名勝・渉成園(枳殻邸)が20年ぶりの夜間一般公開

東本願寺

2018/8/18

真宗大谷派(東本願寺)

京都駅から徒歩圏内

名勝・渉成園(枳殻邸)が20年ぶりの夜間一般公開

~渉成園の中心にある印月池をライトアップします~

京都駅から徒歩10分に位置する渉成園(しょうせいえん)〔京都市下京区〕では、8月24日(金)・25日(土)の2日間限定で、夜の一般公開を実施いたします。

印月池。日中とは違った景色を見ることができます

 

渉成園は、東本願寺(京都市下京区/真宗大谷派の本山)の飛地境内地であり、国の名勝にも指定されている「池泉回遊式庭園」です。普段は日中のみの公開ですが、このたび、夏の夜の少しでも涼しい時間帯に、渉成園の魅力を知っていただこうと、2日間限定で夜間の公開を行うこととなりました。

夜間に一般公開をするのは、1998年以来20年ぶりです。京都駅から徒歩圏内にありながら、静かな夜を、歴史ある庭園にてライトアップと共にお楽しみいただけます。

夜間公開 開催概要

期  間 2018年8月24日(金)・25日(土)

開園時間 各日18:00~21:00(最終受付20:30)

※両日とも、昼間の開園時間は通常どおり9:00~17:00(最終受付16:30)で開園しますが、17時から18時までの間は一度閉門します。

寄 付 金 庭園維持寄付金500円以上

場  所 渉成園(しょうせいえん)〔枳殻邸(きこくてい)〕

       京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町

        ≪アクセス≫ 

          ○JR京都駅より徒歩10分

          ○地下鉄・五条駅より徒歩7分

※ご来園は、公共交通機関をご利用ください。

※渉成園へお越しの際は、西側の正面通り入口よりお入りください。

※夜間公開は、立ち入り可能エリアを制限して行います。昼間の通常公開とは異なりますので、あらかじめご了承ください。また、庭園の芝生等保全のため、原則三脚の使用は禁止しておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

●「渉成園」概要と歴史

渉成園(しょうせいえん)は、東本願寺第十三代・宣如上人が、徳川家光から東本願寺の東側の土地を寄進され、つくられた庭園です。宣如上人は1653(承応2)年に退隠して自らの隠居所をそこに定め「渉成園」と名づけました。また、周囲に枳殻(カラタチ)を生垣として植えたことから「枳殻邸(きこくてい)」とも称されるようになりました。渉成園は、以来、東本願寺歴代の隠居所となり、詩歌・茶の湯・能狂言などに親しむ場としても整備されてきました。

庭園は「池泉回遊式庭園」であり、洛北詩仙堂を開いた石川丈山の作庭と伝えられています。約1万600坪の敷地の中に、大小2つの池と数棟の茶室、そして、御本尊を安置する園林堂と書院群があり、江戸時代には、儒学者で漢詩人でもある頼山陽が渉成園を訪れ「渉成園記」を記し、その風雅を讃えています。

現在は、東本願寺の飛地境内地の庭園として一般公開し、多くの方々が訪れ四季折々の景色を楽しんでいます。また、1936(昭和11)年には、文人趣味に溢れる仏寺庭園として国の名勝に指定されました。

≪通常公開概要≫ 通常は下記のとおり公開しています。年中無休

○開園時間 【3月~10月】9時~17時(受付は16時30分まで)

      【11月~2月】9時~16時(受付は15時30分まで)

○庭園維持寄付金 庭園施設の維持・保全のため、参観者お一人につき500円以上の協力寄付金をお願いしています。高校生以下250円以上。500円以上で「渉成園ガイドブック」を贈呈。

    ≪渉成園ホームページhttp://www.higashihonganji.or.jp/shoseien/

★同日開催として、渉成園から徒歩3分ほどの東本願寺前では、「京都 食とアートのマーケットin東本願寺」を開催(24日19:00~御影堂門ライトアップ/25日10:00~17:00マーケット)。あわせてご来場ください。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

印月池にかかる侵雪橋

印月池。日中とは違った景色を見ることができます

京都タワーも一緒に写真撮影できます

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