スマートデバイスと連携できる決済用周辺機器を発売

2014/2/26 10:10

2014年2月26日

セイコーインスツル株式会社

スマートデバイスと連携できる決済用周辺機器「AT-5200」を発売

～決済システムを手軽に導入したい店舗向け～

　セイコーインスツル株式会社（略称：SII、社長：村上斉、本社：千葉県千葉市）の100%子会社で情報端末の製造販売とデータセンター運営を行なっているエスアイアイ・データサービス株式会社（以下：SDS、社長：小林良夫、本社：千葉県千葉市）は、スマートデバイスと連携して無線で決済業務を行う決済用周辺機器「AT-5200」を開発し、4月から出荷を開始します。

　「AT-5200」は、決済システムを手軽に導入したい店舗向けに開発したもので、カード決済に必要なオートカッター付きプリンター、MS（磁気）・ICのカードリーダー、暗証番号を入力する数字が配列されたPIN PADが一体化されたオールインワン端末です。「AT-5200」は、決済用アプリケーションソフトが搭載されたスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスと組み合わせて決済業務を行います。

　店舗では、「AT-5200」をSII製Wi-Fiアクセスポイント付無線ルーター「SkyBridge MB-A110」（以下「無線ルーター」）を使ってスマートデバイスと連携します。スマートデバイスは、無線ルーター経由で有線・無線（FOMA、LTE）の専用回線、または独自に構築した閉域網によるセキュアな環境で情報処理センターと通信することによって、安全な環境で決済業務を行うことができます。また、無線ルーター1台でスマートデバイスや「AT-5200」を複数台つなげることができるので、安価な通信料で手軽に導入することができます。

　また、「AT-5200」は、レジ台の上でPOSシステムと並べてもスペースを取らず、お客様のそばまで持ち運ぶことも可能です。催事・イベント会場での簡易レジ、お客様の目の前での決済にも使えます。

　なお、「AT-5200」は、3月4日～7日に東京ビッグサイトで行われるリテールテックジャパンのＳＤＳブースで出品します。

　【主な特長】　　　

１．スマホやタブレットＰＣでの安全な決済を可能とするオールインワン決済用周辺機器

「AT-5200」はオートカッター付きプリンター、MS（磁気）・ICカードリーダー、ＰＩＮＰＡＤを一体化しているため、「AT-5200」と組み合わせるだけでスマートデバイスでの決済業務が行えます。また、ＰＣＩ-ＰＴＳ 3.１、ＥＭＶ、DUKPT等の規格への対応を予定しており、セキュリティ対策も万全です。

２．レジ横にすっきり置けるサイズ

「AT-5200」はタブレットPCを使ったPOSシステムと並べてもマッチするデザインで、設置スペースも最小限で済みます。

３．レジ周りだけでなくお客様のそばまで持っていける可搬性

「AT-5200」は大容量バッテリーを搭載しているため、無線ルーターのWi-Fi通信が届く範囲であれば持ち運んで利用できますので、お客様の目の前で決済することも可能です。

４．回線工事不要で設置も簡単※１

無線ルーターはAC電源さえあればどこでも簡単に設置できます。ビル内や屋外での催事、イベント会場への出店／退店時には回線工事が不要です。

５．複数台使用時も無線ルーターは１台のみで安価な通信料を実現※１

無線ルーターにはWi-Fi経由で「AT-5200」やスマートデバイスを合計10台まで接続可能です。「AT-5200」を複数台お使いの場合でも通信料は１台分で済みます。また、複数台のスマートデバイスで１台の「AT-5200」を共有すれば端末代金もお得になります。

６．安心の保守サービスを標準サポート※１

FOMA、LTEの電波状況／無線ルーターの動作状況などについて、お客様からのお問い合わせ窓口とリモート保守サービスを２４時間３６５日用意しています。また、無線ルーターや「AT-5200」の故障時には代替機を翌日にお届けいたします。※2

※1…当社製無線ルーターセット時の特長　　

※2…お問い合わせの時刻やお届け地域によってはお届けが翌々日になることもあります。