戦災資料館開館10周年記念誌「語り継ぐ長岡空襲」を発行

長岡市

平成25年11月5日

長岡市

戦災資料館開館10周年記念誌「語り継ぐ長岡空襲」を発行

昭和20年8月1日の空襲により、新潟県長岡市のまちは、B29による大規模爆撃により瞬く間に炎に包まれ、市街地の8割が焼け野原となり、現在分かっているだけでも1,484人もの命が奪われました。

長岡戦災資料館は、空襲による悲劇と平和の尊さを次の世代に伝えるため、平成15年7月に市と市民のみなさんが一緒になって作った施設です。 

本年で開館から10周年という節目を迎え、入館者数は5月には累計で20万人を超えました。

今回、10周年記念誌「語りつぐ長岡空襲」を発行し、これまでのあゆみを紹介するとともに、殉難者の名簿、死亡場所及び遺族から寄せられた遺影写真を掲載していることは全国でも類のないものになっており、恒久平和への想いを長岡から全国に発信します。

1 10周年記念誌「語りつぐ長岡空襲」の発行

  主な内容:

   ○戦災資料館10年のあゆみ

   ○長岡空襲体験者が苦渋を乗り越えて語る体験記12編

   ○現在まで確認されている長岡空襲殉難者1,484人の名簿及び死亡場所等の一覧

   ○遺族から戦災資料館に寄せられた長岡空襲殉難者293人の遺影写真

   ○空襲で焼失した街並みを表示した国民学校区別住宅焼失地図9点  

  定  価:1,500円(11月1日から頒布予定)

  頒布場所:戦災資料館

  体  裁:B5版、フルカラー、191ページ

  発行部数:800部

  その他:市内小中学校、全国の平和・戦災関係施設などへ寄贈します。 

2 10年間の主な歩み

  平成15年7月   戦災資料館の開館(大手通2丁目のまちなか考房内)

     〃      長岡空襲体験座談会を初開催         

  平成17年8月   市民の募金で制作した母子像を設置

  平成18年7月   長岡空襲体験画展を初開催

  平成20年7月   現在地に移転(城内町2丁目森山ビル内)

  平成21年7月   長岡空襲殉難者追慕の集いを初開催

  平成23年9月   映画「この空の花-長岡花火物語」への撮影協力

  平成25年5月   入館者20万人達成(9月末現在の入館者 207,776人)

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10周年記念誌「語りつぐ長岡空襲」

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