家庭用電力を自給するオフグリッド専用モデル パーソナルエナジー338を発売

慧通信技術工業

再生可能エネルギーの電力会社の受け入れが保留される問題を解決する技術、オフグリッド。 家庭用電力を自給するオフグリッド専用モデル パーソナルエナジー338を発売

2014/10/28

慧通信技術工業株式会社

株式会社WQ

家庭用電力を自給するオフグリッド専用モデル パーソナルエナジー338を発売

 慧通信技術工業株式会社(神戸市 代表取締役 粟田 隆央)では独立電源システム、パーソナルエナジーの家庭用オフグリッド専用モデルとして「338」を開発、12月1日より発売いたします。

 2012年の発売開始から、その連続可用性が高く評価されているパーソナルエナジーは公共インフラ設備や医療機関など産業特殊分野を中心に多くの納入実績があります。

 他方、早くからパーソナルエナジーの先見性とその性能に期待する皆様から家庭用システム発売へのご要望が数多く寄せられておりましたが、市場環境など時期尚早との判断により、発売を見合わせておりました。

 パーソナルエナジーは弊社独自の高速充電、放電技術により、太陽光発電や風力発電などの外部電源のみで、電力会社の電力に頼ることなく電力を産みだす、画期的なオフグリッドシステムです。

 まだ日本では聞きなれない「オフグリッド」ですが、欧州や米国では一般的なエネルギーシステムの形態です。

オフグリッドのグリッドとは電力網を指し、その電力網=グリッドからオフ=離れる、ことを意味します。

欧米では電力インフラが整っていない山岳地域や電力売買よりも自己消費のメリットが高い地域などでオフグリッド市場は成長を続けています。

 日本では太陽光発電設備の導入急増を背景に、九州、沖縄地方を含む電力会社5社が再生可能エネルギーの受け入れを保留する問題が起きています。

需要と供給のバランスを維持するため、これ以上の再生可能エネルギーの混入は現在の電力網=グリッドでは持ちこたえられない、とされています。

この問題を解決する有効な技術としてオフグリッドによる再生可能エネルギーの全部自己消費技術は注目されています。

特に家計分野については、今後も電力価格の高騰が予想されることから、自ら電気を作り、自ら消費する、オフグリッドユーザーが出現し草の根で広まりつつあります。

 こうした背景から、元来、強固で長期安定性を誇る、パーソナルエナジーの一般家計分野への導入時期が到来したと判断し、家庭用オフグリッド専用モデル 「パーソナルエナジー338」の発売を決定いたしました。

 家庭用オフグリッド専用モデル「パーソナルエナジー338」の販売につきましては、株式会社WQに独占委託し、12月1日より沖縄地方より先行販売いたします。

品名 パーソナルエナジー338

出力 6kw (100V-3kw エアコン用200V-3kw)

充電容量 8kwh

スマートメーター機能搭載

形状 600mm×700mm×1600mm (屋内仕様)

重量 約360kg

太陽光発電3kwpによる充電時間 約2.8時間(晴天時)

発売開始時期 2014年12月1日

販売会社 株式会社WQ

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