「第2次スムージーブーム」が到来!? ヘルシースナッキング、オフィス食育などの潮流も後押しに
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、このたび、「第2次スムージーブーム」をテーマにレポートします。
2018年3月5日
トレンド総研
~2018年 トレンド予測レポート~
「第2次スムージーブーム」が到来!?
“朝食”だけでなく、“間食”シーンにも需要が拡大
ヘルシースナッキング、オフィス食育などの潮流も後押しに
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研(東京都渋谷区)は、このたび、「第2次スムージーブーム」をテーマにレポートします。
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1:「第2次スムージーブーム」とは?
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2012年頃から人気に火がつき、すっかり定番化した「スムージー」。そして現在、再びスムージーへの注目が高まっており、「第2次スムージーブーム」とも言える現象が起きつつあります。
その背景にあるのが、間食シーンにおける需要の拡大です。最初にブームが起きた2012年からの数年間は、“朝食”としてのニーズが中心でしたが、最近では“間食”としてスムージーを楽しむ人が増えています。
そこで今回、トレンド総研では、第2次ブームのカギとなる、間食シーンでのスムージー需要について、調査および専門家へのインタビューをおこないました。
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2:間食シーンでのスムージー飲用に関する調査
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はじめに、20~40代の働く女性500名を対象に、スムージーの間食需要についてアンケート調査を実施しました。
<調査概要>
・調査対象:20~40代 有職者女性500名(年代均等割付)
・調査期間:2018年2月14日~2月15日
・調査方法:インターネット調査
◆午後のおやつ、夕方の小腹満たし、残業時…大多数の女性が間食習慣アリ!
まず、女性たちの「間食」に対する実態を把握するため、「普段、間食をとることがありますか?」と聞いたところ、67%が「よくある」、29%が「たまにある」と回答。合計すると、96%と大多数の女性が、間食の習慣があるということになります。具体的な「間食シーン」としては、「午後のおやつとして」(75%)が最も多く、以下、「夕方の小腹満たしとして」(54%)、「午前中のおやつとして」(34%)、「残業時など、夕食までのつなぎとして」(30%)と続きました。
◆約7割が「スムージーは間食に適している」と回答! その理由とは?
そんな女性たちに、「スムージーは間食に適していると思いますか?」と聞くと、実に約7割(67%)が「そう思う」と回答。その理由としては、「栄養が摂れるから」(71%)、「野菜が摂れるから」(67%)がツートップとなったほか、「カロリーが低いから」(34%)、「コンビニなど近くの場所で買えるから」(32%)、「腹もちがよいから」(29%)などの回答も目立っています。ヘルシーで手軽にとれるスムージーは、間食との相性が良いと考える人が多いようです。
◆実際に「間食シーン」でスムージーを楽しんだことがある人も、半数近くに!
また、実際に「スムージーを間食シーンで飲んだ経験はありますか?」と聞くと、44%と半数近くが「ある」と回答。具体的な声としては、「チョコレートやスナック菓子などと違い、スムージーであれば栄養も取れて、罪悪感が少ない」(24歳)、「おなかがすいているけれども食事をするほどでもないという時にぴったり」(41歳)、「ヘルシーで栄養があるのに、甘みがあるため満足感を得られる」(35歳)などの回答がみられています。
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3:専門家に聞く、「第2次スムージーブーム」の背景
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続いて、間食需要を中心とした「第2次スムージーブーム」について、女性のトレンドに詳しい、ハー・ストーリィの日野佳恵子さんにお話を伺いました。
<専門家プロフィール>
日野 佳恵子(ひの・かえこ) / マーケティングコンサルタント
株式会社ハー・ストーリィ代表取締役。島根県生まれ。広島市でタウン誌の編集長、広告代理店プランナーを経て、1990年にハー・ストーリィを創業。女性特性マーケティングという女性特有の購買行動を研究。理論「クチコミュニティ・マーケティング」(登録商標)を確立。講演は年間100本を超える。主な著書にベストセラーとなった『クチコミュニティ・マーケティング』、その続編『クチコミュニティ・マーケティング2』、『ファンサイト・マーケティング』『「ワタシが主役」が消費を動かす』などがある。一般社団法人クチコミュニティ・マーケティング協会会長、一般社団法人プラチナエイジ推進協会理事、一般社団法人整理整頓マイスター協会理事なども務める。
◆日本におけるスムージートレンドの変遷
そもそも日本で「第1次スムージーブーム」が起こったのは2012年頃。海外発の新トレンドとして、モデルやタレントなど美容感度の高い女性たちの間で話題となりました。その後、一般女性の間でもスムージーを取り入れたダイエット本などが人気を集め、一大ブームに。スムージー作りに便利なミキサーの売上がアップしたり、飲料メーカーがスムージー商品を新発売したりと市場も大きく拡がりました。
そして今、「第2次スムージーブーム」が起きつつあります。これまでは、“朝食”に飲むというイメージが強かったスムージーですが、最近は“間食”シーンでも、スムージーを楽しむ人が増えているようです。
◆スムージーの間食需要アップ、背景にあるのは「ヘルシースナッキング」と「オフィス食育」
「第2次スムージーブーム」の背景にあるのが、恒常的にヘルシーでありたいという意識の広がり。中でも「ヘルシースナッキング」の考え方の浸透は象徴的です。「ヘルシースナッキング」とは、ヘルシーな間食が、極端な空腹やドカ食いの防止になったり、血糖値の急上昇を抑制したりすることで、栄養補給やダイエットにつながる、という考え方。こちらもスムージー同様、海外発のトレンドで、昨年頃から日本でも注目されるようになってきました。野菜などの栄養不足を補え、満足感も得られるスムージーは「ヘルシースナッキング」にぴったり。また、カットフルーツやナッツをトッピングした「スムージーボウル」など、間食シーンにあわせて「食べごたえ」を重視したり、「スイーツ感覚」で楽しんだりできるアレンジも人気を集めています。
さらに近年は、従業員の健康的な食生活を支援する取り組みをしている企業も増えています。いうなれば、「オフィス食育」といったところ。野菜の宅配や出張マルシェなどのほか、オフィスでスムージーを提供・販売する企業も登場しています。こうした流れも、仕事で一息つきたいときや、残業などのタイミングでのスムージー需要を後押ししていると言えそうです。
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4:お店で楽しめる「間食スムージー」
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そして最近では、間食にぴったりなアレンジを加えたスムージーを提供する店舗も注目を集めています。
■マルゴデリ 恵比寿
厳選された食材を使ったヘルシーメニューが人気の「マルゴデリ 恵比寿」。こちらで提供されているのが、全7種類の「スムージーボウル」です。「スムージーボウル」とは、スプーンですくって楽しむ“食べる”スムージーのこと。ベースとなるスムージーはもちろん、アレンジに使われているトッピングにも注目です。
例えば、「キンググリーンミックス スムージーボウル」には、ケールあるいは小松菜、そしてバナナ、アボカド、リンゴ、デーツで作ったスムージーにヘンプシード、ビーポーレン、クコの実、バナナ、メープルピスタチオグラノーラがトッピングされています。見た目が華やかなのはもちろん、食べごたえも抜群で、朝食はもちろんのこと、間食シーンにもぴったりです。
▽「マルゴデリ 恵比寿」店舗情報
・住所:東京都渋谷区恵比寿西1-17-1 プルミエール恵比寿 1F-A
・アクセス:「恵比寿駅」から徒歩5分、「代官山駅」から徒歩6分
・営業時間:<月~土>9:00~21:00 <日・祝>11:00~20:00
■FICO&POMUM
「FICO&POMUM(フィコ&ポムム)」は、「RICH/HEALTHY/FRUITFULL」をコンセプトに、フレッシュな野菜や果物を使ったスムージーやフードを提供するお店。ほうれん草やケールなどをブレンドした「ケールグリーン」といったベジタブルスムージーはもちろんのこと、スイーツ感覚で楽しめる、果物ベースのスムージーも充実しています。
中でも人気が高いのが、ストロベリー、バナナ、プレーンヨーグルト、有機豆乳、有機アガペシロップをブレンドした「ストロベリーバナナ」。素材の味が存分に楽しめる、濃厚な本格スムージーは、満足感たっぷりです。また、同店で提供されるスムージーには、オプションでさまざまなトッピングやブレンドが可能。ドライココナッツ、生アーモンド、ドライイチジク、ドライデーツ、有機チアシードなどの中から、お好みにあわせてセレクトすることができます。
▽「FICO&POMUM JUICE」店舗情報
<青山店>
・住所:東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル1F
・アクセス:「表参道駅」から徒歩3分
・時間:8:00~21:00
<丸ビル店>
・住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビルB1F
・アクセス:「東京駅」から徒歩1分
・時間:<月~土>11:00~21:00 <日・祝>11:00~20:00
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 トレンド総研
- 所在地 東京都
- 業種 広告・広報
- URL http://www.trendsoken.com/
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