子どものおねしょに関する意識調査

2015年2月26日

おねしょ卒業!プロジェクト委員会

フェリング・ファーマ株式会社

月に数回以上おねしょをするお子さんをお持ちの母親1,000名を対象に

子どものおねしょに関する意識調査を実施

負担に感じている方の約4割が「いつ治るか不安」と回答

8割の方が「医師に相談したことがない」

おねしょの治療に関する正確な情報を患者さんとそのご家族に提供している「おねしょ卒業!プロジェクト委員会」とこれに協賛するフェリング・ファーマ株式会社は、月に数回以上おねしょをするお子さんをお持ちの母親1,000名を対象とした意識調査を実施しました。

その結果、お子さんのおねしょで「負担に感じる」「負担に感じるときがある」と回答した方のうち、7割が「洗濯など、濡れた衣服や寝具の後始末」に負担を感じ、4割が「いつ治るのか、本当に治るのか不安」と回答しています。

また、全体の8割(80.7%)の方が「医師に相談したことがない」と回答し、そのうちの半数(51.0%)は「医師に相談し、治療を受けることができることを知らなかった」と回答しています。子どものおねしょ(夜尿症)は適切な治療を行うことで治癒にかかる期間を短縮できることが、まだ社会的に広く知られていないことが浮き彫りになりました。

当委員会とフェリング・ファーマ株式会社は、今後も子どものおねしょの治療に関する情報提供をはじめ、啓発活動に取り組んでまいります。

「子どものおねしょに関する意識調査」の結果は次頁以降をご参照ください。

■調査概要

内  容 : 子どものおねしょに関する意識調査

実施方法 : インターネット調査

調査対象 : 月に数回以上おねしょをする5歳から10歳までのお子さんを

お持ちの全国の母親1,000名(有効回答数)

調査時期 : 2015年1月28日(水)~1月30日(金)

(別紙)「子どものおねしょに関する意識調査」の結果より

●おねしょは気になるが、他人には相談しない?

全体の7割以上(76.7%)の母親が「いつも気になっている」「おねしょをしたときは気になる」と回答しています。その一方、お子さんのおねしょについてまわりに相談したことがあるかを尋ねると、ちょうど7割の母親が「相談したことがない」と回答しました。

●8割(80.7%)の方が「医師に相談したことがない」と回答

医師に相談したことがない人は80.7%を占め、そのうちの51.0%の方が「医師に相談できることを知らなかった」との回答でした。一方で、治る可能性があるなら医師に相談しようと思うかを尋ねたところ、約6割(59.6%)の母親が「相談する」「相談するかもしれない」と回答しました。

●負担を感じる方の約4割が「いつ治るか」に不安

お子さんがおねしょをしていることで負担を感じているかを尋ねたところ、「常に感じている」は23.7%で、「常ではないが、度合いは大きい」の24.7%と合わせると48.4%の方が、子どものおねしょに負担を感じていると回答しました。

その負担の内容としては、「洗濯など、濡れた衣服や寝具の後始末」が73.2%で、その次に多かったのが「いつ治るか、本当に治るか不安である」の43.3%でした。身体的な負担だけでなく、精神的な負担を感じている方も少なくないことがわかりました。

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