した。そして1500人の来訪者が電気自動車を試乗したがこれはIAAの目玉でもあった。持続可能な道路輸送の(ライブ中継された)イノベーション・ステージもまた、大変な反響だった。

IAA商用車モーターショーはわれわれにとってまた、若い世代を引きつけるキャンペーンの一環として、学童に彼らの授業に出てくる貨物輸送の話題に関心を持たせる機会でもあった。IAAのスクールキャンペーンでわれわれは、IAAの見学を含めて輸送と物流の話を極めて実践的な方法で児童に説明できるよう教師を招待した。約4750人の教師と学童がこの招待を受けたが、児童は2年前より200人程度増えた。またオーストリアとオランダの児童も長い道のりをIAAまでやって来た。将来のエンジニアのためのプログラムであるGoIng and WorkINGには500人の参加者があった。また歴史的な米国のトラックとコレクターのフェアであるAutomaniaももちろん、再びこの展示会で大いに人気を集めた。

こうして本日、IAAは極めて良い結果に終わったと明言できる。この段階でわれわれはDeutsche Messe AGの支援、そのプロフェッショナルな仕事ぶり、サービスに関する優れたオリエンテーションに感謝を表明したい。

IAAの後は(次の)IAAの前である。現在から1年後、第65回IAA国際モーターショーはフランクフルトで開催される(2013年9月12日から9月22日まで)。2014年には第65回IAA国際商用車ショーで再びここハノーバーに戻ってくる(2014年9月25日から10月2日まで)。これらイベントが待ち遠しい。

Eckehart Rotter

VDA

Tel.: +49-30-897842-120

Mail: rotter@vda.de

http://www.vda.de

ソース:German Association of the Automotive Industry (VDA)

World's Largest Mobility Trade Fair Closes, Recording Huge Rise in Visitors - 354 World Premieres is a New Record

PR50840

BERLIN and HANOVER, Germany, Sept. 28 /PRN=KYODO JBN/ --

    - Wissmann: The 64th IAA Commercial Vehicles is a resounding success!

    Ladies and Gentlemen,

    It is my pleasure to welcome you most cordially to our final press

conference at the 64th IAA Commercial Vehicles. Please allow me to start with

my conclusion: never before has an IAA been as exciting as this one! Never

before have we had so many new commercial vehicles - vans, heavy trucks, buses

- on show as at this exhibition. "Commercial Vehicles - Driving the Future" is

the slogan of this IAA. And it has lived up to this aim in full - to showcase

the drive for innovation in the entire industry - as the world's largest trade

show for mobility, transport and logistics.

    The 354 world premieres - more than two thirds of them from suppliers - set

a new record. The number of exhibitors - 1,904 exhibitors from 46 countries -

is nine per cent higher than in 2010, and the exhibition space is up by 11 per

cent to 260,000 square metres. This IAA Commercial Vehicles has the second

largest number of participants and the second largest exhibition area since the

IAA was divided into the IAA Cars and the IAA Commercial Vehicles, that is, for

20 years.

    We are especially delighted that the number of visitors to the IAA showed a

sharp increase. When the IAA closes its doors this evening, over 260,000 people

will have visited this key trade fair. That is growth of around 9 per cent

compared with 2010. This is a very good result, which is to be regarded as all

the more positive when we consider the economic difficulties in Western and

Southern Europe. This exhibition has far exceeded our expectations.

    To put it in a nutshell: this IAA Commercial Vehicles, with more world

premieres, more exhibitors, more space and more visitors, is a resounding

success!

    Of course there are many aspects that make the IAA attractive. Yet one

outshines all the others: the overwhelming number of world premieres that made

this IAA so exciting. In addition, only here, at the IAA, can one experience

and see the whole commercial vehicle industry - the manufacturers of light and

heavy trucks, of vans, of buses, of trailers and bodies, and the entire

value-added chain of the suppliers. All together, this gives the exhibitors the

economic certainty that this is the place where they meet all the major

competitors, and can and should display their innovations in a concentrated

fashion at one place: the IAA. This makes the IAA so interesting - as does the

increasing number of visitors.

    We had briefly presented the most important trends in the run-up to the

IAA. And we got it just right. Please allow me to say a few words about the

individual focuses:

    Euro VI: the commercial vehicle industry is ready to satisfy the demanding

Euro VI standard today. The technology exists, and all the manufacturers have

heavy Euro VI commercial vehicles in their portfolio. So the classical

pollutant emissions are coming down by a huge margin. The reduction in nitrogen

oxide is 80 per cent compared to the current Euro V standard, and for

particulates the reduction is over two thirds. The drive for innovation in the

industry is underlined by the fact that by applying many and varied measures it

has been simultaneously possible either to maintain fuel consumption and thus

CO2 emissions at a constant level, or even to reduce them.

    All possible measures were undertaken to achieve that - which could be seen

here at the IAA. This applies above all to aerodynamics, but also to engines

and the entire exhaust treatment, in particular the SCR technology. In

addition, optimisation of the transmission and ancillary units has in sum

resulted in clear reductions in CO2 and increases in efficiency.

    We are pleased to see the first-forwarders are already deciding on

principle to purchase only new trucks fulfilling the modern Euro VI. This trend

is also supported by more and more customers in the transport business -

retailers of toiletries, department stores, etc. - attaching great importance

to green logistics and the carbon footprint, i.e. wanting the entire logistics

chain to be CO2-friendly or even CO2-neutral.

    And with buses, too, Euro VI is already "the standard" here in Hannover.

The trend in buses is continuing towards efficiency, comfort and safety.

Deregulation of long-distance scheduled coach services will lead to the "most

socially beneficial mode of transport" being used so that many people will

finally be able to realise their desire for mobility - at a very reasonable

price. When it comes to the drivetrains, the focus is on fully electric power

and hybrid drives.

    Aerodynamics was one of the very large topics here at the IAA. Progress has

obviously been made in the design of the front of a truck, the connection

between the cab and the semi-trailer, the side covers and the rear of the

trailer. The manufacturers of trailers and bodies are well on the way here with

their clever developments. The manufacturers of commercial vehicle tyres are

also making important contributions to bring down the rolling resistance.

Driving and rolling resistance account for 30 to 40 per cent of fuel

consumption. This is shown in particular by the huge potential for improvements

in aerodynamics.

    We have shown politicians from Berlin, the German states and Brussels that

they should also seize this opportunity and allow more flexibility in the as

yet rigid regulations on the length and weight of commercial vehicles. On the

open-air site one could see what a semi-trailer combination of the future might

look like - with CO2 savings of up to 15 per cent. At present a potential of

this magnitude is not to be by any other means, at comparably low cost.

    Alternative drive trains/electric mobility: a walking tour of this IAA

clearly revealed that today the right drivetrain already exists for every

purpose! The range is more extensive than ever before. There is the natural-gas

drivetrain for distribution traffic. It can be found in vehicles up to the size

of heavy trucks. The advantage of this type of powertrain is that it has

virtually no particulate emissions any more - gaseous fuel ensures clean

combustion.

    Almost all the manufacturers had hybrid vehicles on offer - ranging from

small trucks for local distribution all the way to long-distance trucks. So

this applies not only to the 7.5-tonners. Hybrid technology can pay off even in

40-tonne trucks. In a truck covering a distance of 150,000 kilometres annually,

small savings of just a few per cent add up to a large reduction in CO2.

    Many manufacturers also come with fully electric delivery vehicles up to

3.5 tonnes, some of them even heavier. These vans operate with zero local

emissions and are so quiet they only "whisper." The products of the financial

service providers in the commercial vehicle trade, for example attractive

leasing packages, were the subject of a dedicated specialist event at the IAA.

    Another example of rising efficiency is intelligent, anticipatory

transmission control: an electronic GPS control unit enables the vehicle to

"recognise" the topography of the motorway, and the truck keeps the throttle

open before starting a climb - and on gentle downward slopes it uses

freewheeling. The strategy for changing gears or for operation of hybrid drives

has been optimised to do just this. This is associated with a CO2 saving of up

to 4 per cent, as demonstrated by professional truck testers.

    That the great majority of truck drivers enjoy their job has also been

found in a recent study presented here at the IAA by ZF and Heilbronn

University. For drivers to be even more relaxed and concentrated when carrying

out their highly responsible transportation tasks, the cab now has further

improvements in comfort and quality. Visitors to the IAA had a chance to

experience this at first hand by climbing into the driver's seats of the new

models.

    Safety: alongside efficiency and comfort, of course safety is one of the

main focuses of this IAA. The number of "assistants" supporting the "boss,"

that is the truck driver, is increasing all the time: the emergency braking

assistant, ESP, lane departure warning, and autonomous intelligent cruise

control are just a few of them. Commercial vehicle manufacturers are also

making faster progress and have already equipped their latest models with these

intelligent aids - long before the EU requirements on ESP and driver-assistance

systems come into force in 2014. Naturally, it will take time before they

penetrate the entire market. But here in Hannover one can feel that the demand

for driver-assistance systems in commercial vehicles is continuing to rise.

    Innovations by the suppliers: the large number of innovations presented by

over 1,000 exhibiting supply firms here can be illustrated with a few examples.

I would like to emphasise the considerable efficiency gains resulting from

"intelligent auxiliary consumers" such as air compressors, cooling fluid pumps

and oil pumps. In future these units will be variably and electronically

controlled to meet needs as they occur, and ensure a CO2 saving of up to 3 per

cent. Almost all today's diesel trucks have common-rail systems. The pressure

in the common rail - currently up to 2,500 bar - will continue to increase, and

the next target is 3,000 bar! Higher pressure means better combustion, less

pollution and lower consumption! This opens up prospects for smaller engine

capacities with the same output - and even lower consumption!

    Lightweight construction as a strategic task can be followed like a thread

running through the exhibition halls, especially those of many suppliers. One

example would be the chassis components made of lightweight synthetic composite

materials. Another example is recovering energy from the exhaust, which can

markedly improve engine efficiency. Prototypes are already in operation, and

series production is expected just a few years from now.

    Networking/telematics: a genuine "growth topic" at this IAA is the entire

networking, telematics, which we covered comprehensively in a very

well-attended carIT congress. The strategic task is to optimise the networking

of dispatchers, forwarders and customers in such a way that the complete

logistics chain is always accessible online via a Smartphone. The trailer

manufacturers in particular are very active in the field of telematics. More

transparency leads to greater profitability and increased efficiency.

    The long truck is already a natural fixture at this IAA. The field trial is

under way, and more and more companies are taking part. The initial interim

results are very good: the vehicles demonstrate safe and accident-free

operation, and consumption per tonne-kilometre is much lower. Practical

experience confirms the advantages that we have always pointed out, also at

this IAA.

    This 64th IAA has shown more than ever before that commercial vehicles set

technological trends. This industry is a pioneer in environmental technology

and in efficiency, in alternative drivetrains and in optimising the diesel

engine. There is enormous potential in aerodynamics which we should exploit.

    Moreover, at the IAA it became clear that CO2 reduction is a very key topic

in the commercial vehicle industry - even without regulation! A system of

regulation based on climate-change mitigation appears to be the wrong approach,

in view of this clear development.

    It would be more expedient if the politicians pushed forward other

approaches to optimisation. These include new, innovative approaches to vehicle

dimensions - for instance the long truck - under the principle of "deregulation

instead of regulation." A comprehensive approach to efficiency should include

the following points: driver behaviour, optimum fleet management, alternative

fuels, improvements to the infrastructure, and intelligent traffic control.

    If we in the commercial vehicle sector utilise the market dynamics, then

the competition between manufacturers by itself will ensure progress in CO2

innovations.

    Following this qualitative tour of the IAA, I would now like to give you

some key data:

    The number of foreign exhibitors rose by 8 per cent to 1,047, a proportion

of 55 per cent. First place among the foreign exhibitors goes to China for the

first time (152 exhibitors), followed by Turkey (135) and Italy (134). Our

China Day, Turkey Day and India Day also had the right emphases from the

viewpoint of the market.

    The IAA Commercial Vehicles is a decision-makers' trade fair. The share of

professional visitors is 85 per cent, and on weekdays we recorded top values of

92 per cent. Never before has the IAA Commercial Vehicles been so

international: more than one quarter (27 per cent) of the professional visitors

came from abroad, and on the second exhibition day this proportion actually

reached 46 per cent. The professional visitors came from all continents of the

world: not only Europe (62 per cent), but one trade visitor in five came from

Asia (21 per cent). The proportion of those attending the IAA from Asia is thus

more than twice that in 2010 (10 per cent)! One foreign trade visitor in 11 (9

per cent) came from China alone. Second place goes to the Netherlands (7 per

cent), and third place to Sweden (also 7 per cent).

    Nearly one third of trade visitors are employed in the automotive industry,

and among the foreign trade visitors the figure is one half. Four out of five

IAA trade visitors are involved in purchasing and procurement decisions.

    One particular statement by more than half the trade visitors (55 per cent)

is remarkable: they are planning investments in the commercial vehicle sector

in the next six to 12 months. One quarter of these visitors came to the IAA for

precisely this reason. One third of IAA visitors (35 per cent) are here for the

first time.

    Furthermore: two thirds of visitors arrive at the IAA by car, while 15 per

cent come by rail. Incidentally, the average IAA visitor has once again become

younger. He is almost 40 years old, whereas the average age at the IAA in 2010

was just over 42. The proportion of female visitors rose slightly to 12 per

cent, so one IAA visitor in eight is a woman. Numerous international

delegations visited the IAA, including groups from the USA, China, Japan,

India, Korea, Turkey, Russia and Argentina.

    We had 45 VIP walking tours, which is an increase of 15 per cent compared

to the IAA in 2010. Our high-ranking guests included Federal Transport Minister

Dr Peter Ramsauer, Federal Minister of Economics Dr Philipp Rosler, the State

Premier of Lower Saxony David McAllister, and numerous ministers from the

German states, state secretaries, and members of the German Bundestag and of

the individual state parliaments. The US ambassador, Philipp D. Murphy, was a

guest, as was Shi Mingde, the Chinese ambassador to Germany. Senior staff

members of the European Commission and numerous MEPs also obtained information

at the IAA.

    During my walking tours of the trade fair I have spoken with many

commercial vehicle manufacturers, makers of trailers and bodies, and suppliers.

They are upbeat! We are delighted that the suppliers in particular have

benefited from the positive trend in visitor numbers. The IAA, with its

international nature and its many visitors who are experts in the commercial

vehicle business - and in many cases also potential customers - obviously

creates a constructive atmosphere characterised by confident realism.

    In co-operation with various partners, the VDA has held over 30 specialist

events and symposia at the IAA. I would like to point out especially the

Electric Mobility Congress. And the carIT congress was also a great success. A

total of 4,300 experts attended the specialist events, which ranged from load

securing and numerous awards to financial services, telematics, the Hazardous

Goods Day, long-distance coach services, and of course reducing CO2.

    Apart from the symposia, above all the special shows on the open-air site

were an additional attraction. There were over 1,100 test drives of light and

heavy commercial vehicles. And 1,500 visitors took test drives in electric

vehicles - which is also a premiere at this IAA. The Innovation Stage with its

demonstrations (hosted live) of sustainable road transport also got a keen

response.

    The IAA Commercial Vehicles was also an occasion for us to arouse the

interest of schoolchildren in the topic of freight transport embedded in their

lessons, as part of the campaign to attract young people. In our IAA schools

campaign we invited teachers to explain to their classes the topics of

transport and logistics in a very practical way with an excursion to the IAA.

Around 4,750 teachers and schoolchildren accepted the invitation, which was

nearly 200 children more than came two years ago. We also had classes from

Austria and the Netherlands, who came a long way to the IAA. The programmes for

future engineers - GoIng and WorkING - attracted 500 participants. And of

course the historic vehicles, the American Trucks and the collectors' fair

"Automania" were again hugely popular with the public at this exhibition.

    So, today we can say the results from IAA are extremely positive. And at

this point we would like to thank the Deutsche Messe AG for its support, its

professional work and its exceptional orientation on service.

    After the IAA is before the IAA: one year from now the 65th IAA Cars will

begin in Frankfurt am Main (12 to 22 September 2013), and in 2014 we will be

back here in Hannover at the 65th IAA Commercial Vehicles (25 September to 2

October 2014). We are looking forward to those events!

    Eckehart Rotter

    VDA

    Tel.: +49-30-897842-120

    Mail: rotter@vda.de

    http://www.vda.de

    Source: German Association of the Automotive Industry (VDA)

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