株式会社エスキュービズム・ホールディングスへの出資について

電通

株式会社電通と電通の100%子会社である電通デジタル・ホールディングスは、DDHが運営する電通デジタル投資事業有限責任組合を通して、株式会社エスキュービズム・ホールディングスに総額約2億円の出資を行いました。

2014年6月4日

株式会社電通

株式会社エスキュービズム・ホールディングスへの出資について

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円、以下「電通」)と電通の100%子会社である電通デジタル・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:遠谷 信幸、以下「DDH」)は、DDHが運営する電通デジタル投資事業有限責任組合(通称、電通デジタル・ファンド)※1を通して、株式会社エスキュービズム・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:薮崎 敬祐、以下「エスキュービズム」)に総額約2億円の出資を行いました。

今回出資したエスキュービズムは、eコマース(以下EC)事業者向けソリューションの提供とリテール事業を展開し、急成長を遂げているベンチャー企業です。

今日、EC領域における顧客の課題は、集客方法、販売方法、コンテンツづくり、CRM、オムニチャネル化など多岐にわたりますが、本年2月には、電通はエスキュービズムとの業務提携を発表し、こうした課題に柔軟に対応できるECソリューションである「DECIDE」※2の開発と販売に乗り出しています。

今回の出資目的は、両社の提携関係をより強固なものとし、電通グループのEC領域への取り組みを強化、加速することにあります。また、エスキュービズムは4月に持株会社化し、新たな事業体制のもと、さらなる事業成長に向けた歩みを進めており、電通グループとしては、電通デジタル・ファンドによるサポートならびに協業による事業シナジーを通して、同社のさらなる成長を支援してまいります。

エスキュービズムの会社概要は以下のとおり。

<会社概要>

会 社 名 : 株式会社エスキュービズム・ホールディングス

代 表 者 : 薮崎 敬祐(代表取締役社長)

設立年月日 : 平成18年5月11日

資 本 金 : 142,075,640円(資本準備金61,825,320円を含む)

所 在 地 : 東京都港区芝公園2丁目4番1号

従 業 員 数: 150名(グループ9社合計)

  事 業 内 容: EC事業者向けソリューション「EC-Orange」の提供およびリテール事業

投資の概要 : 電通デジタル・ファンドがエスキュービズム普通株式を約2億円で既存株主から譲受

※1 電通デジタル・ファンドは2010年10月に組成したもので、その目的は電通グループのデジタル事業の成長加速と、日本のみなら

ず米国、中国などのデジタル・コミュニケーション市場の健全な発展に貢献することにあります。

重点投資領域は、デジタル・マーケティング・プラットフォームおよびデジタル・メディア 、デジタル・テクノロジー、ソーシャル・

マーケティング、デジタル・デバイス開発、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデル展開などです。

※2 「DECIDE(Dentsu E-Commerce Ideal Designing Engine)」は、企業規模やEC事業におけるそれぞれの課題に柔軟に対応する

ため、モジュールを組み合わせることで安価にサービスを提供できるソリューションです。また、受注データ、サイト内の行動データ、

広告の出稿データなどを組み合わせ、統合的なマーケティング・データとして活用できるソリューションを目指します。

以 上

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